50代から60代ではまだまだ自分の老後のことなんて考えることは無理かもしれません。
自分自身はまだまだ「初老」という域にすらなってはない!と考えていると思います。
でも現実はもう【定年まであと◎年!】という不安もあると思いますが、それもまだまだぼんやりと漠然とした程度でしょう。いちおう政府も「定年延長」や「再雇用促進」などの対策を打ち出してはいますが、まだまだそれが大きな効果を出しているとは思えません。
しかし、それよりも深刻なのは「みんな自分の老後について超楽観的に感が逢え過ぎている!」ということが一番の問題なのです。
今まで毎月きちんと入ってきていたお給料やボーナス(それが当たり前という感覚はなかなか抜けません)
どうしてもそれが終わってしまったのに
『今までのライフスタイルが変えられない?』
という方がほとんどなのです。
日本ではまず「お金の勉強」なんてしてきた方なんてまずいません。
まず「お金を増やす(投資運用)」はどうしても「リスク」「詐欺」という恐怖感があります。
「お金の話をするのはちょっと・・・」という日本独特の考え方もあります。
だから老後のお金を考えることから目を背けていおるのです。
定年後に老後破綻する5つの原因
定年後に老後破綻する6つのケースはよく知られていますがまさか自分がこの中に陥るなんて誰も考えてはいなかったでしょう。
原因① 定年後も生活スタイルが変えられず起こる浪費破綻
収入に見合わない生活を行うことで、赤字家計となり貯蓄を取り崩し破綻
【定年後に大きな買い物をして起こる老後破綻】
退職金などで住宅ローン一括完済やリフォーム、自動車購入など生活費以外の大きな買い物そする。
原因② 自分自身の病気や親の介護で起こる老後破綻
自分自身あるいは妻など配偶者が大きな病気になったらどうしますか?
「生命保険があるから大丈夫?」というのが少々甘いかもしれません、医療費などは賄えてもその後の生活費までは賄えません。
自分自身の医療費や介護費用をどうしますか?
「いざとなったら老人ホームにでも入るから大丈夫!」は甘い考えです。
年金だけで入れる老人ホームもありますが、そこで手厚い介護なんて正直期待してはいけないと思います。
ぜひ一度老人ホームがどんなところか?実際に現地を見てください。
いくらかかるのか?調べてみてください。
高い老人ホームが必ずしも良いとは断言できませんが、少なくとも安い老人ホームよりは良いことが多い!
それは老人ホームの紹介もしている私の実感です。
自分じゃなく「親の介護」で起こる老後破綻もある
介護離職
それが大きな社会問題にもなっています。
定年を迎える前に親の介護で仕事を辞める人が後を絶ちません。
親の年金がある間はなんとかそれでもやりくりできたかもしれません。
しかし、もし親が亡くなった後はどうなるのでしょうか?
親の年金もない?
もちろん相続で親からもらう遺産は少なく他の兄弟たちと分割したら雀の涙しか・・・
親を亡くした悲しみがやっと癒えそうな時に襲ってくるのは「これからどう暮らしていけばいいのか?」という難問です。
原因③ 子供・孫への援助で老後破綻
子供や孫への
・結婚費用
・教育費金
・住宅資金
を援助する親も多いのですが果たしてそれが後で大きなツケは回ってくることをみんな知りません。
退職金が入ったことを知っている子供たちはそれこそ猫なで声で援助を相談してくることでしょう、
もちろんまとまったお金である退職金で親自身も気が大きくなっていることでしょう。
子供や孫への援助は気を付けないとすぐに退職金なんか無くなるものです。
「自分たちの老後や介護は子供たちに託す?」
それはちょっと危険な考えです。
そもそも遠く離れて暮らしている子供に老後の生活の世話や介護などは物理的に無理です。
なにより「親の介護なんてしたくない!」という子供たちのほうが多いのですよ。
原因④ 金融詐欺や投資失敗による老後破綻
「甘い話には裏がある?」
これは他人なら「なんでそんな胡散臭い話なんか信じるのなぁ?」なんて説教するのに、ある日突然自分がコロッと騙される!なんてことは良くある話です。
それでトラの子の老後後資金が一気にパー?
今は高齢者の老後資金を狙ってさまざまな詐欺行為が溢れかえっているのは毎日のニュースであなたも見ているはず。
典型的な「オレオレ詐欺」だけじゃなく「高利回り金融商品」など勧誘なども大手の銀行でも営業をかけています。
原因⑤「長生きすら大きなリスク」である老後破綻
今の時代は「長生き」すら大きなリスクなのです。
まわりを見渡せば90歳百歳のご老人なんてゴロゴロいます。
でも残念ながらピンピン元気で動き回っている?方は少数派です。
ほとんどが静かに在宅や老人ホームで静かに暮らしています。
「寝たきり」「認知症」の超高齢の長生きされた方の介護費用や老人ホーム費用はとてもお金がかかります。
年金では賄いきれないのが生活費です。
現役時代に必死で節約して蓄えた預貯金も長生きしすぎれば枯渇してしまう可能性もあるのです。
「定年後設計スクール」で一度自分の定年後の生活設計を客観的に見直す機会を作りませんか?
なかなか自分では客観的分析が難しいの自分の老後の生活設計です。
あらゆる事態を想定して考えなければいけないのが定年後の老後の生活設計なのですが、どうしても自分では自分の最悪の自体なんて推測できないのです。
老後設計に保険は必須
今は超高齢化社会で100歳の方なんて珍しくありません。
でも、長生きがリスクになる時代でもあります。
そんな流れを受けて、長生きのリスクに備える保険もたくさん開発販売さててきているのをご存知ですか?