介護の為に退職

介護離職者が5年で倍増という現実

日本経済新聞で気になるデータが掲載されていた。

介護離職者が5年で倍増 13年9.3万人、40~50代女性で顕著
 家族の介護のために仕事を辞める人が急増している。2013年の介護離職者は前年比41%増の9万3000人。高齢化が加速するなかで、5年前の2倍に膨らんだ。特に40~50代の女性が目立ち、介護の負担が女性に偏っている実態が浮き彫りになった。

 厚生労働省の雇用動向調査を基に、離職理由に介護を挙げた人を集計した。男女で比べると、13年の介護離職者のうち、女性が7万人と76%を占めた。女性の年代別で最も多いのは、親の介護が必要になる40代後半(1万8000人)。50代前半(1万2000人)、50代後半(1万人)が続いた。子育てが一段落して再び働きやすくなる年代でもあるが、親の介護で離職を余儀なくされるケースが多い。

 一方、男性は2万3000人で、年代別では50代後半の6000人が最も多かった。このうち60代後半以上は4000人で、年代別の人数で女性を唯一上回った。

 国内で働き盛りの人口が減っているなかで、政府は女性や高齢者の就労を促している。働きたくても介護で働けない人が今後も増え続ければ、労働人口の減少に拍車がかかる可能性がある。
日本経済新聞より

家族の介護の為に仕事を辞める人が目立って増えてきたようです。

政府は【介護休業制度】の利用を進めていますが、一向にそれが浸透していません。

あまたは、
「親の介護がありますので、仕事を休ませてください!」
と上司に届け出る勇気がありますか?

「じゃあ、もう明日からずっと来なくてもいい!」
と言われかねませんよね・・・・


介護休業の利用率はわずか6%程度

国は、家族一人につき93日(合算)までの介護休業を法律で定めていますが、
現実的に利用する人は極めて少ないです。

育児であれば、いつまで?という目途も立てることができるのですが
介護となればいつ終わりが見えません。

そんなこともあり、
自分の昇進やリストラなども考えれば、とても気軽に申し出ることはできません。

    介護離職理由のベスト5

  1. 労働時間が長い

  2. 出社・退社時刻の変更が無理

  3. 自分の意思で介護に専念

  4. 介護休業の取得が無理

  5. 在宅勤務が無理

どの理由も思わずうなずいてしまいますね・・・・

現在の介護施設への入所の困難さを考えれば
これからもどんどん介護離職者が増加してしまうことは間違いないかもわかりません。



しかし、安易に介護離職に踏み切ると後で大変なことになることも

介護に専念するために、仕事を辞めると
介護の負担
収入の減少

が即座にやってきます。


「自宅で私が介護するしかない・・・・」

親の介護状況はどんどん悪化していくばかり・・・

「親の苦しい姿をこれ以上 長引かせることはできない!」

責任感の強い人ほど、全部 自分で背負い込んでしまいがちです。

でも、冷静になって考えてみれば
介護離職したことを、後で後悔してしまう!

そんな方も少なくないのです。




介護と仕事を両立するために

介護と仕事の両立
それがものすごく難しいのは私も理解できます。

私の場合、まだ自営業者でしたからまだ時間の融通がある程度できました。

しかし、これがサラリーマンでされば不可能だと思います。

だから、介護と仕事の両立なんて難しいのですが、
なんとか知恵を絞ってできないものでしょうか?

勤務地の変更
職種の変更

たとえ収入が減ったとしても、
もし、会社の理解が得られそうであれば
そんなことも
介護離職の前に申し出てみるのもひとつの方法ではないでしょうか?

介護を続けるのは到底たったひとりでは無理です。
多くの方の知恵や工夫を得ることも大切です。