老人ホームは自分で探す
そろそろ自宅で暮らすのが難しくなってきた高齢の親
そこで、日頃からお世話になっているケアマネージャーに老人ホームの紹介の相談をすると露骨に嫌な顔をされた?
そんなご経験ないですか。
ケアマネージャーから紹介された老人ホームに親を入所させたが、いざ入ってみるととんでもないところだった・・?(汗)
そんなことはないですか?
今は親を入れる老人ホームは自分で探すことも考えなくてはいけない時代かもしれません。

ケアマネジャーが老人ホーム探しに協力的ではない理由

老人ホーム紹介を嫌がるケアマネ
ケアマネージャーに相談して紹介された老人ホームに見学内覧に行くと言葉は悪いですがそこはまるで「姥捨て山」「監獄・刑務所みたい」なところばかり・・・
とてもそんな老人ホームに自分の親は入れられない?
そうはいっても今はもう非常事態に近い状態
親を老人ホームに入れることを考えている子供のあなたはにとって
遠く離れたところに暮らしていてもう遠距離介護は限界寸前
あなた自身も仕事や家庭があり親の介護に費やせる時間はもう無い
病院から退院を告げられたがもう自宅には帰らせることができない
など背に腹は代えられない状態かもしれません。

ケアマネジャーに老人ホーム紹介を望むことは無理かも?

ケアマネージャーの仕事は
ケアプランの作成(どんな介護サービスを受けてもらうか?)
市町村・サービス事業・施設、家族などとの連絡調整
です。
しかし「居宅介護支援事業所に所属するケアマネージャー」と「老人ホーム所属のケアマネージャー」はかなり意味合いや内容が異なります。
在宅でお世話になる「居宅介護支援事業所に所属するケアマネージャーの仕事」はほぼこのケアプランの作成が主業務になります。
月に1回は利用者宅へ訪問し、今の受けている介護サービスの状況や要望を聞いたり、医療関係者との連絡や情報交換もしてこのケアプランを随時作成します。
居宅介護支援事業所のケアマネージャーの主な報酬はここにあります。
※一人のケアマネージャーが最大受け持つ利用者の人数は35名まで
確かに老人ホームに関する情報もケアマネージャーは持っていますが、それが必ずしもメインの業務ではありません。またいったんその利用者が老人ホームに入ってしまえばそこで縁が切れて交流が無くなるわけですから、その後の状況はわかりません。
※このあたりがケアマネージャーが必ずしもその老人ホームの評判を把握しているとが限らない理由です。

老人ホームのほうも昔に比べどんどん介護報酬規程も厳しく減額されてきて、今はどこの老人ホームの経営が厳しい状況です。
ギリギリの経営環境ですので、少しでも稼働率を高めようとどこの老人ホームもケアマネ営業をして入居利用者獲得に躍起になっています。
たぶんケアマネージャーに老人ホームの相談をしたら、2~3件の老人ホームパンフレットを渡されて「この中から選んで、そこの老人ホームに連絡してください」みたいな対応ばかりだと思います。
でも、それも仕方ないことなんです。
ケアマネージャーにとって、もはや自分の手から離れていく(もはやお客さんではなくなる)老人ホームに入る利用者にそこまで時間を割いていくわけにはいかないのです。

日頃の業務に忙殺されるケアマネージャーに老人ホームを紹介している時間はない

一時は介護の花形みたいにもてはやされたケアマネージャーですが今はもうその評判は一変しています。
なぜならケアマネージャーの仕事って給料の割に仕事がとてもハードで
「こんな仕事 やってられっか!」
と退職するケアマネージャーも多いのです。
ケアマネージャー受験者数もこの数年で激減しています。
また、政府のほうもケアマネージャーの資質アップのためとても厳しい講習義務を課しています。
参考:厚生労働省:介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況等P

笑顔の江本

おそらくあなたの親を担当するケアマネージャーもコロコロ変わっていたのではありませんか?

昼間は利用者宅へ訪問して日々の状況を確認しなければなりません。
事務所に帰ればそれこそ膨大な量の利用者が使った介護保険サービスの請求計算をしなければなりません。
そんなクソ忙しい日頃の業務以外の部分で親身になって老人ホームを探し、内覧案内まで同行することをケアマネージャーに望むのは酷なことだとも思います。
そんな理由から「ケアマネージャーが1から10まで老人ホームの紹介をしている時間はない」といえると思います。

