笑顔の江本

歳をとれば誰もが頑固ジジイ、意地悪ばあさんになるということは
この私が断言します!
「私は意地悪でみんなから嫌われていた姑が大っ嫌いだったわ!
 だから私は絶対みんなから好かれる
 可愛い素敵なお婆ちゃんになるの!」
と思っているあなたであってもです!

しかし、そんな頑固ジジイ・意地悪婆さんに変わってしまった親を介護することは
いくら心が優しい子供にとってもすごくしんどく辛いことです。

私も「もう限界や・・お母ちゃんの介護から逃げ出したいわ・・・」
と何度も心が折れたのも事実です。
離れて暮らす姉や兄に電話でS・O・Sを出してもなかなか本当のところまで理解はしてくれませんでした。
「しんちゃん、大変やね」
と上っ面の慰めの言葉しかくれませでした。
でも、今となってはそれもわかります。
だって、親の介護はそれをしたものでしかわかるはずなんてないのですから。

たまに顔を出す別居の姉や兄が実家にきた時にはもう親は嬉しいお客が来たかのように上機嫌ですから、とても普段のいつも不機嫌で怒鳴り散らす親の本当の姿なんて見せませんからね。


でも、いくら辛くても、いくら疲れても
親の介護は逃げ出したくても逃げ出せないのが現実です。

親の介護から逃げ出したい

ボクも本当に親の介護に疲れていました。
正直「なんでボクだけこんなしんどいことを押し付けられてるんやろ」
なんて愚痴をまわりの友人たちにぶちまけていたものです。

でも、でもね・・・
ほんの一瞬、まあ数時間から数十分だけのことも多いのですが
あんな意地悪だった親が昔の優しい親に戻ることが時々あるんです。

「ありがとうな」
「いつもごめんな」
なんてやさしい言葉をかけてくれることもあるんです。
最期のほうではそれももう無かったけど・・・
そんな時には
「なにいうてんの。子供やから当たり前やん!」
なんて正直心にも無いことでも不思議と言えるんですね。

そこで、いつも「親の介護に疲れていてもう逃げ出したい」なんて心が折れそうな子供たちに観てほしい動画をいくつかご紹介しておきます。

ひょっとしたら
もう少し
もう少しだけ
頑張れるかもしれないから・・・

認知症であっても昔の子供のことをはっきりと語りだす母

これは宅配寿司の『銀のさら』さんの素敵なCMで何度もこのブログでご紹介しています。
すごく認知症の特徴をさりげない演出で教えてくれています。
片方しか履いていない靴下
普段は感情が無い表情
自分の息子のことすらわからなくなってしまった親
スリッパひとつで徘徊

認知症の義母を見る嫁の冷たい目(まるで同居したことを夫に責めるように)
認知症のおばあちゃんを見る孫の冷たい目
そんな冷たい視線をひしひしと感じてやるせない気持ちの息子

そんな認知症の母が遠い昔の息子のことを語りだすと・・・・

ボクも子供の頃、時々夜中に熱を出して近所の診療所に母におぶられていった記憶がおぼろげにあります。

自分が親になって初めてわかる?親が子供を思う気持ちが

偉そうなことをいう私ですが、実は私たちには子供はいません。
でも、親が子供を思う気持ちってこんな感じかもしれない?と思うことができる動画です。

自分の命や財産までも投げ出しても子供の命は救いたい

タイのCMです。
ぼくも高校生のころバンド活動(いまでいうXジャパンみたいなヘビメタ系)を始めて髪を伸ばし金髪に染めた事件がありました。
その時の母の激怒っぷりはとてもすさまじかったなぁ・・・。
私の家も少々複雑な家庭でしてとても貧乏でした。
子供時代はまわりの幸せそうな友達がとても羨ましかったです。
「なんでこんな家に産まれたんやろ?」
なんて恨んだものです。
だから親とはかなり衝突したことも何度もありましたがね

ボクが小学校でこけて頭を切って数針縫う事件がありました。
慌てて駆けつけた母が
「先生 この傷はあとが残りますか?」
なんて必死にお医者さんに聞いていた母をなぜか覚えています。

ボクが熱を出して大学を休んでいると父(ペンキ職人)の現場に呼び出されて働かされた時
「うちの息子 大学に行ってますねん、近畿大学!」
とまわりの職人さんに自慢していました。
「お父ちゃん 俺 そんな自慢できる大学やないねんけど(汗)」
と恥ずかしかったですがそれも親の愛情かもしれませんね。

不思議ですね?
些細なことで昔のことが思い出されるのです。

親は子供のあなたのためにいっつも必死のパッチで頑張ってくれていたことを思い出させてくれるかも?

ぼくの兄(貧乏人の子沢山?笑)は子供の学費のためにタバコも一番安い見たことも無い茶色のやつ(いこい?かな)
大好きなお酒は発泡酒
たまに訪問した時に出されるのですが、「うっ?マズっ?」なんて心では思ってしまいますが決して言葉には出しません。(当たり前やけど)
いつも思うんですが
「親って子供のためにはがんばれるんやなぁ」
と痛感します。

大正生まれで学校も行かせてもらえなかった母は字が読めませんでした。
そんな母が飛び込み営業マンから百科事典全セット買ってました。
当時の経済状況では清水の舞台から飛び降りるくらいの覚悟も必要な金額だったのに
きっと子供たちを賢くさせたかったのでしょうね。
しかし、とにかく狭い我が家では邪魔で邪魔でしょうがなかったですがねぇ。

まあ、「うちの親はこんな素敵で感動的ですばらしい親じゃなかったよ!」なんて感じる方も多いかもしれませんね。
正直 ぼくのお父ちゃんやお母ちゃんもこんな素敵な親だったとはとてもなかったたから。

でも、普通のお父ちゃんやお母ちゃんがとっても素敵なんです。



親の介護に疲れた、親の介護から逃げ出したくなったあなたへ
昔のお父ちゃんやお母ちゃんをちょっと思い出せましたか?

いっつも意地悪で融通のきかない高齢の親
介護に疲れたあなたは
介護から逃げ出したいと思うあなたは
昔の親のことを思い出すことはあまり無いと思います。

ぼくも本当にそうだったけど、時々 ほんの一瞬
昔のお父ちゃん
昔のお母ちゃん
に戻った時
「もうちょっと頑張ろ!」
と思ったものですから
ぜひ、あなたにも昔の親のことを思い出すきっかけになればいいな・・?
なんてこんな動画をご紹介しました。
親の介護に頑張る子供