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歳をとった親は八方美人です。

長男には次男の悪口を言う
次男には長男の悪口を言う
長女には次女の悪口を言う
次女には長女の悪口を言う
世話もしていない娘に世話をしている長男の嫁の悪口を言う
長男の嫁には、会いにも来ない娘の悪口を言う

それは高齢の親は自分に関心をもっと持って欲しい!という気持ちを考えればわからないでもありません。

でも、それを他から聞いたときにはショックですよね?

「こんなに介護にがんばっているのに、なんで私の悪口を・・・!」
「これではお母さんがかわいそう!
 兄さん(お義姉さん)!もっとお母さんを大事にしてよ!」

でも、現実にはそんなことは面と向かっては言えませんよね・・・?


長年の恨み、ねたみが・・・・

「いっつも兄さんばかりを可愛がってきたじゃないか!」
「長男(末っ子)の私はいつも我慢ばかりさせられてきた!」

そんな気持ちを心の奥底に抱えてきた兄弟姉妹が世の中にはたくさんいるのです。

血のつながった兄弟姉妹でも
「えっ?そんな風に考えていたのか?」と驚くこともあるのです。


でも、そんな心のねじれを抱えたまま相続を迎えると大変なことになるのです。

私が数多くの相続のご相談を受けてきて感じること、
それは・・・・

今までの人間関係が相続では表面化します。

相続が発生した時に、初めてそれが表面上に現れてくるのです。

きっとあなたは
「そんなの特別な家庭だけでのお話でうちには関係ないよ!」
とお考えだと思います。
でも、意外とそうでもないんですよ!

では、実際の例をお聞きください。



親や兄弟姉妹など相手の気持ちになって相続を考えてみませんか?

それはきれいごとかもしれません。

でも、少しでもそんな気持ちを持つことができたのなら、きっと世の中の相続トラブルは少しは減るかと思うのですが・・・・

おぼろげながらでも他の兄弟姉妹の気持ちって肌では感じているケースも多いはず?
それを知るのが怖いからか?みなさん避けて通ろうとしますが、
相続や親の介護の時にはそれが一気に爆発するものです。
だから少しずつ、少しずつガス抜きを予めしておくことが重要なんです。


まずは本音で語れる機会を作りませんか?

私の相続セミナー
家族単位で行っています。
そこで、相続のことやエンディングノートのことなどをご説明しています。

その後、日を改めて一人一人とお会いすることも多いです。

意外と私みたいな第三者には、本音を語ってくれるものです。

それを間接的に伝える!ということもあります。
※いつもその伝え方には頭を痛めていますけどね・・・・

よろしければ皆さんのご意見も最下段のコメント欄にいただければ私も勇気をもらえます。

参考:これがもめる相続トラブルまとめ【ワースト5】次はあなたの番?