母ロス
親がこの世からいなくなるなんて?
誰も想像すらできません。
頭ではわかっていても、いざ現実となるとそんなことどうしても考えられないのです。
かくいう私もその一人・・・(涙)
父が亡くなる時には母が気丈にふるまっていましたからそれほどでもなかったのですが今度は母が亡くなった時にはそれはそれは大きな衝撃でした。
葬儀も終わり四十九日法要も一周忌も過ぎたのに未だに「母の死」を受け入れられずに引きずっています。

私も母ロスからもう数年経つが、いまだにその悲しさは癒えない

母ロスから数年、未だに悲しい

私は一番の末っ子でずっと独身
姉や兄はすでに家庭を持って外で暮らしていましたが
私は母とずっと狭いオンボロな実家で喧嘩ばかりしながら同居していました。

母を亡くした時
やはりちょっと姉や兄とは異なる感情でした。
もちろん、姉や兄が中心となってお通夜やお葬式で親戚知人との応対などをしっかりと対応してくれていました。
しかし、私はただただオイオイ泣いていたんですね。
今から考えると50をとうに超えたおっさんが
「お母ちゃん、お母ちゃん!」
とオイオイ泣いている姿をみんなに見られたかと思うと
少々気恥ずかしいです。

母が亡くなったことがどうしても現実に思えなかった数年間

実家に帰った時
お母ちゃんと食事に行った店の前やテレビでその店が紹介されてた時
長いこと入院していた病院の前を通った時
なんか、お母ちゃん まだ居てるみたい・・・
とよく感じたものです。

最近では毎年お取引先からお中元でいただいくブランド物のさくらんぼ
こんななんでないことでも母を思い出してしまいます。

母の好物のサクランボ
今年もいただきまして、それを食べていると亡き母を思い出すのが
そのいただき物のさくらんぼを入院していた母に届けた時のことです。

元気だった昔の母はそんなハイカラで高級なものは決して買いませんでしたし、貧乏で買えません。
晩年、もうほんとの晩年
二度目の脳梗塞、認知症発症、病院の食事に手を付けない
そんな状況で入院中の母にこのさくらんぼを差し出すと
(たぶん人生初のさくらんぼだと思います)
母は無言で「ひとつ口に入れては種をペッ」「ひとつ口に入れては種をペッ!」
「お母ちゃん、美味しいか?」とたずねても返事もせずに
「ひとつ口に入れては種をペッ」「ひとつ口に入れては種をペッ!」
もちろん認知症のせいか?病気で意識が朦朧(もうろう)としているせいか?
ボクが種を受け取るために用意したティッシュを引いた私の手のひらなど完全無視して
ただひたすらベッドのシーツの上にさくらんぼの種を
「ペッ!ペッ!」
と吐き出すのです。
しかし、なにも食べ物に手をつけなかった母が
無心に口に入れる姿を見て
「おっ?お気に召したのかな?」と喜びました。
それからデパートの地下の果物店まで行っては(近所のスーパーのさくらんぼは食べなかったグルメな母でした)
同じブランドのさくらんぼを買ってはもっていったものです。
普通なら数千円ものサクランボなんて絶対買えませんがそんな母の姿を見たらお金なんて関係ありません。
そんなことを思い出し亡き母の写真の前にサクランボをまたお供えしました。
取引先のK会長!いつもお送りいただきありがとうございます。

笑顔の江本

まあ、さくらんぼひとつでこんなおっさんが亡き母を思い出して泣き出すくらいですから、母ロスで悲しみから立ち直れない子供が多のは理解できます。

でも、母ロスで体調を崩してしまう!精神的辛さからうつ病になってしまう方も

「母ロス」でうつを発症 解決する方法とは
 親の看取りは誰しもが経験するもの。しかし、ゆっくりと最期のお別れをすることができなかったと、後悔する人は多い。まだまだ元気だからと、話し合わずにいると、その日は急にやってくる。お墓のこと、相続のこと、延命措置のこと、そろそろ話し合ってみませんか? AERA 2017年7月10日号では「後悔しない親との別れ」を大特集。

 母親を亡くした時、「母ロス」と呼ばれる苦悩や悲しみに襲われる人は少なくない。精神的に母への依存度が高い日本では顕著だ。母ロスを乗り越えるには、どうすればいいか。
*  *  *
 遺影の母は、笑っている。
「笑っている写真にしたんです。だけど、見るとつらいです」
 中川葵さん(27)は、そう言うと涙ぐんだ。

 今年1月、最愛の母を亡くした。胃がんだった。
がんが見つかったのは2015年冬。その時点で、ステージ3。

 治療すれば治ると信じ、母も治療に積極的だった。母とは離れて暮らしていたが、仕事が休みのたびに実家に戻り、母との時間を過ごした。しかし、昨年12月上旬ごろから母の病状は悪化し、入院。年が明けると体調は一気に悪くなり、最期は家族に看取られ亡くなった。享年59。

