遺品整理は想い出の整理

笑顔の江本

親の呼び寄せ・実家売却専門の不動産屋である私は、ご実家の売却の相談を受けるとまず最初に遺品整理をお願いしています。
それは、遺品整理が終わらない実家の売却はとてもこわくてお手伝いできないからです。

実家の片付けである遺品整理が終わらないせいで手付金数百万円の倍返しなど違約ペナルティにになりかけたことも何度もありました

無事になんとか実家の売却で買主も見つかりなんとか不動産売買契約まで完了!
ほっとしたのもつかの間、迫る残金取引日に
「江本さん、実はまだ実家が片付かないんです。なかなか親の遺品整理が進まなくて、残金決済日を延期できませんか?」なんて連絡が入ると私は顔面蒼白になります。
しかも、これって私が実家の売却を専門にしてからは一度や二度のことではないのです。

不動産売買契約書

不動産の売買契約は約束事ですので簡単に変更はできませんし、契約を破れば手付金倍返しなど違約ペナルティになります。

不動産の売買契約を甘く考えている方がどれほど多いことか?本当にそう感じます。
しかし、契約は人と人とがきちんと書面で決めた約束事です。もし、それを破れば相手方(買主)に多大な迷惑をかけることになるのです。
その代償が高くついてしまうことって珍しくはないのです。

「売らないと言っているんじゃないんですよ!
 ただ期日をちょっと延期してほしいだけなのにどうして無理なんですか!
 こっちは親を亡くして悲しい気持ちなのにそれもわかってくれないんですか!(怒)」

とお怒りの声もいただくのですが、契約書に◎月◎日までに引き渡すときちんと書かれているのですからそう簡単に変更できるのではないのです。引き渡し日を引き延ばすことは多大な迷惑をかけることになります。例えば、買主がすでに前の住居を売却していたり賃貸契約を解除していたりしているとその損害はどうします?そのために違約手付金のことをきちんと契約書に定めているのです。
ですから。
「いつまで延期すればいいのですか?2〰3日ですか?1週間ですか?一ヶ月ですか?」
と私も心を鬼にして厳しく詰め寄らないといけません。
なぜなら、売主様も大事なお客様ですがそれと同じくらい買主様も大事なお客様です。
ちょっとの延期ならお願いしてもみますがいつ実家の片付けの遺品整理が終わるかわからない状況ではお願いもできませんし、最悪契約破棄の違約手付けの損害賠償問題にもなりかねません。

泣く江本

今まで何度買主様に残金取引決済日延期のお願いをしたことかわかりません。(汗)幸いにもなんとかすべて延期を承諾してもらいました。でも手付金倍返しの解約にいたってもおかしくはないケースもたくさんありましたから、実家の売却前にぜひ遺品整理は終わらせておいてほしいというのが私の本音です。

生前の親の物を整理する実家の遺品整理がどれだけ辛く悲しいことかは私もよくわかります。

悲しい親との別れ
いざ遺品整理しようと実家を訪れると、そこはまるで親が生きていた時とまったく同じでまさしく時が止まっているように感じます。
私も自分の親の家に訪れると、「あれ?なんかお父ちゃんとお母ちゃん、まだここに住んでてちょっと外出してるだけみたいな感じ?」と変な感覚になります。
※じつは偉そうに言っている私も実家の遺品整理はできていません。今は兄弟みんなの物置代わりに使っています。いずれは私も実家の遺品整理を断行しなければいけない時が来るんでしょうね

悲しいイメージがつきまとう親の遺品整理ですが
遺品整理の現場はこんな風に気持ちも整理できることもあります

遺品整理を決断した子供
いざ遺品整理しようとしてもなかなか生前の親の思い出が何度もフラッシュバックしてきて涙があふれてきますし、その気持ちを抑えて作業を続けることはとても・・・とても・・・とても辛いことです。
でも、この遺品整理を終わらせないとなにも次の段階に進めないものです。

