実家に長年親と暮らしてきたワンチャン猫ちゃんのペット
子供と離れて暮らしている高齢の親にとっては子供以上に可愛いかもしれません。
でも、そんな親にも寄る年波で困ることがあります。
それは認知症気味の親にきちんとペットの世話をできているか?という不安です。
もしも餌をあげるのを忘れていて親が溺愛している犬や猫が死んでしまったら・・・?
親もそれが自分のせいだとわかれば罪悪感もより大きくなり、ペットロスも心配です。
どうする?軽い認知症気味の親がするペットの世話
重度の認知症ならもはやペットの世話も無理ですが、軽度の認知症なら長年一緒に暮らしている家族同然のペットを親から引き離してしまうのは可哀そうです。
まして、ペットは認知症の症状改善効果も期待されているくらいですからね
ところが認知症の親のペットの世話をきちんとできているか?
は離れて暮らす子供にとっては心配になることもあります。
「ちゃんと餌はあげているか?」
「糞尿で部屋は臭くなっていないか?」
「散歩で転倒したりしないか?」
とても心配ですよね。
親がペットロスで悲しむ前に
もし親が認知症で、ワンちゃんや猫ちゃんへの餌や理のことを忘れてしまっていたら・・・
万一のことだとは思いますが、それでペットが餓死してしまったら大変です。
ワンちゃん猫ちゃんも可哀想ですが、なにより最愛のパートナーのペットを失った親の悲しみはなかなか癒えません。
いままで当たり前のように隣にいたペットがいない?
もしそれが自分の認知h相のせいだとわかったら、本人もひどく落ち込むかもしれません。
親がペットロスにならないように子供も気を津yけないといけません。
訪問介護の保険外サービスでペットの世話が利用可能になった
訪問介護でお手伝いに実家まで来てくれる介護ヘルパーさんは家政婦ではありません。
なぜなら介護ヘルパーの仕事って介護保険で実施できるサービスに限定されているからです。
「ほんのついでで済むことなんだから、それくらいやってくれてもいいじゃないか!?」
といってもむこうもビジネスですし、介護保険適用外の仕事はできません。
心優しい介護ヘルパーさんは内緒でこそっとやってあげることも多いようですが、ひとつの親切がどんどんエスカレートしては困りものです。
介護保険適用のサービスとは別に保険外サービスというものがあります。
保険外サービスとはその名の通り介護保険は適用できない部類のサービスです。
従来、この保険外サービスの提供についての明確なルールはなく各自治体が認めるサービスの範囲に差が生じていました。
そんな混乱もあって2018年9月、厚生労働省は介護保険の訪問介護(ホームヘルプ)や通所介護(デイサービス)で利用できる保険外サービスの事例を自治体に通知しました。
介護保険適用サービスと保険外の有料サービスを併用して提供することを「混合介護」と呼びます。
これまでの介護保険制度でも、混合介護は認められていましたが、
・自治体によって規定が異なること
・別々の訪問介護員が必要なこと
・同じ訪問介護員の場合は再訪問が必須になる
など利用するにはハードルが高く、実際にはほとんど利用されていませんでした。
現行の介護保険制度でも認められてはいても、厚生労働省が「介護保険内のサービスと保険外のサービスは、それぞれのサービスを明確にして提供すること」と示していたため、「混合介護」を行う事業者は、ほとんどありませんでした。
訪問介護の間にペットの世話も可能に|厚労省がルール明確化
2018年9月、厚生労働省は介護保険の訪問介護(ホームヘルプ)や通所介護(デイサービス)で利用できる保険外サービスの事例を自治体に通知しました。
これまで保険外サービスの提供についての明確なルールはなく、自治体が認めるサービスの範囲に差が生じていましたが、ルールが明確になることで介護事業者が保険外サービスにも乗り出しやすくなり、利用者にとって選択肢も広がることが期待されています。
1.訪問介護と保険外サービスを組み合わせて提供する場合
・訪問介護の提供の前後や提供時間の合間に、草むしり、ペットの世話のサービスを提供すること。
・訪問介護として外出支援をした後、引き続き利用者が趣味や娯楽のために立ち寄る場所に同行すること。
・訪問介護の通院等乗降介助として受診等の手続を提供した後に、引き続き介護報酬の算定対象とならない院内介助を提供すること。
2.同居家族に対するサービスの提供
・訪問介護の提供の前後や提供時間の合間に、同居家族の部屋の掃除、同居家族のための買い物のサービスを提供すること。
参考:日本医事新報
この1の「ペットの世話」という内容についてはかなり曖昧で「どこまで?」というところは各介護事業所によっても異なるかもしれません。
「猫や犬の餌やり程度?」
「散歩は?」
などなどありますが、それも猫や犬の匹数や身体の大きさなどもあります。
介護保険適用外なので自己負担となることは理解のうえで、とりあえず、介護事業所やケアマネージャーに相談してみてはいかがでしょうか?
認知症の親でもペットの世話が楽になる|自動給餌機「カリカリマシーン」の紹介
いくら訪問介護の介護ヘルパーさんにペットの世話が頼めるからといっても、毎日そのために実家に来てもらうことはできません。あるいは今受けている在宅介護事業所が「ペットの世話」の保険外サービスを受けてくれないかもしれません。
そのため、認知症の親がペットの世話を忘れてもある程度はしのげる対策も必要です。
そこで、こんなペットの自動給餌機もあることを知っておいてくださいね。
ペットの自動給餌機【カリカリマシーン】
【カリカリマシーンの紹介動画】
いかにも外国の「ザ・テレビショッピング」のような胡散臭いナレーションですが
バカ売れしているようで楽天などで第1位を獲得しています。
カリカリマシーンには2種類あります。
「カリカリマシーン」 (8,970円税込み)
「カリカリマシーンSP](16,980円税込み)
この「カリカリマシーン」と「カリカリマシーンSP]の違いはWEBカメラ内蔵のありなしです。
「カリカリマシーンSP」だとスマホやパソコンでワンちゃん猫ちゃんが食べていることろが観ることもできるのです。
※別途自宅にネットwifi環境が必要
【カリカリマシーンSP ユーザーレビュー 猫ちゃん編】
同時に親の見守りもできて一石二鳥かも?
【ムムムっ?カリカリマシーンの音声で命令を聞く柴犬(笑)】
【カリカリマシーンで兄弟喧嘩する猫】
詳しくはカリカリマシーン公式ホームページを参考にしてみてください。
保険外サービスは必ずしも受けてくれるかどうかは介護事業所次第ですが、カリカリマシーンにペットフードを入れるくらいなら快く受けてくれるかもしれません。
ただ介護保険外サービスはけっこう高い金額になるかも?
週に一度程度ペットフードの補充に実家に帰ることは無理でしょうか?ふどって
親も高齢になってくるとよく体調を崩し入院?という事態も増えてきます。 そんな時に実家にいる犬や猫などのペットの世話をどうしますか? ・近所の人や知り合いに「愛犬を預ける」「愛猫の餌をあげてもらう」 ・ペットホテルに預ける …