老人ホームから追い出される老人ホームは終の棲家?
そう考えている方が多いのですが必ずしも老人ホームは終の棲家ではないのです。
老人ホームを突然追い出される!
老人ホーム側から突然「退去勧告」を言われた!
そんな老人ホームの退去トラブルもあります。
「こんなはずじゃなかったぁぁぁっぁ!」と慌てふためくよりもすぐに次の対策を考えなければいけません。

老人ホーム退去トラブルの多くは利用者家族との勘違いから

老人ホーム退去トラブル
老人ホームは終の棲家!
みなさん、よくみなさん誤解されています。

なんども言いますが決して老人ホームは終の棲家とは限らないのです。
よくしている老人ホームの誤解はこんなことが多いです。

老人ホームは病院ではない

確かに老人ホームは病院との連携もしていますし、看護士の常駐をセールスポイントとしていることろもあります。
※本当に看護士が常駐しているかは微妙なところでもありますが・・・
※夜間は看護士がいないことが多いです。

いくら「病院と連携している」「看護士が常駐している」といっても老人ホームは病院ではありません。
おのずから医療行為もなかなかできないのです。
看護士ができるのも血圧測定や血糖値測定などの健康チェック、軟膏塗りや点眼や服薬の指導程度です。

老人ホームの種類や特徴を理解していない

老人ホームにも種類がありそれぞれに特徴があります。
・介護付き老人ホーム
・住宅型老人ホーム
・サービス付き高齢者住宅
それぞれに長所と短所があります。

介護付き老人ホーム

介護付き老人ホームは病院の延長というイメージを私は考えています。
経営も医療法人がしていることが多く医療体制は充実しています。
ただ、入居者も終末期の方が多く、元気な方には居心地が悪いかもしれません。

住宅型老人ホーム

高齢者のために「食事付きの寮」という感じではないでしょうか。
次にお話しするサービス付き高齢者住宅と介護付き老人ホームの中間という感じです。

サービス付き高齢者住宅

通称:サ高住ともいわれ高齢者向けの賃貸マンションです。
上記の「介護付き老人ホーム」「住宅型老人ホーム」は厚労省が建設補助金を出す管轄ですがこのサービス付き高齢者住宅の建設補助金は国交省の管轄です。
このあたりが少し各老人ホームの位置づけが変わるところかもしれません。
サービス高齢者住宅は比較的お元気な方に適しています。

介護体制も
介護付き老人ホーム>住宅型老人ホーム>サービス付き高齢者住宅
という感じです。※必ずしも断言はできませんが・・・
ただし、いまはどこの老人ホームも経営が厳しくどんどん利用者の囲い込みが激しいです。
本来要介護の低い元気なアクティブシニアのためにサービス付き高齢者住宅ですら
・認知症OK
・看取りOK
など要介護の高い方を優先して受け入れています。
※そのほうが収益が大きいからです。

だからこそ、認知症が進行したり、医療依存度が高くなると老人ホームから退去勧告がきて「老人ホームから追い出される」人が増えてくるのです。

退去のことは契約書に記載してある

老人ホームとの契約署にきちんと退去についての記載いがあります。
ほとんどの方はそんな細かいところまでチェックしていない
いくら気に入った老人ホームが見つかってもそのことはしっかりと認識しておいてください。

特別養護老人ホームでも追い出されることがある理由【退去勧告】

特養から追い出される
こんな場合は老人ホームから「退去勧告」つまり老人ホームから追い出されてしまいます。
終の棲家である特別養護老人ホーム(通称:特養)であってもです。

入居金や利用料の滞納

入居金や利用料の滞納による退去勧告も多いと聞いています。
老後資金の貯金が尽いてしまったり、子供たちの介護費用の負担でもめたりしたりすることもあります。
また最初からかなり無理をして、高額な老人ホームjに入居してしまったことが原因のこともあります。
今は超高齢s化社会です。老人ホームにはいてからでも長生きされる方もいますからね。
通常、利用料や入居金の滞納があった場合保証人(子供がなることが多い)に督促がきますが、再三の督促にもかかわらずその保証人からの支払いもない場合は老人ホームから追い出されてしまいます。

身体状況の変化(医療依存度の変化)

これが一番多い老人ホームから追い出される多いときいています。
介護付き老人ホームならまだしも、住宅型老人ホームやサービス付き高齢者住宅では医療体制が整わず、対応できないケースも多いのです。
・インスリン注射
・人工透析
・経管栄養(胃ろう)
・端の吸引
・人工呼吸器の使用
。気管切開
など医療依存度が高まれば、もうその老人ホームでは対応できなくなり退去勧告となります。

