清水由紀子

決して他人事ではない介護うつ

最近は『介護うつ』というものも社会問題化しています。

介護の辛さが、どんどん介護をする方の精神を蝕んでいくものです。


欽ちゃんファミリーで明るく人気者だった清水由紀子さんの例

いつも明るく元気いっぱいでレポーターなどの仕事をしていた清水由紀子さん

しかし、実生活が過酷な介護を強いられていたとは誰も知りませんでした。

テレビで元気で明るく振舞う彼女にはもうひとつの側面があったんですね。

介護の辛さは外からでは決してわからない!

そんなことを痛感させられた事件でした・・・・・



責任感の強い人ほどなりやすい介護うつ

「自分がなんとかしなくてはいけない!」

そんな責任感の強い人ほどなりやすいのが介護うつといわれています。

特に、
奥様に介護が必要になって会社まで辞めて介護に専念する夫
ひとりっこで他に相談する兄弟姉妹がいない人

そんな人ほど頑張りすぎて、無理をしすぎて精神的に追い詰められてしまう・・・

そんな現実があるのです。


介護のSOSを出すことは決して恥ずかしいことではありません。

「自分ひとりでなんとかする?」

そんなこと、介護ではとても無理なことも多いのです。
たとえ最初の数ヶ月はできても、介護は終わりの見えないマラソンです。
何年も・・・・
いや、ひょっとすると
何十年も続くものかもしれません。

「高齢のお父さんやお母さん、
 『自分は行きたくない!』と言っていても
 無理にデイケアに行かせることは悪いことでしょうか?」

「役所に介護の相談に行くことは恥ずかしいことでしょうか?」

「近所の人に自分の親が認知症であることを知られるのはそんなに嫌ですか?」


今の行政は、意外と頼りになるものです。

役所には介護の相談のために地域包括センターがあります。

「もう限界だ・・・!」
と追い詰められる前に一度ご相談だけでもされてはいかがでしょうか?

きっとなにかよい対策が見つかるかもしれません。

高齢で介護が必要になった親に対して
頑張る介護をしてあげることは最高の親孝行ですが
頑張りすぎる介護で自分を限界にまで追い詰めることは最悪の親孝行
だと私は考えています。

「いいじゃないですか?ちょっとくらい介護をさぼったって!」

「いいじゃないですか?ちょっとくらい介護に手を抜いたって!」

「いいじゃないですか?高齢の親の気持ちを100%最優先しなくたって!」

「いいじゃないですか?介護の苦労を知らない他の子供や親戚、近所の人達からちょっとくらい陰口を叩かれたって!」

だって、みんな普通の人間だもの・・・・・
たまには休みたい!怠けたい!と思うものです。

清水由紀子さんのご冥福を祈ります。合掌