利用者が老人ホームに入れば自分との契約が切れる

一応、住宅型老人ホームやサービス付き高齢者住宅では利用者が介護事業所を選べることになっていて、必ずしも老人ホーム入所によってケアマネージャーが変更しなくてはいけないこととはなっていません。
しかし、現実は老人ホーム入所によってケアマネージャーが変更になるケースがほとんどです。
老人ホーム側にとって入所費用よりも介護報酬のほうが主な収入源ですので、このあたりはしっかりと老人ホーム側で管理しないと経営上はまずいことなのです。
ですので、自分の受け持つ利用者が老人ホームに入ることになれば、それ以降は縁が切れてケアマネージャーもその後の経過はわからないのです。

泣く江本

老人ホームの紹介はしたけれど、その後はどんな状況なのか?
は元担当ケアマネージャーも知りません。

ケアマネが紹介できる老人ホームは意外と少ない

ケアマネージャーも日頃からいろいろな老人ホームとのコネクションもあります。
でも、それって意外なほど数は少ないのも現実です。
以前利用者さんに紹介した老人ホームに問い合わせをして「今は残念ながら満床です」と答えられるとケアマネージャーの頭からすぐにその老人ホームのことは記憶から薄れていきます。また老人ホームのパンフレット補充の作業も煩わしいものです。そこで自社の老人ホームのパンフレットをもって熱心に営業に来る空き室に困った老人ホーム担当営業マンの老人ホームを勧めがちです。
でも
常に満床に近い老人ホームほど良い老人ホームと言えるかもしれません。
常に空きが目立つ老人ホームには少し不安が残ります。
でも、利用者から老人ホームの相談を受けたケアマネージャーにとって都合の良い老人ホームとは
「いつでも空きがある老人ホーム?」
と言うのも現実かもしれませんね。

自分の受け持ちエリア以外の老人ホームは知らない

ただでさえ忙しいケアマネージャーです。
自分の受け持ちエリア以外の地域の介護施設のことはあまり知らない現実もあります。

また、必ずしも親と子供が近所に暮らしているとは限りません。
これからの面会のことを考えれば、ある程度は子供の通いやすいエリアで老人ホームは探したいものですが今の担当ケアマネージャーでは難しいこともあります。

ケアマネ紹介で入所した老人ホームがとんでもない所だった?

親を入れた老人ホームの後悔
ケアマネに紹介されて親を入れた老人ホームに不満や不信を持つ?
そんな方も少なくありません。

入所した母の様子がおかしい
面会に行ったら、母親の顔に青アザができていた。
 職員に質問しても、どこかで打ったのでは?というが頼りない返答に不信がある

そんなご相談もよく受けます。
老人ホームはいったん入所してしまえばブラックボックスです。
日頃の生活はもう子供たちにはわかりません。
こんなことがあってはならないのですが・・・

老人ホームは入ってみないと分からない

正直、
老人ホームの真実は入所してみないと分からない?
という現実もあります。
特に老人ホームの費用だけに目を奪われて選んだ場合にはそんなことがよくあるかもしれません。

笑顔の江本

たくさんの老人ホームを観てきた私には
「高い老人ホームが必ずしも良いとは言えないが、安い老人ホームよりは良い」
という印象を持っています。


入居一時金や毎月の入所費用が安い老人ホームはやはりギリギリのところで経営されていますから、手厚い介護を望むのは少し難しいかもしれません。

なにも超高級老人ホームをお勧めしているわけではありません。
できれば、もう5万円?だけでも老人ホームの予算をあげることはできませんか?
若干の入居一時金の負担はできませんか?
それだけでかなり老人ホームの選択肢はぐっと広がります。

笑顔の江本

月額15万円の老人ホームの介護スタッフ
月額20万円の老人ホームの介護スタッフ
ぜんぜん対応が違うと正直すごく感じている私です。
※低価格帯の老人ホームに訪問して茶髪のピアスを開けポロシャツの裾は出しっぱなし、作業靴のかかとを踏んづけて作業している若いお兄ちゃん介護スタッフに「チッ!」と舌打ちされたことも一度や二度ではありません。

老人ホームから新たな老人ホームへ引っ越しをする方も多い

少しでも今の老人ホームに不平不満があるのなら老人ホームから老人ホームへの引っ越しを考えるのも必要かもしれません。
いくら苦情を申し立てても老人ホーム側の体制や対応が変わることは難しいのですからね。

あなたの親にぴったりの老人ホームは?