そんな時にたとえ費用がかかってもプロの遺品整理業者に依頼するほうが踏ん切りもつきますし、結局時間も節約できます。
私もよく遺品整理業者のご紹介もさせていただきますが、おおよそ遺品整理の費用相場は20万円~30万円程度のケースが多いです。

笑顔の江本

ですから、遺品整理を実行する踏ん切りをつけていただくために遺品整理の現場を紹介しておきますのでぜひ観てみてください。
心の底ではやはり悲しみも蘇ってくるけれど、遺品整理の現場はこんな風に笑いや嬉しい驚きもあるものなのですから・・・

遺族では遺品整理が全然はかどらない!亡くなった一人暮らしの母親の家の整理で母の想い出の指輪が出てきた姉妹のケース

やはりプロの遺品整理業者の仕分けはてきぱきとスピーディーに進めてくれますし参考になることも多いです。(業者任せだけでなく必ず予め遺族でもチェックしてくださいね)
今回のケースでは思わぬところから亡き母の想い出の指輪が出てきて、おもわず母との再会を果たしたような気持ちになった姉妹たちの遺品整理の現場です。

笑顔の江本

そんなに価値のある指輪ではなかったかもしれませんが、そのままであったらたぶん廃棄されていたにちがいない嬉しい形見がみつかって本当によかったです。この形見代わりの指輪を付けていればいつでもなきお母さんと一緒にいるような感覚にもなりますからね。

まるでタイムマシンで自分の子供時代に帰った?みたいな思い出が蘇る笑いと驚きがわんさか出てきたの遺品整理の現場

10数年間も空き家だった実家、親が亡くなったことをきっかけに実家の遺品整理を決断されました。いざ、遺品整理を始めると想い出の品物が続々と出てきました。
また、子供自身も知らなかった亡き両親の日頃の生活がわかって、そこには悲しみだけではなく笑いと驚きがたくさん出てきたのです!

笑顔の江本

意外なものが出てきて親の愛情を再確認できてよかったですね。きっと天国のお父さんやお母さんも意外な物を見つけられて苦笑いしているかもしれません。(笑)

やはり今回のようにまずは遺族たちで予めできるだけ遺品整理を進め、最終段階で遺品整理業者に依頼するのがベターではないでしょうか?

普通のお家であればだいたい20万円~30万円程度が遺品整理業者の費用相場だと思います。
※実家の大きさや残置物の状況にもよります。
まったくなにも手付かずの状態で遺品整理を依頼するのであれば、きめ細かい仕分けもできませんし費用や時間の問題もあります。

これが親の遺品整理をするきっかけになれば本当に嬉しいです

笑顔の江本

偉そうに言っているこの私も親の遺品整理はできていません。
しかし、いずれは遺品整理を行う時期が来ると思います。
ボクの兄や姉が心の整理もできて余裕ができた時に行いたいと思っていますがなかなかそれも難しいですね。まずは実家をどうするか?を決めないといけません。
でも、辛く悲しい遺品整理のイメージが少しでも前向きに感じることができたのならばこの記事も少しは役に立つかもしれません。
みなさん、そろそろがんばって遺品整理をする決断をしてみませんか?

すいません!実家売却専門の不動産屋の私の本音は
「遺品整理も終わってがらんとしたご実家のほうが高く売りやすい!」
からこんなことをお勧めしてしまいました

実家の売却って本当に難しいものなのです。そして少しでも高く売却できるように私も一生懸命努力するのですがなかなかそんな努力も実り難いケースも少なくありません。
それは、遺品整理が終わっていない実家の売却なのです。
誠に失礼ながら、どんな狭くてオンボロな実家であってもそれを購入しようとしている人にとっては夢と希望を胸にいっぱい抱えてマイホームを探しているのです。
そこに遺品がいっぱい溢れかえっている状態では、そんな夢と希望はかんたんにぶっ壊されてしまいます。

笑顔の江本

なにもない家って本当に広~く見えるものなのですから、実家の売却前にぜひ遺品整理は終わらせておいてくださいね。