高齢者虐待

今の高齢者は元気です。どこまでが健常者でどこからが要介護者なのか?

正直、僕にもよくわからないことも多いのです。

特に初期の認知症などは、外部の人には良く分からないことも多いと思います。

私は不動産屋なので、親の持家(実家)の売却などのご相談が子供さんからあり、
名義人である親の意思確認をします。

しかし、その時に
「??????」
と感じる時もあるのです。

売主である親御さんが不動産屋である私には一切目を合わさず、ただ息子さんや娘さんの顔色をうかがっていることもあります。
「この媒介契約書にサインをお願いします!」
とお願いしても、その意味を理解していないことあります。
ただただオドオドされていることもあります。

私はそこで強制的には、どうしてもサインをもらうことができません。

客観的に私から見て、
その状況を私なりに判断して、
「これは売却したほうが良いのでは?」
と思う時もありますが、
「これは、この子供さんが独走しすぎだな?」
と思う時には他の相続予定人である子供さんにもお会いさせていただけるようお願いします。
もし、それを頑なに拒絶する場合は、泣く泣くそのお話を見送らさせていただくこともあります。

するとしばらくして他の不動産業者から、その物件売却情報が出てくることもよくあります。(涙)

しかし、現実は
足の踏み場もないほど散らかっている親の持家(実家)のことも多いです。
臭いがひどいこともありました。
そんな家では、やはり普通のエンドユーザーは購入しません。
ですから、どこかの買取り転売業者の不動産屋に買い叩かれることが普通です。

でも、そんな状況によく遭遇してしまう私ですが、

「もう少し早めに手を打つことができなかったのかなぁ?」

なんて考えさせられることも多いです。

介護する人も疲れ果てている・・・・
そんな状況で冷静な判断を下すことなんて難しいのが現実です。

「とにかく今の状況から抜け出したい!」
いわゆる介護地獄の状況に陥っておられます。

全て自分で抱え込んでしまい、そのあげく暴発してしまう・・・?
そんな状況に見えるのです。



やはり、周囲の人がそれを感じ取って、助けの手を差し伸べることが大事!

「親の介護を他人に任せるなんていけないこと?恥ずかしいこと?」

まだまだそんな考えをお持ちの方も多いのです。

でも、介護は自分だけでこなせるほど甘いものではありません。

ちょっとでも「あのお婆ちゃん、ちょっとおかしい!これって虐待?」と疑問を感じたら?

「通報したらこっちが悪者に?」
そんなご心配をされる方もいますが、それはありません。
役所の方もそれは心得ています。

通報してあげることで、介護している方も踏ん切りがつくこともあります。

この高齢者虐待防止ビデオもご覧になっていただけますか?

決して介護者の方にも悪意は無くとも、それが高齢者の虐待になっていることもあるのです。

ご近所のご家庭で、ちょっとでも、
「これって高齢者の虐待?」
と感じることがあったら役所に相談してください。

見て見ぬふり?

それが一番その人たちに不幸なことになるかもわかりませんから・・・・。