関西空地空家見守り隊参上

親が老人ホームに入ってしまった?
親から実家など不動産を相続したがそのまま放置している?
そんなご事情で空家のまま放置されている実家が激増しています。
きっと子供のあなたのご近所でもそんな雑草が生い茂っているようなお家のひとつやふたつは見かけられているのではありませんか?

『そんなことを言ってもこっちは遠く離れて住んでいて、そもそも管理もできませんから仕方ないじゃないですか!』
とご事情はよくわかるのですが、それでご近所さんたちが大迷惑しているのですよ。

空き家の親の持ち家(実家)や空地の放置は社会問題化しています。

ニュースでも取り上げるくらい、全国で空家問題が数多く起こっていますが、なぜみんさん放置したままなのでしょうか?

様々な理由で放置される親の持ち家(実家)の理由

親の持ち家が空き家で放置されるのには様々なご事情や理由があります。

  • 高齢の親が入院した。
  • 高齢の親が老人ホームへ入所した。
  • 相続が発生したが、遺産相続でもめている。
  • 親の思い出の家を売却する決断ができない。
  • いずれは帰って住むかもしれない。

そんな様々なご事情を解決するには時間が必要なのですがその間も放置はできないのです!

親が亡くなって空家のまま放置された実家はすぐに売れなくなります!貸せなくなります!
それでも空家のまま放置された相続した親の家はまったく減少する傾向は無く、どんどん増えてきています。

空家対策特別措置法が施行されたことをご存知ですか?

今や社会問題化している空家問題で政府も『空家等対策の推進に関する特別措置法』(通称:空家対策特別措置法)が平成26年11月に成立しました。
この空家特別措置法という法律では
・空き家の実態調査
・空き家の所有者へ適切な管理の指導
・空き家の跡地についての活用促進
・適切に管理されていない空き家を「特定空家」に指定することができる
・特定空家に対して、助言・指導・勧告・命令ができる
特定空家に対して罰金や行政代執行を行うことができる
ということが可能になりました。

とはいうものの私自身は
「まぁかなりど田舎の今まさに倒壊の危険のあるオンボロな家の話?」
なんて正直タカをくくっていました。
しかし、現実に少し流れが変わってきたのかもしれません。

現実に目撃した空家特別措置法で特定空家の指導がきてしまった家

田舎ではなく都会のど真ん中の大阪市内でもこんな張り紙を見ることがありました。

空家対策特別措置法の指導の張り紙

どれだけ古くて倒壊の危険が今すぐにあるかというと・・?

空家対策特別措置法の指導の家

いかがですか?私には今すぐ倒壊の危険のあるようには見えませんでしたし、この程度のオンボロな家ってあちこちにゴロゴロあるような気がします。しかし、指導が入った以上すぐに対処しないと役所が強制代執行で建物を取壊してしまうケースも最悪あります。
もちろんその建物解体費用は所有者に請求されます。

やっぱり近隣住民からの苦情が一番怖いんじゃないでしょうか?

すぐに解体しようとしてもその解体費用は年々高騰しています。(かるく百万単位になります)
解体して建物が無くなると固定資産税・都市計画税なども約6倍にドカンと跳ね上がってしまいます。
解体しないとしても指導を改善するための工事は相当な費用は覚悟しなければなりませんし、
住みもしない家に何百万円もかけるなんてナンセンスですよね?
ですから、役所などからの特定空家の指導はなんとしても避けなければいけません。

しかもこの危険な空家と認定される「特定空家の指定基準」は明確ではありません。
やっぱり近隣住民からの苦情が一番怖いような気がします。

しかし、そのまま親の持ち家(実家)を空き家のまま放置されているご近所さんの気持ちも理解できます。

台風・地震などによる倒壊!
防犯・防火の問題!
雑草などが生い茂ったりしてご近所に大きな迷惑をかけてしまう!

しかし、
遠く離れて住んでいる!
仕事が忙しくて、見に行けない!

そんな方も多いですよね?