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病院・老人ホームにいる親へクリスマスプレゼントに昔の写真アルバム

先日 ご実家の売却をお手伝いした時にたくさんの古い写真があったのをふと思い出しました

かなり苦労した案件でした。
ご両親は既に認知症を患い、もう家族では介護ができない状態でした。
ですので、ご実家の売却はかなり手間がかかってしまいました。
そのお引き渡し前の実家の荷物の整理中の子供さんに打ち合わせをかねてご訪問した折に、たくさんの昔の家族写真があったのをふと思い出しました。

「もう親が帰る所(実家)も無くなってしまうのか?と思うとちょっと親不孝の感じがしましてね・・・」

しかたありません。
介護も大切ですが子供さん自身の生活も大切です。
その介護費用を捻出するためのご実家の売却ですから、決して親不孝ではないと思います。

ご両親は既に認知症で老人ホームへ入所されています。
時々は子供の顔も忘れてしまうこともあるそうです。

でも認知症の方って、ついさっきのことなどすぐに忘れてしまうのに昔のことは鮮明に覚えているんですね。

持病(糖尿病など)があっては好物の食べ物をクリスマスプレゼントで贈ることも出来ません。
入院中であれば、お花もいいかもしれませんがすぐに枯れてしまいます。



昔の写真のベストショットを集めた写真のアルバムなんて
良いクリスマスプレゼントになるかも?

幸せだったころの記憶って、たとえ認知症の方でも鮮明に覚えているものです。

日頃うつろな眼差しでぼーーっとしていることの多い認知症を発症した高齢の両親
まして、老人ホームにいたり病院に入院したりしていればなおさらのこと
ちょっとしたきっかけで、昔のことを思い出し饒舌に語りだす
そんなきっかけになるようなことをプレゼントしてあげるのもいいかもしれません。

この動画も観ていただけますか?

認知症を患い老人ホームにいる夫を訪問した妻
そんな認知症の夫へ昔の写真アルバムを見せた瞬間
出会いの場(大晦日のダンスパーティ)を思い出し、二人でダンスを踊りだすストーリーです。

うちの母もそうでしたが、ふとしたきっかけでボクの知らない昔のことをたくさん病室で話してくれました(涙)

「うちは村ではハナチャンて呼ばれててなぁ・・・
 村では一番のべっぴんさんやったんやぁ・・・」

※私は母親にと言われているので真偽は疑問だ!

ボクの生まれるはるか昔のこと
きゃっきゃと笑いながら話し出す母(認知症発症してますから、話がいろんなところに急展開しますからついていくのも大変ですが、ただただウンウンとうなずくばかりでした)
その傍らでボクは
「うっそーー!まじでぇーー!」
と大笑いしながら聞いていたものです。
母の生い立ちのことなど一切知らない私には初耳のことばかりでした。
大正生まれの母でしたからいろいろな苦労があったようです。
そんな同じ話を軽く50回以上は聞いていました。
気分の良いときの母はきまってその話をよくしてくれたものです。

ふと昔のことを話し出すと急に饒舌になり、生き生きと話し出すのです。
昨日、私が来たことなど綺麗サッパリ忘れているのに不思議ですね。

きっと母の一番楽しかった時代は、父との再婚前の頃だったのかもしれません・・・

村で一番の美人でモテモテだったんですかねぇ・・・?
とても信じられませんが、その頃の話をいろいろと自慢げに何度も何度も話してくれました。

老人ホームや病院にいる高齢の親へのクリスマスプレゼントにベストショットアルバムを作ってあげたら喜んでくれるかもしれません

実家にある親の古い写真を整理して、そのベストショットばかりを集めてアルバムを作ってさしあげてはいかがでしょうか?
親が一番生き生きしていた頃っていつなんでしょうかね?
あなたが子供の時代?
あるいは青春時代?
戦争を体験した方ならその時の写真かもしれません。

その頃の写真を整理して1冊のアルバムの作ってあげることが、親の一生のストーリーができるかもしれません。
親の昔の写真を集めたアルバム

写真のアルバムですから、腐ってしまうことはありません。
病室や老人ホームの片隅にそっと置いておいてあげるのもよいかもしれません。
「おばあちゃん、はい!クリスマスプレゼントよ!」
と言って渡しても憮然とした表情で全然喜んでくれないうかもしれません。
でも、何かのきっかけでそのアルバムの中の1枚から話題が作れればそれが一番のクリスマスプレゼントではないでしょうか?

きっと何度も何度も同じ話を聞かされることになると思いますが、昔のことを話している高齢の親御さん
ほんといきいきと饒舌に語りだしてくれますよ!

あなたの前では憮然とした表情しか見せてくれないかもしれません。
「せっかく作ってあげたににぃ・・」
と少し悲しい気持ちになるかもしれません。
でも、ひょっとしたら何度も何度も
看護師さんや介護ヘルパーさんに同じ写真を見せては自慢気にその写真をみせて昔話をしているかもしれませんよ・・・?


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いつか介護の限界がきた時に慌てないために、予め老人ホームのことを調べておくことをおすすめします。
意外とそんな時にケアマネージャーがアテにはならないからです。
※系列会社の老人ホームしかすすめない。
※子供が親を呼び寄せる場合など地域が離れた老人ホームの情報は知らない。
※独立系ケアマネは老人ホーム内部の情報は知らない。(評判など)
※いろいろなタイプの介護施設の中から選ばせてくれない。
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