特に不動産は相続の仕方に注意しないといけません

借地になってしまった不動産相続

笑顔の江本

いつもお話しするのですが
「法律はそれを正しく理解している者には優しく、無知な者には時に残酷なこともある!」
ということは肝に命じておいてくださいね

不動産では家族観で曖昧な権利形態がよくあるが、相続でそれが良くも悪くも清算される

相続をきっかけに曖昧な不動産の権利形態が清算される!
それ自体は僕自身は悪いことだちは限らないと考えています。
そのままなあなあでズブズブの関係が将来の子供や孫に大きな代償を払わせることもあるからです。

「親子であれば通じていた曖昧にしてきたことが、兄弟姉妹間では通じない?」ということって不動産などの土地や建物にはよくあることなんです。
では、
「土地を弟が相続したら建物の名義を持っている姉は不安定な借地権となってしまった。
しかも長年その地代は払っていない!
弟は建物解体代を先に渡せと言っている!」
という現実の相続トラブルをお聴きください。

僕は弟さんのお考えも理解できますし、正しく賢明な主張だと思います。
もちろん「なんと冷たい弟だ!」と思われるかもしれませんが口約束ほどアテにならないものはありません。
また将来 この相談者である姉の事もがきちんと建物を解体してくれるかどうかもわかりません。
それまでの間 弟さん側にしても権利の弱い使用貸借であってもいびつな権利形態ですから簡単に売ることもできません。
ただ、やはり今までの介護や経緯も深く影響してきます。

遺産分割協議書にハンコを押す前にしっかりと考えないといけません

相続はいびつな権利形態を清算する良いチャンスです。
これには正しい法律や不動産の知識が必要なんですね。
でも、みなさん自分勝手な解釈で勝手な主張ばかりするので私も困っているのですが・・・・

特に古い借地はなにも契約書で決めていないことも多く、すべて曖昧だ

私のほうにもたくさん借地ん関する相談も多いのですが、昔の借地契約では「地代」「借地面積」以外ほとんどなにも決めていない不完全な契約のほうが一般的ですしその契約書すら無い?ということも多いです。
ですから、借地人、地主 双方の話し合いでしか決まりませんし互いに平行線ということもよくあります。
だから相続の時がきちんと話し合って決めておく良いチャンスなんです。