60歳定年間際は「俺の人生はなんだったんだ?」と誰もが自問自答

定年退職が近いサラリーマン
先日、大学時代の友人と久しぶりにお茶をしました。
ほんと、彼は超天然の性格で学生時代はもう彼といるだけで腹を抱えて笑い転げていました。
お互い、違う道を歩みだしてからは、数年に一回程度しか会うことはありませんでした。
でも、時々会うと笑わせてくれます。
彼にしてみれば笑わせる気などさらさらないのですが
まあ、毎回毎回笑わせてくれます。

昔、ボクが親父が肺がんになって入院して
生まれて初めて好きになった女性との結婚も(するものと当然のように考えていました)
その女性からも振られ(僕の家庭環境が原因?)
ほとほとへこんでいた時に彼と大阪の梅田でお酒を飲みました。
大学卒業して初めて勤めた会社も辞めて人生が不安だらけの時期でした。
そんなボクは彼に
「なぁ、◎◎ おまえも夢ってあったかぁ?」
とポツリ質問すると彼はいきなり怒り出し
「あほ、俺かて夢はあったわい!」
と真顔で答えるのです。
「えぇぇぇ?◎◎の夢ってなんやったん?」
とたずねると
「えぇ?俺の夢か?
 じつは俺 ウルトラ警備隊になりたかってん!
と真顔で答えてくれました。

ボクはその思わぬ回答に腹を抱えて笑い
「なんで俺 不覚にもこいつに真面目に相談してしもたんやろ?」
と反省しながら、笑い転げて不安が少し吹き飛びました。

そんな能天気だった彼が人生を語りだしたのです

長男も大学進学
長女も大学に無事入学
「後もぅちょっとの数年で俺も責任が果たせるわ」
でも、
「これからの人生 どうしたらええんやろ!」
と真顔でボクに相談してくるのです。

今の会社の社長にも可愛がられているようで
まわりのイエスマンばかりの取締役達をさておいて
彼は平気で社長にズバズバ意見するそうです。
「だって誰かが言わなアカンやろ!」とのことで
ボクも「こいつやったなにを言っても憎まれんやろうなぁ」と思います。
まあ、イメージでは釣りバカ日誌の浜ちゃんみたいな感じです。
そんな彼もちょっと今回は配属で社長にたてついたようで
退職も考えているようです。

いやぁ、いっつも極楽とんぼで悩みなんてあるはずがないような彼がまさか定年前に退職を考えるなんて驚きました。

やっぱり人生60歳近くになると今までの人生を振り返ります。
時には人生をリセットしたくて退職も考えるものです。

大学の気の合う仲間を年末恒例の同窓会ではみんな話すことは
親の介護のことと仕事の愚痴です。
この傾向は歳をとるごとに顕著になってきています。

特に親の介護のことはどうしようもなくても
仕事の愚痴はけっこう真剣です。
責任あるポストについて、上からのプレッシャー
自分勝手なことばかり主張する部下からの突き上げ

「もうやってられるきあ!」
なんて酒に酔った勢いで爆発してしまうこともあります。

でも、もし夫から定年前に退職を相談されたら妻はどうします?

そんな実際の相談例をお聴きください。

やっぱり、
「俺の人生 なんやってん!」
「もうこんな会社、定年前でも辞めてやる!」
なんてタンカを切る夫であっても
内心はやはり不安でしょうがないですし、実際にやめる覚悟はできていないものです。

ただ、愚痴まじりに妻に当たってしまうこともあります。
そんな時には黙って聞いてあげてくれませんか?

笑顔の江本

誰かに?
誰かに?
誰かに?
自分の今までの人生を肯定して欲しい!
だけなのですからね。
でも、誰に今までの人生を肯定してもらえばいいのでしょうか?
やっぱり奥さんじゃないですかね?