認知症って風邪みたいな身体の病気のように明確な症状がでるわけではありません。
だんだん、「些細なことで急に怒り出す?」「その話は何度も聞いたのに?」「さっき電話で話したのにまたすぐにかけてくる?」という「あれ?」という行動が目立つようになってきたら「もしかして認知症かも?」と疑わなければいけません。


親が認知症かどうか調べるために病院に連れて行くには?

認知症の診察で病院に親を連れて行く

ただ初期の認知症の方は身体がまだまだ元気ですし、普段は普通にしゃきっとしている場合も多いです。
そんな親に
「認知症かもしれないから病院で診察を受けに行こう!」
なんて勧めてもなかなか「わかった」とは言ってはくれないものです。
親本人も「ひょっとしてわたし、ボケてきたかも?」という自覚があるからこそ頑なに病院での認知症の診察は拒否するものです。なぜなら「もし診察で自分が認知症と診察されたら?」という大きな不安があるからです。また、本人のプライドというものもあるでしょう。
自分の認知症を認めたくない親

病院に連れて行くには他の病気(風邪、持病)の時にまぎれて連れて行かれてはいかがでしょうか?

高齢になれば身体も弱ってきます。風邪などをひいた時もチャンスかもしれません。
高齢の方であれば糖尿病など何かしら持病をお持ちかもしれません。
風邪をひいた時、糖尿病などの持病の治療に病院に行く時をチャントするのも得策かもしれません。
あえて、いつもの診療所ではなく少し大きな病院がよいと思います。
できれば「物忘れ外来」があるとことがいいですね。

事前に医師に認知症の検査のことを伝えておく

『今回は風邪できましたが、実は少し認知症の症状と見られることが多くなってきたので一度 認知症の診察をしていただけませんか?』と予め病院側に相談してみてはいかがでしょうか?
事前に医療相談窓口のソーシャルワーカーに相談しておいて、そこから医師に事情を伝えてもらっておく方法もあります。

事情を理解してくれた医師なら
『そうですか?頭が痛いのですね?それはおおごとになるかもしれないので念のため脳の検査もしておきましょう』
とうまく誘導してくれるかもしれません。

日常生活でどんな症状がでているか?メモなどを医師に渡す

認知症の診断や治療において非常に重要なのが「どんな症状なのか?」なのですがこれは診察室だけではわかりません。
いつ頃から?
どんな症状が?
どれくらい?
出ているのか?
普段の日常生活でどんな支障や混乱が起きているのか?
こればかりは本人から医師もヒアリングできません。(本人には「自分が認知症かも?」という認識はないのですから)

ですから、家族がしっかりとその症状や問題行動などを医師に伝えなければいけないのです。
特に見知らぬ人と合った時にはスイッチが入って普段以上にしっかりと受け答えするのも認知症の症状ですからね。
始めてあった医師にはそのしっかりとした受け答えに「とても認知症の方とは思えない?」というケースもあるものです。

そんなことにkならないように
「夜中になんども電話をかけてくる」
「帰り道がわからなくなって警察に保護された」
「同じことを何度も何度も繰り返し話す」
「些細なことで激怒する」
などできるだけ具体的に症状や問題行動などのメモを渡しておくのもよいでしょう・

笑顔の江本

ただ、本人の前ですると
「嘘をつくな!」
「告げ口するな?」
「そんなことは一度もない!」
と医師の前で親子喧嘩にもなりかねないので注意してください。
予め診察前に医師に渡しておけばよいと思います。
※ですから「本人には見せないでください」とひとことメモもいいと思います。

家族からの症状を参考にして脳のCTスキャンをとって脳の萎縮などが見られれば「認知症」と診察されるかもしれません。

家族からの日常生活での症状や問題行動を参考にして、実際に脳のCTスキャンを医師は検査するかもしれません。
そこで脳の萎縮などの異常が見られれば認知症と診断されるかもしれません。

残念ながら認知症の治療薬の話は私は聞いたことはないですが、認知症の進行を遅らせたり症状を緩和する薬は開発されていると聞いています

アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知賞などの根本的な認知症の薬の話は残念ながら私はまだ聞いてはいません。
しかし、認知症の進行を遅らせたり症状を緩和するお薬は開発されています。

笑顔の江本

ですから認知症が疑わしいと思ったら早めに病院で診察を受けることをお勧めします。