親の死後、実家の管理にギャップ
予定では「売る」つもりでも、実際は「相続しなかった」が最多

「親父もオフクロもまだまだ元気だし、
 親が死んだ後の実家のことを考えるなんてまだまだ早いんじゃないかな?」

そう考えている子供たちがほとんどだと思います。

でも、現実にほとんどの方が親が亡くなった後の実家ってほとんどなにも利用しないんですね。
そんなアンケート結果をご紹介しておきますね。

親の住まいについて聞いたところ、13.2%はすでに親が亡くなっており、存命中の方を含めた持ち家率は87.8%でした。
「親が亡くなった後、親の持ち家をどう活用する/したか」という質問に対し、
【親が存命中の方】は
「売る」(29.8%)、
「相続しない」(22.5%)、
「引っ越して自分が住む」(21.7%)
となりましたが、
【すでに親が亡くなっている方】では、
「相続しなかった」(36.4%)、
「売った」(22.7%)、
「引っ越して自分が住んでいる」「取り壊した」(ともに12.1%)
と、実際には相続しないケースが多いことがわかりました。
また、【親が存命中の方】は、
自分が住んだり売ったり、自分で管理できると考えているのに対し、
【親が亡くなっている方】の回答を見ると、
現実は相続しないということが多いようです。
【ALSOKニュース】空き家に関する意識調査|2015年2月12日

子供もいらない親の実家

実家って「不便」「オンボロ」「住みにくい」ものなんです。

昔の自分達が住んでいたころにはそんな不便だとか?オンボロだとか?住みにくい?なんて絶対に思ってはいなかったでしょうね。
でも、いざ相続が発生して「親が住んでいた実家をどうしよう!」という問題に直面したときに実家って頭の痛い問題となって相続人である子供たちにふりかかってくるものなんです。

一番簡単な問題解決は「実家なんて相続しない!」という選択なんですが、それでは他の兄弟姉妹たちに大きな迷惑がかかります。

「私は実家なんていらないからね、でも現金や預金はきちんと分けようよ!」
そんな申し出が嫁いでいった姉や妹からあったらどうします?

田舎であればご近所や親戚の目もあるかもしれません。
しぶしぶ実家を相続した長男などの息子達は、実家を相続したために相続の取り分は減るし空き家の実家の管理は手間やお金がかかすものですから、たまったものではありません。

そして、いざ売却しようとした時に
「えぇぇぇ!親父たちの家ってこんな価値しかなかったの?」
なんてことも珍しくないのです。

また、そんな頭の痛い実家問題を放置してなにもよいことはありません。
予め最悪のことを想定して対策を立てておくのが遺産相続では一番良い対策なんですね。

笑顔の江本

兄弟姉妹思いのあなたがまさか、誰かに実家を押し付けたりなんてしないとは思うのですが・・・・

しかし、「もし親父やオフクロが亡くなったらこの実家は売却しよう」なんてなかなか切り出しにくいものですが、現実に予め話し合っておかないとあとが大変です。
また実家という土地建物の不動産は価値がなかなかわかり難いものですし、いざ売却となったときに大きな問題も出てくるものなのです。
例えば、「親の名義だと思っていたら登記名義人は何十年も前に亡くなっている祖父名義だった」とか隣地との境界がわかならんくて買主に二束三文で買い叩かれてしまった。売却時の税金を少なくするために購入した時の契約書がどこにあるかわからない?
などなどさまざまな問題が起こるものです。

なにより「だいたいいくらくらいで売れるのか?」がわかっていないと兄弟姉妹たちで遺産分割の話も絵に描いた餅でなかなか現実的に進んではいきません。

「実家は将来売ってしまう?」なんて親には言い出しにくいものですから、せめて兄弟姉妹たちだけでも話し合っておきましょう

いざ、実家を売却するときにはいろいろ大変な手続きが必要になってきます。
スピーディな実家売却は相続人全員の考え方や一致していないとできないものなのです。

いくらで売る?いくらで売れる?
それだけでもしっかりと調べておいてくださいね。
相場だけでもわかっていれば遺産相続の話もスピーディーに解決するものです。

親の家(実家)にいくらの価値があるのか?
親から相続する土地建物マンション(不動産)の実家はいくらで売却できるのか?
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