相続したくない実家
親は「この家は子供に相続させてあげよう」という親心があるのかもしれません。
しかし現実に子供は「そんな家なんて相続したくないよ!」
と感じているケースは少なくないのです。
しかし、そのことを子供は親に遠慮してなかなか本心を伝えることに罪悪感を感じてしまうのでなかなか言い出す機会はありません。
でも、「父さん、母さん、俺たち子供はこの家は相続したくないんだ!」の一言が伝えられなかったためにいざ相続が起こった後に大変な苦労をすることがることを知っておいてくださいね。

親が子供に相続させたい今住んでいる家に対する強烈な思い入れ

実家(親の家)
今は亡き夫と苦労してやっと手に入れた今住んでいる家
長年、苦労してやっと払い終わった住宅ローン
楽しかった夫や子供たちとの思い出がいっぱいに詰まった家に対して
親はすごい思い入れがありますよね。

でも、意外と子供たち側にすれば
それほど実家なんて欲しくない!相続したくない!という現実のギャップがあります。

そんな実家の相続で子供たちがもめるんじゃないか?という心配をしている親のご相談です

確かに
『子供たちの暮らしも大変そうだし、子供や孫の誰かにこの家を継いで(相続)幸せに暮らして欲しい』
という願いもあるけれど本心はちょっと違うのかも知れませんね。

この実家を相続させてあげるんだから、もっと子供にかまって欲しい?

本心は
親自身も淋しいんだから、もっと頻繁に顔を出して欲しい!
孫たちももっとおばあちゃんに会いに来て欲しい!

そんな願いがあるのかもしれません。

「この家を相続させてあげるんだから・・・」と恩着せがましく言われても
子供たちにはそれほど魅力的な話ではないこともあります

昔の家って、それこそ今の若い人たちのライフスタイルに合っていないことも多いんです。
古くてオンボロの実家を欲しいとは限らないんですね。(ごめんなさい)

子供が親の介護など面倒をみるのが当たり前?
という時代ではなくなってしまったのかも?

この価値観は年々くずれていっているように感じている私です。
だから親自身の老後は親自身も真剣に考えていかないといけません。

もう子供なんてあてにするのはやめませんか?

親の介護など面倒をみるきになんてあまり無い子供たちをあてにするから
腹が立ちます!
裏切られたと悲しくなります!

確かに自分の可愛い子供たちですから
そんな風には考えたくはないお気持ちもわかるのですが、それが現実です。

親の老後や相続のことを曖昧にするから腹が立つ!悲しくなる!

私はいつも叱られてばかりですが、それでも耳の痛い話ばかりしています。
それが『私の使命』だと思っているからです。
たしかに、触れたくはないのが老後・介護・相続の話です。
でも、避けては通れないのも現実なんですね。

一度、みんなで集まってしっかりと話し合ってみませんか?
老後・介護・相続のこと

やっぱりある程度の時期がくれば実家を売却してお金で老後に備える必要があると思います

これが私の持論なんですが、これがまたいつも叱られてばかりなんです。
でも、
家があっても金が無い?
介護してくれる子供も近くにいない?

そんなことで困っている人ばかりから相談を受けているのですが、なかなか解決策がありません。

お金さえあれば悠々自適な老後生活がおくれます!
相続税がかからない程度の遺産なら、お金で綺麗に遺産相続するのが一番もめません!

今は実家を相続したばかりに、後々困っている人がすごく増加しています。

全国で空き家が社会問題化していることも知っておいてくださいね。

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