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仏壇の引っ越し
実家のお仏壇で頭を悩ませている子供たちも多い?
これは相続専門の不動産会社である私もよく遭遇する現実です。
実家の売却するにもまずこの
実家の仏壇をどうするか?
が大きな問題になります。

この場合に選択肢は3つしかありません。

①子供の誰か(長男)の家に仏壇を引っ越しさせる
②仏壇を処分する
③仏壇の問題が解決しないので実家の売却は諦める

③の「仏壇のことで実家の売却を諦めるなんて?
意外と思われるかもしれませんが、これが結構あるのです。
お仏壇の問題が原因で相続した実家の売却の話が暗礁に乗り上げた?!ということは一度や二度ではありません。

それくらい
実家の仏壇をどうするか?
は難しい問題なのです。

笑顔の江本

とりあえず一旦はは長男の息子の家に実家の仏壇を引っ越しさせる!
そんな決着になるケースも多いです。
でも、お仏壇の引っ越しって結構大変なのです!

参考:空き家の実家の仏壇・位牌をどうする?処分の仕方と費用の目安
参考:実は相続したくない物?墓や仏壇・不動産(土地・農地・親の家)借金

実家の仏壇の引越しで魂抜き(閉眼供養)魂入れ(開眼供養)しなかったらどうなる?バチが当たる?


【魂抜き(閉眼供養)の現場】



お仏壇の引っ越しで「魂抜き(閉眼供養)」や「魂入れ(開眼供養)」を必ずしなければならないというものではありません。
しかし、仏壇を引き取り際にも寺院の印を押した供養証明書を要件とする仏具店もあります。
仏壇の魂抜きは、必須ではありませんが、ご先祖様に今までお守りいただいた感謝をお伝えできる場なので、反対する人がいないなら、やっておくことをおすすめします。

お仏壇の魂抜きをしないとバチが当たる?

相続した実家専門の不動産会社である私もこのお仏壇の問題によくぶち当たります。(汗)
別に取り立てて信心深いわけでもない私ですが、お仏壇があるご実家の売却のお話があった時にはなんとか「魂抜き(閉眼供養)」までお願いをしています。
それは経験上、お仏壇のご供養をしないようなケースに限ってなぜかトラブルになったりなかなか売却がうまくいかなかったりするケースが多いような気もするのです。
これをバチが当たった?とは必ずしもいえるものでもありませんが・・・
※あくまで個人的感想です。
確かに費用も手間もかかるお仏壇のご供養ですが、そのことを兄弟たちでしっかりと話し合うことがとても大事であり、しいてはそのことが実家の売却や遺産相続でうまくいくコツの用に鵜も感じます。
最初にご紹介した仏壇のことで相続トラブルになった事例も再度ご紹介しておきます。
それくらいお仏壇のことは大切な問題なのです。

お仏壇の魂抜きをしないのは菩提寺がわからないから?

お仏壇の魂抜きをしないのは、もう菩提寺の連絡先もわからないからではないですか?
都会に出た子供たちからすれば、もはや田舎の菩提寺がどこか?連絡先もわからなくて当然です。
仏壇の彦志や処分で魂抜きをしておきたいができない!
そんな場合に活用して欲しいのが「インターネットでのお坊さん派遣サービス」です。
料金も単純明快ですし、1回限りのご縁なので気を使うこともありません。

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魂抜きなどは仏壇の引っ越し前に予め準備と確認しておくこと

仏壇

お仏壇を引っ越しさせる前に予めきちんと準備と確認をしていないと大変なことになることもあります。
まず準備と確認をしておかなければいけないのは次のことです。
仏壇のサイズを測り、新居に問題なく入るか確認する
仏壇の配置場所を決めておく
仏具を外す前に、仏壇全体の写真を撮っておく
供養の準備をする(閉眼供養・開眼供養)

仏壇のサイズを測り、引っ越し先に問題なく入るかどうか確認する

実家が広い場合は意外と実家の仏壇は小さく見えるものですが、これが狭い子供の家だと「とんでもなく大きな物だった?」ということが少なくありません。
ですからきちんと寸法を測って確認しておく必要があります。
まずは幅と高さと奥行きの3辺を測っておきましょう。

さらに確認しておかないといけないのは部屋までの移動手段です。
マンションの場合はエレベーターに乗せられるのか?
戸建てでも入り口付近の段差や玄関口の広さも要確認です。
出入り口のほかに、廊下や階段なども無理なく通れるかどうか確認しておきましょう。

