認知症を完全に治療できる方法は未だ開発されていないが進行を遅らせたり緩和ケアが進んできている

いまのところ認知症を完全に治療できる方法はないですが、そのかわりいろいろな薬物療法やリハビリテーションや認知症ケアの研究開発が進んでいます。それらをうまく活用することによってある程度は認知症の㋒進行を遅らせることができるとされていますし、認知症の症状も軽減できることが期待できます。
認知症治療

でも、この認知症の薬物治療やケアを実行する人はまだまだ少ない感じがします

なかなかこの認知症の薬物治療や緩和ケアを始める方はまだまだ少ないような気がします。
認知症になってしまった本人の自覚や協力
家族も認知症をもうあきらめていたり、特に初期の場合は「歳のせい」と決めつけてしまっているのかもしれません。
また夫婦の場合はどうしても夫や妻が認知症になったことを認めたくはない?
または他の家族や親戚 近所の人に知られたくはない?
そんな諸事情からかもしれません。

しかし、初期の認知症の段階から薬物治療や緩和ケアがとても重要だと言われています。

抗認知症薬による薬物治療

しかしこの認知症の治療薬 プロのお医者様でもなかなかそのさじ加減が難しいのです。

こちらの厚生労働省から出されている「かかりつけ医のためのBPSDに対応する向精神薬使用ガイドライン」をご一読いただきたい。

結局、認知症は普通の病気ではないのでやはり「抗認知症薬」だけでなく併せて「抗うつ薬」「抗不安薬」「睡眠薬」なども処方されているケースもあることに注意してくださいね。
やはり副作用にも注意しないといけないのです。

薬の副作用の症状はやはり家族がしっかり見守って観察しておかないといけません

私の母の時もそうでしたが、入院したての時せん妄の症状が出ました。
たまたま母の入った老健は後から考えるととんでもない」ドクターでした。みるからに卒業したての若いなにも知らない?経験不足の医者でした。(今から思い出しても腹が立ちます)
私はずっと手のひらいっぱいの薬を何も知らずに母に飲ませていました。
母はずっと目がトロンとしてなにを話しかけても無反応でした。
老健から他の病院へと転院しました。
そこの先生にいままで服用してきたお薬を見せました。するとあきらかに目の色が変わっていました。
その病院で処方されたのは今までとは比べられないくらい少量のお薬でした。
老健にいた時には会話すらできなかった母ですがその後 普通の会話を私と出来るようになりました。
もちろん、時々はトンチンカンな話も多かったですが、母が亡くなるまでの間 私はたくさんたくさん話をしました。
僕の知らない昔のこともいっぱい・・・
その時間はもうぼくにとってはすごく貴重な時間を過ごせました。今もその病院には心から感謝しています。

また92歳で亡くなった義母の場合なんですが、老人ホームから認知症のパッチを貼ってもいいですか?と連絡がありました。
どうも食欲がなくて食べてくれないし少し表情に変化が乏しいので認知症の原因かもしれないとのこと。
すると老人ホームから連絡があって「ご飯も食べられましたよ!」とうれしい連絡がありました。
しかし、それを続けて数日後 面会に行くと明らかに義母の反応がおかしいのです。
脳梗塞を疑って緊急で病院で検査をしましたが異常なし やはり抗認知症薬が効き過ぎていたみたいでした。

こんな風にものすごく難しいのが認知症のお薬なので気を付けてくださいね。
ただ、抗認知症薬をうまく使えば症状が改善されたケースも多いので、そのあたりはしっかりとお医者さんや介護のスタッフさんとまめにコミュニケーションをとって常に気を付けてください。