ベッド移動介助

介護を受ける人も介護する人も大変なベッド上の移動

私の母もすぐにベッドの下の方に移動していました。

テレビを観ている・・・
食事の後・・・・

いつのまにか?狭いベッドの上なんですけど変な位置に移動しているんですね。

ウトウトしている母に
「お母ちゃん、薬 飲もうか?」
とベッドに近づくと不思議と下の方にずり落ちているのです。



このままでは介護用ベッドも起こせない・・・・

「どっこいしょ!!」
と私が母の身体を持ち上げ移動させようとすると
「痛~い!痛い!」
と悲鳴をあげる母でした。

無理もありません。
あんまり動かせない身体でしたから、ちょっとでも無理な体勢をとると激痛が走るみたいでした。
やっぱりどんどん身体の自由度が減り、硬くなるんですね。
ちょっとの移動でも優しくしないと痛いようなんです。
※リハビリ運動はあまり積極的にはしてくれませんでしたから・・・


プロの介護士や看護師さんはすっと移動させるんですがねぇ・・・

なかなかこのコツがわからず、苦労しました。

でも、ベッドの高さを目いっぱい高くすると、不思議とスッと動かすことができるのに気付いたのは晩年の最後のほうでした。
※ベッドの高さが低いと、変な力の入れ方になってしまい、あわやぎっくり腰?という感じでした。

また、日中は姉が介護してくれていたのですが、もとより非力な女性です。
毎日毎日ささいなことでも大変だったようです。


スライディングシートという便利物

こんな便利グッズもあるようです。

介護保険の適用やレンタルもあるみたいですので、ケアマネージャーなど介護を受けている事業所に相談してみるのもいいかもしれません。

また価格も大きさによりますが、
2500円~7000円程度のようです。



こんな些細なことでも介護をするほうとしては大変な負担です。

介護をするのは子供の嫁?という場合も多いです。

また、今は老労介護で介護するほうも高齢者ということもあります。

できるだけ楽ができる知識や知恵も知っておいてくださいね。

便利グッズがあれば介護を受けるほうも負担が少なくなりますから!

今の時代の介護は
施設介護から在宅介護
という流れです。
負担費用の少ない公的な老人ホームである特別養護老人ホームへの入所は要介護度の高い高齢者しか入れなくなってきています。

ですので、ますます家族が介護のテクニックを覚える必要性が高まってきています。


老人ホーム「どこに?」「どんな?」「いくらの?」だけでも調べておきませんか?
いつか介護の限界がきた時に慌てないために、予め老人ホームのことを調べておくことをおすすめします。
意外とそんな時にケアマネージャーがアテにはならないからです。
※系列会社の老人ホームしかすすめない。
※子供が親を呼び寄せる場合など地域が離れた老人ホームの情報は知らない。
※独立系ケアマネは老人ホーム内部の情報は知らない。(評判など)
※いろいろなタイプの介護施設の中から選ばせてくれない。
全国の老人ホーム・介護施設の情報を紹介している老人ホームポータルサイトです。
日本全国の地域別に
・どこに?
・どんな?
・いくらの?
老人ホームがあるのか簡単に調べられて便利です。
■「みんなの介護」



■「LIFULE介護」