仏壇の配置場所を決めておく

さて、引っ越しをさせるお仏壇を家のどこに設置するか?にも頭を悩ませなくてはいけません。
今の家には仏間や床の間なんてないのが当たり前です。
変なところに置いてしまうと生活動線にも大きな悪影響が出てしまいます。
設置後に移動なんてそれこそ大変な作業になります。
きちんと新しいお仏壇の設置位置をじっくりと考えて慎重に決めておきましょう。

意外と頭を悩ませる仏壇の置き場所

いまの住宅事情を考えればお仏壇の置き場所にも頭を悩ませます。
ぜひ仏壇の置き場所にも一工夫してください。

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仏壇、マンションに調和…リフォーム時に専用スペース
仏壇を、洋室中心のマンションの部屋に調和させて置く工夫が広がっている。リフォーム時に専用スペースを設けたり、小型の家具調仏壇に買い替えたりすれば、雰囲気を損なわない。

 京都市の医師の女性(55)は昨夏、子供の独立で夫婦2人暮らしになったのを機に、85平方メートルのマンション室内を全面リフォーム。その際、北側の子ども部屋を和室にして、仏壇スペースを設けた。

 それまでは、仏壇(縦55センチ、横40センチ、奥行き40センチ)をリビング脇の部屋に置いていたが、「間に合わせの場所で、何となく申し訳ない気がしていた」と振り返る。

 子ども部屋には、室内に出っ張った柱と壁に挟まれた空間(幅約60センチ、奥行き約44センチ)があり、そこに仏壇を収めた。仏壇の色に合わせた仏具の収納棚や、仏壇の照明に使うコンセントを設けた。見た目もすっきりし、「イメージ通り。先祖も落ち着いたのではないか」と、女性は喜ぶ。

 女性宅のリフォームを担当した、大京エル・デザイン(東京)の香門奈穂さんは、「近年、マンション居住者が間取り変更などにあわせて、専用の仏壇スペースを設ける例が増えています」と指摘する。

 手法は様々。壁面収納の棚の一角を仏壇が収まる大きさにしたり、リビングの拡張にあわせて専用のカウンターを設けたり。押し入れの改造や壁面の凹凸の活用など、既存スペースを有効に使うと費用を抑えられるという。

 マンション生活の情報サイト「マンション・ラボ」が今年5月、マンション居住者約3200人を対象にした調査では、仏壇の購入時に注意した点(複数回答)として、「省スペース」(56%)がトップ。「デザイン」(33%)、「インテリアとの調和」(32%)が続いた。

 サイトを運営する担当者は「スペースを極力取らず、室内の雰囲気になじむことが重視されている」と見る。

 こうしたニーズを反映して、仏壇自体の小型化、デザインの多様化も進む。

 手元供養用の商品を製造、販売するインブルームス(静岡市)は2013年から、本体の木枠と飾り棚などをセットにした「A4仏壇」を取り扱う。A4サイズの大きさで、本棚に収めたり、キッチンカウンターに置いたりできる。5万円(税抜き)から。

 仏具の企画、販売を手がける八木研(大阪市)の直営店「ギャラリーメモリア東京銀座」では、壁掛けタイプの仏壇が好評だ。

 木材やステンレス、革などを素材にした全10種の商品の奥行きは約15~20センチ。扉の開閉も、観音開きに加え、スライド型や跳ね上げ型があり、コンパクトさを追求している。20万円台のものが売れ筋という。

 同店の鈴木孝子さんは、「家具選びと同様、置き場所や、壁、床の色など、室内の状況をイメージしながら選ぶとよいでしょう」とアドバイスしている。
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(2014年12月15日 読売新聞

仏具を外す前に、仏壇内部全体の写真を撮っておく

自分でするにしろ、専門業者に依頼するにしろ
設置後にたくさんの仏具の飾りつけは自分たちでしなければいけません。
その時に
「これはどこに置いてあったかな?」
なんて困らないように予め移動前に写メで構わないので何枚か写真を撮っておきましょう。

供養(お坊さんにお経を読んでもらう)の準備|閉眼供養・開眼供養

お仏壇の引っ越し前には仏壇から魂を向く「閉眼供養
そして引っ越し設置後に仏壇に魂を戻す「開眼供養」をしなければいけません。
そのためには僧侶(お坊さん)にお経を読んでもらうために合わせて二度来てもらわないといけないのでその段取りと費用(お布施)の確認もしておかないといけません。

日取りを気にする方もいます(大安or仏滅)

