泣く江本

少子化といわれてから何十年
いまは一人っ子 一人娘が大変多くなってきています。
そんな時代になってきて
子供といってももう40歳50歳のいい大人なんですけど
いつまで経っても子供は子供
ですから、なにごとにも子供の生活に口出し干渉してきます。

一人っ子、一人娘の場合は
義両親だけでなく実親との付き合い方も難しい時代になりました

一人っ子一人娘の実親との関わり方

私も不動産屋長くしているといろいろなご家庭に遭遇します。

人生には山あり谷あり
良い時もあれば苦しく辛い時もあります。
そこを乗り越えるには夫婦が一致団結して乗り越えなければいけない大切な時期なのですが、
それを邪魔することがあるのが一人っ子や一人娘の実親のケースもありました。

離婚することになり、マイホームを売却するご相談を受けて、
せっかく買ったマンションの売却理由を訊くと
どうも実親の存在が大きい場合もありました。

夫がリストラされた
夫の会社が倒産した
たった一度だけ、たった一度だけ夫が妻に手をあげた。
※原因は妻のせいでも・・?
そんな人生の災難にぶち当たった時、一人っ子 一人娘の実親は
「離婚して実家に帰ってきなさい!」
と簡単に言ってしまうんですね。

やっぱりたった一人しかいない自分の子供だから、
「実家に帰ってきて欲しい!たとえ離婚してでも・・・・」
と思うのは親の気持ちの本音ではないでしょうか?

一人っ子、一人娘の場合は実親に愚痴をこぼすのは控えめに?

自分の親に夫の愚痴を言う娘

確かに世の中には辛いこともたくさん出てきます。
夫の親 義両親との確執いわゆる嫁姑問題は永遠に不滅です。
かといって愚痴をこぼす相手といえばそういるものではなく
やはり日頃の不平不満を実親につい愚痴ってしまうものです。
でも、それを聞いた親にとって子供がそんな苦労をしているのは不憫で不憫でたまらなくなるのもわかります。

ただ愚痴をこぼしただけなのに問題が大きくなって収拾がつかなくなってしまった

特に親がまだ50歳や60歳のまだまだ元気な場合は、もうはりきって自分の子供の窮地を救おうと自ら問題解決に乗り込んできます。
それが問題解決というよりも火に油を注ぐ事態を招いていることなんて気付かないものです

私もそれが原因で離婚してせっかく買ったマイホームの売却に発展してしまう(うちの商売的には嬉しいのですが、人の不幸はあまり嬉しくありません)ケースも少なからずあるんですね。
しかし、もう仲直りする雰囲気も親の手前かんたんにはできなくなってしまいます。

だから、あなたの愚痴りたい気持ちもよ~くわかります。
あんな夫と・・・
あんな姑・・・
やってられるか!
そんな気持ちはだれでも一度や二度は持つものです。
でも、それをストレートに実親に愚痴ってしまうと大変な事態になることもしっかりと理解しておいてくださいね。

追伸:親の干渉で離婚したご夫婦でしたが、復縁して再度わたしの会社からマイホームを買っていただきました

「子はかすがい」と言います。
やはり子供のことを考えたら?
というか本当は夫婦関係をまったくぶち壊すほどの問題ではなかったみたいで
少しランクは落としましたが、再び夫婦復縁の運びとなり私の会社から再度マイホームを買っていただきました。
ちょっとバツの悪そうなお2人でしたが、ワルガキいやお利口そうなお子様が新しいマイホームで無邪気に暴れまくるいやご活発に遊ばれる姿を見てちょっと嬉しかったです。

泣く江本

ちょっと、まだ契約前なんだから暴れるのはやめてくれえぇ!

ちなみに離婚する場合のマイホーム売却はかなり大変なんで気をつけてくださいね。