認知症の進行|他の入居者や従業員への暴力等の迷惑行為

今は住居型老人ホームやサービス付き高齢者住宅でも多くが認知症の高齢者でも受け入れています。
※十年前までは認知症の方の老人ホーム探しはけっこう苦労したものですが・・・
しかし、これも程度の問題です。
職員に暴力をふるったり、他の入居者の部屋に間違って入り込んでしまったりとトラブルが多いと手を焼いた老いjンホーム側から退去勧告が出ることもあります。

入院など一定期間以上のホーム不在

高齢者はちょっとしたことで長期の入院も珍しくありません。
長期の入院となった場合にはいざ退院となった時にもう空きがな区て戻れないということもあります。
6か月以上の入院など老人ホーム側で期間を定めている場合も多いですので契約書や重要事項説明書も確認しておきましょう。

不正入居が発覚した

老人ホームへの入居時に申請した要介護認定に虚偽があった場合、それが発覚した場合には老人ホームから追い出される退去勧告が出されることもあります。
入居を断られることを恐れ、認知症の進行度合いを低く説明したりすると入居後に老人ホームからそれを理由に退去を迫られることもありあmす。

老人ホーム側の追い出し(退去勧告)に従わなければいけないのか?


まずは老人ホームとの契約書や重要事項説明書の内容を確認しましょう。
老人ホームからの「退去勧告」がこの中の
・退去要件に該当するものなのか?
・事業者からの契約解除の内容に該当するものなのか?
を確認しなければなりません。
今までの経緯や事情の説明を受け、それが納得できるものであるかどうか?を確認します。
ただ、現実問題としてそれを拒めば
・「苦情の申し立て」(ホーム長・ケアマネ・地域包支援センター・国民生活センターなど)
・弁護士など法律事務所で裁判
ということしかありませんが、それには相当の時間もかかります。
ですからすぐに次の受け入れ先の老人ホームを探すことが先決でしょう。

追い出される老人ホームには見切りをつけ、すぐに次の受け入れ先を探す


今の時代、消費者が保護されていることは老人ホーム側も認識しています。
ですから退去勧告を出してくる老人ホームにはやはりそれなりの理由や事情があると思います。
そこで、なんだかんだとごネルよりもすぐに次の受け入れ先を探した方が賢明です。

認知症介護に定評がある老人ホームに転居

認知症の問題行動により老人ホーム側から退去勧告を受ける場合も多いでしょう。
老人ホームjの中には認知症の対応に定評のある老人ホームもあります。
そんな老人ホームを探してみましょう。

24時間痰の吸引が必要になら療養型医療施設に入院

老人ホームでの医療解除は限られています。
そのため医療体制の整っている療養型医療施設に入院するのもいいかもしれません。

看取り体制が整うホームに転居

細工の事態に備えなければいけない状況かもしれません。
終末期医療に対応している看取り体制が整っている老人ホームを探すのもよいかもしれません。

次の受け入れ老人ホーム探しに今のケアマネはあてにならないかも?

老人ホームにいったん入所すればケアマネはきっとその老人ホーム専属のケアマネになっていると思います。
老人ホームに勤務しているケアマネに次の老人ホーム探しに役に立つとは限らないのも事実です。

老人ホームから追い出されそうな時に自分で老人ホームを探す時に役立つ紹介サイト

自分で探さなければならない老人ホーム探しで役に立つのが老人ホーム紹介会社です。
老人ホーム会社はたくさんありますが、定評のある老人ホーム会社も紹介しておきますので気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
もちろん相談や紹介は無料で費用もかかりません。
老人ホーム会社にもいろいろ特徴があります。
何社かおすすめの老人ホーム紹介会社をご紹介しておきます。
とりあえず老人ホームの情報やパンフレットの収集にお役に立ててみてください。


老人ホーム「どこに?」「どんな?」「いくらの?」だけでも調べておきませんか?
いつか介護の限界がきた時に慌てないために、予め老人ホームのことを調べておくことをおすすめします。
意外とそんな時にケアマネージャーがアテにはならないからです。
※系列会社の老人ホームしかすすめない。
※子供が親を呼び寄せる場合など地域が離れた老人ホームの情報は知らない。
※独立系ケアマネは老人ホーム内部の情報は知らない。(評判など)
※いろいろなタイプの介護施設の中から選ばせてくれない。
全国の老人ホーム・介護施設の情報を紹介している老人ホームポータルサイトです。
日本全国の地域別に
・どこに?
・どんな?
・いくらの?
老人ホームがあるのか簡単に調べられて便利です。
■「みんなの介護」



■「LIFULE介護」


一番の問題は「老人ホームのお金」ですか?

私は高齢者専門不動産会社です。
親の老人ホーム入居費用をどこから捻出するか?
実家の売却も含めて考えなければいけない場合も多いです。
そんな場合は私がお役に立てることもあるかもしれません。