今の方はあまり六曜(先勝「せんしょう、さきかち」、 友引「ともびき」、 先負「せんぶ、さきまけ」、 仏滅「ぶつめつ」、 大安「たいあん」、 赤口「しゃっこう、せきぐち」)を気にする方も少なくなってきましたが、気を付けないといけないのが親戚の方の目です。まだまだ昔の方はこの六曜を気にされます。後でぐちゃぐちゃ文句を言われないように六曜を確認しておくのも賢明なのかもしれません。
仏壇のお引越しに良いとされているのがやはり「大安」でできれば避けたいのが「仏滅」とされています。
親戚の方も納得されているのであればそこまで気にしなくてもいいとは思います。

仏壇の引っ越しを自分でする

あまりおすすめはできないのですが、仏壇の引っ越しをご自分でする!という考えの方もいます。
その場合は次のことにも気を付けておいてください。

動かす前の仏壇内部を写真に納めておく

置き場所にもいろいろなしきたりもあるようですの引っ越し後にスムーズに元に戻せるように写メなど写真を撮っておくようにしましょう。
特に引っ越し後すぐに魂入れのために僧侶(お坊さん)を呼ぶ段取りの場合はあまり時間がないこともあるからです。

本尊や位牌は特に大切に梱包する

いくら魂抜きをした後とはいえ、やはりご本尊さま(仏さまを表した掛け軸や仏像)やお位牌(戒名などの記された木の板)は特に注意して取り扱わなければいけません。
きちんと厚手の白い布にでも梱包して丁寧に取り扱いましょう。

仏具は移動前にすべて外に出しておく

仏具はすべて外に出しておきます。
仏具がまだ中に置いたままで仏壇を動かすと傷をつけてしまう恐れもあります。
仏壇内部に灯篭など上部天井から吊るされて取り外せない場合は、揺れないように何かで固定するか柔らかい布などを撒いて傷がつかないようにしておきましょう。

火立て・花立て
水を拭き取ってから梱包する。
仏飯杯・木魚・照明類・装飾類など割れたり壊れたりしやすいもの
緩衝材やタオルでくるみ保護・固定して破損を防止する。
香炉
魂抜き直後では焼香・線香などの火が残っていることも考えられますから、必ず火元が残っていないか確認して梱包する。

仏壇は横向けににしない

仏壇をトラックで運搬する際に、横に倒して積むのは避けましょう。
原則縦の状態のまま倒れないように固定して運びます。
どうしても横に倒さなければいけない場合は必ず扉を上にして背中面を下にします。扉を下にしてしまうと、中の装飾が垂れ下がり破損の一因となってしまうことがあります。

無理をしない

できるだけの人員に余裕を持たせる用意して仏壇の引っ越しに臨みましょう。
無理なお仏壇の引っ越しは大切なお仏壇を傷つける原因です。
必ず2人以上でお仏壇を運ぶべきです。
そして滑り止めの軍手なども必須です。
※「うっかり滑って落とした」という最悪の事態だけは避けなければいけません。

仏壇の引っ越しの依頼先と費用


やはり大切なお仏壇ですから、お仏壇の引っ越しを自分ですることはちょっと心配ですよね。
ではお仏壇の引っ越しはどこに相談すればいいのでしょうか?

まずは仏壇購入した仏壇仏具店に仏壇の引っ越しを相談するのがベターかも?

家の引越しも行うのであれば、ほかの家財道具を依頼する引っ越し業者に、仏壇の引っ越しもできるかもしれません。ただ仏壇のみの引っ越しならば普通の引越し業者には断る会社もありますし、仏壇の取り扱いには不慣れなこともあります。
ですからまずは仏壇購入した仏壇仏具店に仏壇の引っ越しを相談するのがベターかもしれません。
仏壇の内部にはさまざまなものが収納されています。仏壇の仕組みをわかっている仏壇店ならその点も安心です。
運搬方法やサービス内容、金額、スケジュールなどの情報を比較して、自分に合ったところに依頼しましょう。

昔からある仏壇でどこで購入したかわからない?

昔からある仏壇ではいったいどこの仏壇仏具店で購入したのかわからないことも多いですよね。
近所の仏壇仏具店では仏壇の引っ越しの相談だけでは親身に相談に乗ってくれないかもしれません。
やはり向こうも商売ですからやむおえない点でもあります。
そこでご提案なのですがこの仏壇のお引越しを機に仏壇を買い替えるということは無理でしょうか?
昔からある実家の仏壇は立派すぎるものが多く、現在の住居には適していないことも少なくないのです。
今のお仏壇は今の住宅事情に合わせた非常にコンパクトなお仏壇もたくさんあります。
新規にお仏壇を買い替えるのと同時に古い仏壇を引き取ってもらうという方法も意外と仏壇の引っ越しを楽にする方法です。

