亡くなった方の銀行口座は凍結されて引き出しできなくなります

787c6f8824979edee691e4a263aa6774_s

遺産分割の話がまとまるまでは
亡くなった瞬間から、相続人共有の相続財産となります。

そこで、後々のトラブルを回避するために銀行などの金融機関は亡くなった方名義の預金口座は凍結されて振り込みも現金引き出しも一切できなくなります。
あくまで銀行がその方が亡くなったことを知ったらですが・・・
これを預金口座の凍結と呼ばれています。

この預金口座の凍結解除するには
相続人全員の承諾書(各金融機関によって書式は異なります)や必要書類(戸籍謄本・印鑑証明など)を添えて金融機関に凍結解除の手続きをしなければいけません。

相続人の誰かひとりが代表になって相続手続きを行う場合、
遺産隠しが疑われる場合もある

「わしが長男やからわしに任しときぃ!」
と言われるままに実印や必要書類を長男に手渡したのはいいけれど
後で「ちょっとおかしいんじゃない?」ともめる場合もあるんですすね。

もし、遺産隠しの疑いや心配があるのなら
自分で調査をすべきだけれど

結構これって大変なんですね。
相続税の申告が必要なほどの遺産があった親なら、税務署に亡くなった時点での残高証明書なども提出しなければいけないのでその書類を確認すればいいのですが相続税がかかるほどの遺産相続って一般的に少ないのが現実です。

そこで、面倒くさい相続手続き(例えば親名義の銀行預金の解約など)を相続人のだれかひとりに全面的に委託して任せてしまうこともあるでしょう。

きちんと情報開示をしてくれれば遺産隠しを疑う余地など生まれないのですが、
そこにはさまざまな事情が入り込むよりがあります。

おれが長男だからたくさんもらって当たり前?
今まで親の面倒をみてきたのは私なんだからたくさんもらって当たり前?
これからお墓や法事や親の家を守っていくにはお金がかかるんだからたくさんもらって当たり前?

そんな各自の想いや考えがそこに入り込むこともよくありますから
『できれば相続財産の全体は教えたくはない!』
と考えたくなる場合もあるわけでです。

亡くなった親の預金口座の残高明細や取引履歴の開示調査にはお金も手間もかかる

結構面倒くさいんですね、この銀行への調査依頼は・・・
銀行から要求される必要書類(戸籍謄本や実印など)を揃えて
かつ銀行への調査手数料も結構な金額になってしまいます。
また調査結果まで意外と時間もかかります。

よくあるのが
大山鳴動して鼠一匹

予想していたほど親の遺産が少なかった

別居している子供からすれば
「うちの親父(母)は結構な遺産を持っていたはずだ!」
と考えていても
介護の費用が意外とかかっていた?
など考えていたより親の遺産は無かった
ということもあるのです。

ことをあらたげれば兄弟姉妹の関係は修復不可能に?

日に日に大きくなる疑念を抑えきれずに、ことをあらてげればその後の兄弟姉妹の関係にひびが入るのは確実です。
くれぐれも慎重に決断してくださいね。

笑顔の江本

「子供のほうからでも亡くなった親の銀口座って取引履歴とか残高とか調べることもできるそうね?」
なんて牽制球を予め投げておくのも良いかもしれませんね?