老人ホーム
あまり一般の方は老人ホームがどんなところか?についてよく知りませんし誤解も多いです。

老人ホームには
介護付き老人ホーム(病院の延長?)
住宅型老人ホーム(賄い付きの寮?)
サービス付き高齢者住宅(バリアフリーの賃貸マンション?)
に分類されます。
参考:厚生労働省:介護を受けながら暮らす高齢者向け住まいについて

笑顔の江本

要介護度が高く医療依存度の高い方はやはり「介護付き老人ホーム」
少し介護の手助けが必要な方は「住宅型老人ホーム:
自立もまだ可能なアクティブシニアには「サービス付き高齢者住宅」
少し前まではそんな位置づけでした。
しかし、いまはもう様変わりしています。

今はどこの老人ホームも特別養護老人ホーム化している

ちょっと前の「住宅型老人ホーム」や「サービス付き高齢者住宅」では
認知症の方お断り
看取り対応不可
というところも多かったのです。
もちろん、それに介護付き老人ホームに比べて対応するスタッフや医療体制の問題もありますから当然のことです。
でも、いまはどこの老人ホームも
認知症の方OK
看取り対応可
をセールスポイントにしている住宅型老人ホーム・サービス付き高齢者住宅もめちゃくちゃ増えてきています。
※というか「ほとんどそんな感じです。
なぜなら、要介護度の高い方ほど老人ホーム側にとっては儲かる利用者なんです。
反対に要介護度の低い方ほど儲からない?できれば入ってほしくはない利用者ともいえます。
そして一度入った入居者はすべて囲い込みをして亡くなるまで手放さないようにしています。
そうでもしないと老人ホーム経営はできない厳しい状況なのです。
私自身も老人ホーム紹介もしていますが
空き状況を確認すると要介護度によって受け入れ老人ホームの対応が著しく異なるのです。
要介護度の低い高齢者は積極的に受け入れてはくれません。
本来、そんな方のための介護施設であるサービス付き高齢者住宅であってもです。

今は、どこの老人ホームでも要介護度の高い方ばかりなんです。
これは老人ホームをいくつか内覧した方も感じることではないでしょうか?
要介護度の高い人たちばかりでまったく活気がない老人ホーム。
これでは、まだ少し元気な高齢者や身体は少し不自由だが頭はしっかりとされている高齢者さんたちには居心地が悪い場合も多いのです。
重い認知症の方が大声を出して叫びながら暴れている?
要介護度の高い方ばかりで活気がまったくない?
そんな老人ホームに入って、認知症が一気に進んだりひどい帰宅願望に襲われてしまう方もいます。

特別養護老人ホーム入所待ちの利用者たちが待機する老人ホームも多い

特別養護老人ホームはご存知の通り、原則要介護度3以上の方しか入所はできません。
要介護度3というのはかなり重い要介護度です。
しかも、すでに入所待ちが方が溢れかえっている現在の状況では、要介護度3以上であってもすぐに特別養護老人ホームには入れないのです。
すでに在宅介護も限界の方たちばかりですから、やむなく老人ホームに入らなければならず、多くの特ベル養護老人ホーム入所待ちの方がやむなく民間老人ホームに入って順番を待っている現実もあります。
このあたりもどこの老人ホームも要介護度の高い方ばかりであふれている理由かもしれません。

老人ホーム経営で要介護度の低い入居者は儲からない

少し前の老人ホームは入居一時金が設定されていました。
また「超」がつくほどではないにしろ、高級・中級・低額の老人ホームなど結構バラエティに富んでしました。
しかし、今は介護保険の改正(改悪?)や不景気などでどこも低額老人ホーム路線に変更しています。
毎月の入所費用も安く設定されていますし、もちろん入居一時金もゼロのところばかりです。

泣く江本

老人ホーム費用の低価格化で介護サービスも同様に低下しているように感じる私です。だからこそ「虐待」などの問題も多発しているのかもしれません。

家賃代わりの入所費用や食費代
ほとんど老人ホーム側に利益はありません。
おのずから収益の柱は介護報酬に頼らざる負えません。
要介護度によって補助される介護保険適用サービス提供は大きく変動します。

要支援1(利用限度額:月50,030円)
要支援2(利用限度額:月104,730円)
要介護1(利用限度額:月166,920円)
要介護2(利用限度額:月196,160円)
要介護3(利用限度額:月269,310円)
要介護4(利用限度額:月308,060円)
要介護5(利用限度額:月360,650円)

もちろん、老人ホーム側も入所した方には目一杯の限度額まで介護サービスを利用するケアプランを作成します。
一人当たりの毎月の介護のサービス(売上)が5万円の方と36万円ではおのずから入所者を選びたくなる老人ホームの気持ちも理解できないわけではありません。

アクティブシニアに快適な自立型老人ホームは少ない

たくさんある老人ホームの中で、自立型の老人ホームはかなり少数派です。
※本来、サービス付き高齢者住宅はこうあるべきかと思いますが・・・

今はどこの老人ホームも出入口は施錠されていて気軽に外出することもできません。

そんな不自由な生活は少々窮屈なものです。
在宅で生活するのは少し難しい
手厚い介護はまだ不要(日強い鵜最小限の介護は必要)
そんな高齢者にぴったりの老人ホームはなかなか探すのは難しいのです。

【結論】老人ホームは自分で探すしかない

老人ホームを自分で探す
満足できる老人ホームを望むなら、
ケアマネジャー任せではなく自分でも探してみる!

