離婚

笑顔の江本

私のほうに相続トラブルのご相談してくる方に意外と多いのが
離婚再婚をされた方なんです。
確かにいろいろな事情で離婚になってしまうことは理解できます。
しかし、それによって幼い子供たちは大きな心の傷を負ってしまうのですね・・・
そして、それが数十年後 相続トラブルの原因となってくることを知っておいてくださいね。

親が離婚してしまった子供の気持ち

やっぱりお父さんとお母さんが仲良くして欲しいと考えるのは子供の気持ちです。
しかし、いろいろな大人の事情で離婚せざるおえない夫婦もたくさんいます。
そんな板ばさみになってしまって心を痛める子供たちはどうしたらいいんでしょうか?



離婚後 別れた夫や妻の悪口を言い続ける親に子供はどう感じる?

この子供さんの一言が重いですね・・・

別れた夫の悪口を聞き続ける子供の気持ち

もしも物心つく前の子供だったらもう洗脳に近いかもしれません。
別れた夫や妻への怨み節を延々と親から語られ続ける子供は別れた父や母に対してどんな気持ちを持つのでしょうか?
えてして怨み節には尾ひれがつくものです。
本当のことを話す親も少ないのです。

離婚後、親権を無くした親との交流は少ない

現実問題として親権を失った親がその後 自分の子供に会うことはなかなか難しいものがあります。いくら会いたくても会えない時間が何年も続いてしまったら、もう諦めてしまってその気持ちもだんだん色褪せてきてしまうかも知れません。

まして、その後 再婚でもしたらもう前妻との子供 前夫との子供が実父・実母との交流は途絶えてしまうのではないでしょうか?

親から相続した不動産の売却で異母兄弟、異父兄弟が「初めまして」と挨拶する

何十年も会ってこなかった前夫・前妻との子供
再婚して新たな家庭で長年暮らした子供
※ひょっとしたらかいがいしく介護もしてくれたかもしれません

異母兄弟・異父姉妹といっても兄弟は兄弟、姉妹は姉妹なのですが互いにぎこちない関係であるのはやむおえません。
また親にとっても、いくら同じ子供だといっても正直 同じ愛情が湧きますでしょうか?
私も時々 遭遇するのがこういう親が離婚と再婚した異母兄弟・異父姉妹が相続の話し合いを持つ場で互いにぎこちない雰囲気ということは珍しくありません。

しかし、法律では同じ相続権利です

何十年も交流や付き合いが一切無かった前夫・前妻との子供
最期まで看取ってくれた再婚した妻や夫との子供
どちらもまったく同じ相続権利なのです。

問題は再婚相手と子供がいなかった場合は最悪な事態もありうる

一番の遺産はやはりマイホームなどの不動産です。
現金・預金に比べて非常が高いです。
確かに妻は1/2の遺産を相続する権利があるといっても、もう半分は前妻・前夫の子供が相続できます。

分ける遺産がマイホームなどの不動産しか無かったら・・・?

いくら前妻・前夫との子供と再婚相手が良好な関係を築いていたとしても
「◎子さん、亡くなった父が大変お世話になりました。
 ところで、父さんが残してくれたこの家は売って
 お金で遺産は分けたいと思います。
 もちろん◎子さんには法定相続分の半分はお渡しいたします。
 ですから、なるべく早く出て行く準備をしてもらえますか?」

なんて話は現実にありうる話なのです。

しかし「高齢者は賃貸住宅も借りられない状況で親の呼び寄せをどうする?」でもお話したとおり高齢になってしますと引越しも難しいことも知っておいてくださいね。

だから、離婚や再婚した夫婦は相続対策をしてください

きれいごとでは相続や介護はできません。
前妻や前夫との子供をえこひいきや分け隔てしてもいいと私は思います。
それがあなたの正直な気持ちならば、それがみんなを幸せにします。
あやふやな状態で放置するから遺された家族が困るのです。
分け難い財産(不動産など)は早めに売却してお金に換えておく
遺言書を書く
生命保険をかけて受取人を指定しておく

これだけで遺産相続トラブルは避けられるのです。