「もっと、一緒にいたかったです」
 中川さんにとって母は、どんな時も味方でいてくれ、支えてくれる存在だった。中学・高校と反抗期だったが、母は毎日弁当を作ってくれた。部活で朝が早い時も、朝ご飯を作ってくれた。
 大学を卒業するとあこがれていたCA(客室乗務員)になった。入社してすぐ、会社を辞めざるを得ない状況になったが、「その時はその時でしょうがないわ」と言ってくれた。そんな優しかった母の死を、まだ受け入れることができないという。

「いつも母のことを頭のどこかで思っている感覚です」

●寂しさはなくならない
 今も、ふとした瞬間に、悲しみのスイッチが入る。
 仕事中でも、自分たちと同年代の親子が搭乗してくると、「一緒にどこか連れていってあげたかったなあ」と思う。とくに母と過ごした実家に帰ると、さまざまな思い出が鮮明によみがえり、涙がこぼれるという。
AERA

でも冷静に考えてみるとあれ以上のことはできなかったんじゃないですかね?

確かに
「あの時 あんな風にしてあげてたら?」
「あそこにも連れて行ってあげたかった」
「最後にあれを食べさせてあげたかった

などなど後悔することってたくさんあります。
でも、それってあなたが嫌だったからじゃなくて
どうしてもやってあげれなかった理由や状況があったからではないでしょうか?

ぼくにもたくさん、たくさん、たくさん後悔があります。

でも、タイムマシンに乗って母が最後の1年前か二年前に戻れたとしても
やはりできたことって限られてしまってると思います。
やっぱり、『お母ちゃんには同じことしかしてあげればかったなぁ』と思います。
お金のこともあります。
時間のこともあります。
仕事も何もかも放り出してなら、もっと親孝行できたかもしれませんが、それは不可能なことですからね。

もし、今後悔していることが全部やり直せたとしても、
こんどは新たに後悔してしまうことが同じくらい出てくると思いますよ。

母ロスから立ち直るために

母親との辛い別れから母ロスになってしまった?
そんな状況から立ち直るためにはこんなポイントが良いといわれています。

「母の死」という現実を受け入れる

どうしても「母親を失った」という現実を受け入れられず、母の死を心が否定するということがあります。
まるで「母が亡くなったことは夢の中で起こったこと」のように現実から目を背けよう!背けようとしがちです。
しかし、この「母が亡くなったことの現実」を受け入れることからしか何も始まりません。
ええ、それがいかに辛いことなのか?は母を亡くした私にはとてもよくわかることなのですが・・・・

思い切り泣きましょう!悲しみましょう!感情なんか抑え込まずに

恥ずかしながら私は母の死である意味「母ロス」だったかもしれません。
早くに結婚独立して離れて暮らしてきた姉や兄と違い、ずっと同居して母子二人暮らしを続けてきた私にとっての母の存在は他の兄弟とは違うものでしたから・・
一応会社経営者でもありエエ歳をこいたおっさんでもありますが、私は人目をはばからず泣いていました。
たぶん人生の中で一番涙を流したんじゃないかぁ?(バケツ一杯分以上)
ずっと「ヒックヒック!」と嗚咽していました。
「世の中にこれ以上悲しいことなんてない!」とも感じました。
世間では「なんと女々しい奴!」と思われたかもしれません。
でも、今ではそれがよかったのかも?なんて思います。
みんな悲しい感情を抑え込んで無理をしているように感じるからです。
それがいつか心を押し潰してしまうかもしれません。

時間という「日にち薬」しかない

母親を亡くした悲しみから立ち直るには結局
時間という「日にち薬」しかない!?
のかもしれません。
私も実家に立ち寄ったり、母と行ったところ(病院・飲食店・スーパーなど)に立ち寄ったりしたときには思わずその光景がフラッシュバックして悲しみがこみ上げてきました。
しかし、母の死から数年が経ち、よく母と行った場所からの帰り道
「あれ?今回はお母ちゃんのこと 思い出さなかったなぁ?」
という風に変わってきました。

自分だけで背負わない!周囲に助けてもらう

今はひとりっ子の方も多いです。
どうしても自分ひとりですべての悲しみを背負ってしまう方も少なくありません。
「そんな、話したって本当の私の気持ちなんてわかりっこない!」
なんて諦めないで、まわりの人に自分から助けを求めてもよいのではないえdしょうか?
友人・知人・親戚・近所の人
そんな人たちの理解やサポートで辛さが和らぐこともあります。

笑顔の江本

母の好物のサクランボよし、近いうちにお母ちゃんのお墓にさくらんぼ持って行ってきます。
待っててね?お母ちゃん
なんか、このサクランボ
めっちゃ甘いけどしょっぱいなぁ・・・
グスン(涙)



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