お洒落な現代風仏壇
昔ながらの仏壇だと今の洋風なお家ではミスマッチだと思います。
そこでご紹介するのは「yogiken」です。
低予算の小さなお仏壇も多数取り揃えておられます。





いろいろなお洒落な現代風お仏壇もたくさんあります。
ぜひ公式サイトもご覧になって観てください。

\おしゃれな仏壇100種以上 現代仏壇/
Yogiken 公式サイト

仏壇の引っ越しの費用は運送費と供養料(魂抜き・魂入れ)

お仏壇の引っ越し費用には運送費と供養料(閉供養と開眼供養)の両方が必要です。

仏壇の運送費用

運送費は移動距離にもよります。
ここでは仏具店「ふたきや」さんのホームページの例も参考にしてみてください。

>>「仏壇・仏具のふたきや」
価格的には1万円~2万円程度と考えられますが、ただこれは普通の運送なので大事なお仏壇であれば少々不安が残ります。
また傷がつかないように大事に梱包などを行う必要もあります。
仏壇専門の業者もありますが、梱包作業や丁寧な運搬になるとその場合はさらに割高になるのは仕方ありません。

供養料|閉眼供養(魂抜き)開眼供養(魂入れ)

お仏壇の引っ越し移動前に魂を抜く「閉眼供養」
お仏壇の引っ越し移動後に魂を入れる「開眼供養」
といってお坊さんにお経をあげてもらうのが一般的です。
このあたりはきちんとした明確な基準があるわけでもなく地域やその方の経済的譲許によっても変わってきます。
おつきあいのある菩提寺さんとトラブルのないように曖昧にせずきちんと相談しましょう。
はひとつの目安としては「3万円~5万円」程度ともいわれています。
ただ開眼供養・閉眼供養の2回を行うのでお布施は2回必要になります。
ご近所の仏壇の引っ越しであれば同日に行うなどの場合もあり、このあたりもお布施に影響してくるかもしれません。

菩提寺ともうつきあいはない

「菩提寺に相談したら法外な閉眼供養料・開眼供養料を請求された」
「もう菩提寺との付き合いも途絶えているし、下手に相談して檀家料のことを頼まれても困る」
「菩提寺が遠く離れている」
そんなケースもあります。
今はこんなお坊さんを派遣してくれるサービスも人気ですのでチェックしてみてください。
特にお仏壇の引っ越し先が遠く離れる場合は
・仏壇引っ越し前の閉眼供養は地元の菩提寺
・仏壇引っ越し後の開眼供養は僧侶派遣サービスを利用
という利用の仕方もあります。

遺品整理業者も仏壇の引っ越しに相談に乗ってくれる


ただ仏壇の引っ越しをする?というのも意外と少ない気がします。
仏壇の引っ越しはなんらかの理由や原因があるものです。
例えが
実家を売却することになった
実家を解体することになった
などがあるでしょう。
そんな時には結局実家の片付けに専門の遺品整理業者に依頼することになります。

実家の片付けなどで仏壇があるケースも多いので遺品整理業者も仏壇の取り扱いには慣れているところも多いのでご一緒に相談されてみてはいかがでしょうか?
実家の片付けも併せて仏壇の引っ越しも行うのも良い方法かもしれません。

おすすめ遺品整理業者比較サイト

ただこの遺品整理や不用品回収の業界って結構 闇が深いんです。
悪徳業者ってたくさんいるのも紛れもない事実なんです。


【不用品回収業者が暴露する!こんな悪徳業者に要注意】

ですから、お品性路委業者や不用品回収業者を探す時には安心できる紹介里を使うのも良い考えだと思います。

ぜひ、変な業者には引っかからないでくださいね。

\遺品整理業者は安心できるところに依頼/
完全無料の遺品整理業者紹介サービス【EMEAO!】



実家の仏壇の処分が片付いたら、そろそろ実家をどうするか?考えておきませんか

仏壇 処分

実家のお仏壇の処分が片付いたら次は「この実家をどうするか?」も決めなければなりません。
できればそのことについて兄弟が争わないようにしなければなりません。
そのためにも予め実家のお値段だけでも調べておくことをおすすめします。
意外と実家の売却値段が安すぎてがっかりするかもしれませんが、それも現実です、
余りに安ければほ欲しいという兄弟にあっさりと譲ることもできます。
高い値段がつくのであれば、売却してお金を分けることがおすすめです。
実家をどうするか?
兄弟で話し合うには実家のお値段を調べておいて損はありません。
今はとても便利な時代で不動産の値段も簡単にネットから調べることができます。

おすすめ一括不動産査定サイト

\実家がいくらで売れるのか簡単にわかる/
イエウール 公式サイト