今はそんな時代なのかもしれません。ましてそのほうが今の担当ケアマネージャーにとっても嬉しいことなのです。
では、どうやって自分で探せばよいのでしょうか?

新たに誕生した老人ホーム紹介ビジネス

片っ端から老人ホームをネットで調べてパンフレットを集めまくっても結局なにがよいのかわからない?という事態に陥りがちです。
実はいまは老人ホーム紹介会社がたくさん出てきています。
それらをうまく活用して探してみるのもお勧めです。
紹介された老人ホームの中から気になる介護施設への案内内覧の手配もしてくれます。
しっかりと自分の目で判断して親を入れる老人ホームは決定してくださいね。

おすすめ老人ホーム紹介会社

老人ホーム会社にもいろいろ特徴があります。
何社かおすすめの老人ホーム紹介会社をご紹介しておきます。
とりあえず老人ホームの情報やパンフレットの収集にお役に立ててみてください。

LIFULL介護

ライフル介護
全国32,000件以上の老人ホームや有料老人ホーム、高齢者向け賃貸住宅、特別養護老人ホーム(特養)などの情報を紹介している業界最大級の介護施設検索ポータルサイトです。
全国対応
②月間サイト利用者数は120万人以上と、業界最大級
>>>【LIFULL介護】

シニアのあんしん相談室

シニア安心相談室
シニア安心相談室は
全国対応
②『15年間・6万件』の実績!ベテランスタッフも在席
②担当スタッフが相談から入居まで『無料』でサポート!
③複数の老人ホーム・介護施設のパンフレットを『まとめてお届け』
④各施設の『見学予約』をご本人様に代わって担当スタッフが調整
⑤老人ホーム・介護施設の見学同行可能 (※一部エリアに限ります)
⑥1年間無料で入院費用を補償する『入居後あんしん保障』をご利用可能

>>>シニアのあんしん相談室公式ホームページ

きらケア老人ホーム【首都圏特化】

きらケア老人ホーム
きらケア老人ホームは
【首都圏特化】
・最短1週間で入居可能
・首都圏特化で豊富な内部情報をご提供
・首都圏に特化し、空室情報をリアルタイムに把握
・担当アドバイザーがつき迅速丁寧にサポート
が特徴です。
>>>【きらケア老人ホーム】公式ホームページ

積水ハウスグループのシニア向け賃貸住宅

積水ハウス高齢者賃貸住宅
【全国的に希少な自立型】
・自宅よりも安心。介護施設より自由な生活
・お部屋はバリアフリー使用
・食堂や共用部があり、24時間見守りサポート
・生活相談員が日中いるので、困ったときにサポート
・お部屋が大きく、キッチン、お風呂、緊急ボタンが付いています。
「入居一時金」「礼金」「更新手数料」不要!!
まだ少しの介護の手助けがあれば生活はできるという方には嬉しい老人ホームです。

>>>積水ハウスグループのシニア向け賃貸住宅ホームページ

まとめ|100%満足できる老人ホームなど無いということを覚悟する

高齢の親の老人ホーム探し
現実として
100%満足できる老人ホームは無い!
ということは覚悟してください。
良くも悪くも老人ホームでは規則正しい共同生活になります。
今までの自宅のように、「自由な外出」や「好きな物を好きな時間に好きなだけ食べる」ことにも制約が出てきます。
はっきりいって老人ホームのお部屋は狭い!です。
どこまで妥協できるか?
どこまで老人ホーム費用は負担できるか?
などしっかりと考えて決断しなければいけません。

老人ホーム選びであなたの最優先事項は{費用?」「手厚い介護?」「近距離?」

すべてにおいて満足できる老人ホームはありません。
そこで老人ホーム選びには優先順位をつけて行わなければなりません。
費用優先
手厚い介護優先
いつでも子供が会いに行ける立地優先
さまざまな優先順位があります。
これらを総合的に判断して老人ホーム選びは行ってください。

一番の問題は「老人ホームのお金」ですか?

私は高齢者専門不動産会社です。
親の老人ホーム入居費用をどこから捻出するか?
実家の売却も含めて考えなければいけない場合も多いです。
そんな場合は私がお役に立てることもあるかもしれません。