「子供に裏切られた」という親の言い分と子供の言い分もの違い

「子供に裏切られた」という親の言い分もあれば、子供の言い分もあるが親の常識と子供の常識の違いはこんなにあるのですね
とりあえず、親御さんの言い分をお聴きください。

なにかあっても子供のほうから折れて謝ってくるもの

そんな頑固な昔気質の親ってたくさんいらっしゃいます。
できれば、そこのところをわかってあげて、子供のほうから(たとえ親が間違っていたとしても?理不尽なことであっても?)折れて形だけでもいいから「この前はごめんね」と謝罪の言葉を親に掛けてあげて欲しいと私は考えています。

時間が経てば経つほど、謝りにくくなるし関係が修復するのも大変になりますからね。

時代と共に人の価値観。ライフスタイルも変わりました。

私は盆暮れはやっぱり実家で親と過ごすもの?
そんな風な価値観です。
でも、テレビを観れば
盆暮れは空港も大混雑
お墓参りなどせずに、お盆や年末はバケーションを楽しむ休日としてとらえている方も多いのです。
そんな子供に先祖を守れ!親を大事にしろ!といっても馬の耳に念仏かもしれません。

親のあなたが自分の考えを子供にぶつけてみるのも?

お墓のこと
そして
介護のこと
そして
相続のこと

親の当たり前の常識子供の当たり前の常識はぜんぜん違います。

そして、
お互い被害者意識が強いんですね。

その根本にあるのは・・・・・?

親にも子供にも依存症が強いのかな?

いろいろなご相談を受けて、
親にも子供にも依存症が強いような気がします。

  • 子供は都会で働いてても、いずれは田舎の故郷に帰ってくるもの
  • 子供は親の仕事の後を継ぐもの
  • 子供は親の介護など面倒をみるもの
  • 子供は先祖代々のお墓を守るもの
  • 子供は親に尊敬の念をもって優しく接するもの

そんな親の当たり前に対して、すでに子供の当たり前は時代とともに大きく変わってきています。
そのことをみなさん、頭ではわかっていても
「自分の子供に限ってはそんなことはない!」
と思っている(いや、思いたい?)

だから、いざ親の介護や看取りやお墓のことでもめだすんです。

親のほうからすれば
「こんなにしてあげたのに・・・」

子供のほうからは
「そんなに恩着せがましく言われたくない!
 別にこっちから頼んでしてもらったことじゃないのに・・!」

そんなボタンのかけ違いってよくあるんですね。

「子供に裏切られた」と嘆く前に親子で老後・介護・相続・墓守のことを腹を割って話し合えばいい

みんな曖昧にして避けて通ってきているから、問題が発覚したときにあたふたとします。
「子供に裏切られた!」
と涙ながらに私に訴えてこられるのですが、もう後の祭りです。
子供に裏切られたと泣く母親

子供は親の背中を見て育つ

そんな沈痛の面持ちで悲しく訴える親御さんの話を伺っていると・・・

みなさん、自分の親の面倒を一切みてこなかった方に多いような気がします。
自分も自分の親の面倒をみてこなかったのに、自分は面倒をみて欲しい
そんなわがまま?の親御さんも少なからずいます。

ただ今は少子化ですから、一人っ子さんや兄弟が少ないのも現実
だから子供に過度の期待をしてしまうのもやむおえない気もします。

親は不動産より現金を持て