老人ホームの探し方や選び方でこんなお悩みや不安のある方に高齢者住み替え支援センターが役に立つ理由は老人ホーム以外の問題も解決できるからです
『なにを?どうやって?老人ホームを探せばよいのか?』 『どこをポイントに老人ホームを選べばよいのか?』 『老人ホームにかかる費用をどうするか?親の財産で賄う子供の誰かが負担する?』 日頃、老人ホームのことなんかに関心のなかったあなたにいきなりそんな難しい難問をぶつけられても困りますよね?
しかも老人ホームの探し方や選び方には老人ホーム以外のことがすごく関係してくるんです。 それは「老人ホームのお金」「介護の不公平」「遺産相続」「親の気持ちと子供の気持ち」なんです。
「高齢者住み替え支援センター|キーライフジャパン」は【無料老人ホーム紹介センター】ですが 【相続・介護に強い高齢者専門不動産会社】でもあります。 だからこそただ単に老人ホームを紹介するだけでなく、それ以外のこと(お金、住まい、相続、親の気持ちetc)も踏まえたご提案ができます。
どうする?老人ホームにかかるお金?
みなさん、老人ホームのご相談を受けるとこんなご希望を出されます。
- 綺麗な老人ホーム
- 豊富で経験豊かな介護スタッフが手厚い介護サービスを提供する老人ホーム
- いつでも気軽に面会に行ける交通便利な立地の老人ホーム
しかも、それは「親の年金で全部まかなえる老人ホームの中でね!」と言われます。
しかし、そんな希望条件をクリアーできている老人ホームほど入居一時金や毎月の費用もそれなりにしてしまいます。そこで、まず予算という難題にぶつかってしまいます。しかも介護はマラソンに例えられるようにいつまで続くのか?は誰にもわかりません。そのためあまりに高望みをしてしまうと資金が底をついてしまうリスクもあります。ただでさえ心もとない親の財産を考えたらいくら「親には手厚い介護サービスを受けてもらいたい」「寂しさを感じさせないために元気なうちにいつでも何度でも会って顔を見せてあげたい」と思ってはいても親の老人ホーム入居にかかる予算を青天井にまでは上げられませんよね。
本当にそれだけしか親の老人ホームにお金をかけることができませんか?
わたしの実感としては毎月ほんの数万円でも予算を上げることができたのなら老人ホーム選びの選択肢はぐっと広がります。毎月15万円程度の老人ホームと毎月20万円程度の老人ホームでは正直かなり違いが出ているように思います。
仮に毎月5万円の差を考えたら年間60万円、10年間その老人ホームでお世話になるとしても合計600万円も差が出てきますやん。そんな余裕 わたしら子供たちにはありませんわ!
親の老人ホームに充てるお金は「年金」と「預貯金」だけでしょうか?
多くの老人ホーム探しの希望条件で 「親の年金だけで賄える老人ホームを探してください!」 というご相談が多いのですがこれが本当に難しいんですね。
だいたい親の年金支給額は11万円から15万円程度ではないですか? ただ老人ホームの料金体系を少し客観的にみていただくとご理解いいただけるかとおもうのですが ・家賃 4万円程度(1ルームマンションの家賃もこれくらいです) ・共益費 2万円(お風呂や食堂など共用スペースが大きいですから) ・食費 4万円程度(朝200円昼533円夕600円程度 これで贅沢なメニューを望まれても?) ・生活支援費 1万円~2万円程度(見守りや生活介助) ざっくり大阪の最低ラインがこんな感じです。この他にもちょこちょこと小さなオプション料がつくところも少なくないです。すると11万円~12万円程度になります。ここから介護自己負担分(要介護2で20989円)や医療費やおむつ代も考えなければいけません。
ざっくり最低ラインでも15万円程度はかかってきます。しかもこれくらいの価格帯はかなり値段を抑えたる低価格帯の老人ホームと位置づけできます。ですから多くの期待をしてしまうとがっかりされるかもしれません。あくまで低価格路線の老人ホームですから介護サービスや立地などに高望みするのはちょっといかがなものでしょうか?
親には手厚い介護サービスを受けさせたい!まめに会いに行ける交通便利な場所がいい!
「親にはできるだけ手厚い介護サービスを受けさせてあげたい!」 「寂しがらないようには私たち子供たちが気軽に会いに行ける交通便利なところがいい!」 「新しくてきれいな老人ホームがいい!」 そうお考えならもう少し予算をアップを考えていただくほうが現実的です。 ビジネスホテル並みの料金で高級一流ホテルのサービスを望んでいることと同じではないですか?(ずばりいっってごめんなさい)
しかしそうは言っても背に腹は代えられません。先立つものが無いのですから、みなさんそこで困っています。
お金は無いが家はある?しかも子供たちも欲しくはない家が
たいてい親の財産で一番大きなものは実家などの土地建物などの不動産ではないですか? このお家を売却してお金に換えて老人ホームのグレードアップしませんか?」とお勧めするのですがやはり親御さんには思い入れがあるのでなかなか素直に受け入れてはくれません。しかし、この決断を先送りすると後で困ります。実は認知症になってしまうともう親名義の家は売却できないのです。もちろん成年後見人という方法もありますが、成年後見人を立てた後の不動産売却って現実的にかなり難しいんです。成年後見人を通じて家庭裁判所に「実家の売却」を了承させないといけないのですがこれが意外と難しいのです。家庭裁判所は「家に帰る可能性はゼロではない?」と考えるものなのです。また「親の老人ホームのお金に充てるために親の家を売りたい!」と高齢者専門不動産会社である弊社にもよくご相談があるのですが、親の売却の意志が確認できない(認知症)場合は権利証と実印だけでは親の家を売却できなくてもう時すでに遅しなのです。 親の家を売却するには「相続」までまたないといけないかもしれません。そうなると子供の誰かが老人ホームの費用負担をしなければいけません。その時にきちんと清算できるかは少しリスクもありますのでご注意くださいね。ご兄弟姉妹の誰かひとりでもお金も分け方(遺産分割)に反対されたらもう売却はとたんに難しくなりますし、そんな例を実際にたくさん見てきた私です。
親の気持ちを優先して売らずにおいた実家がどうなっていくか?というと現在空家が社会問題化しています。これは次に紹介するニュースなどもで目にしたことがあるかもしれません。どうして「空家が増えるのか?」はもう親の家を相続したくない?という子供たちが多いからかも知れませんね。
ちょっと子供たちからは言い出しにくいことかもしれませんが 「親父、おれたちこの家はいらないよ!?」 「母さん、わたしたちはもうここには帰って来ないのよ?」 とずばり伝える事もすごく大切なことなんです。ええ、そんなことはなかなか切り出しにくいこともよくわかるのですが本心をきちんと親に伝えておくことを避けておてはいけません。親にしてみれば「この家くらい子供たちに残してあげたい!」と考えている事も多いのです。子供たちからすれば有難迷惑かもしれませんが・・・。
ご実家などの土地建物を売却したお金を親の老人ホーム入居費用に充てれば、より手厚い介護、交通便利なところにあっていつでも気軽に逢いに行ける、綺麗な老人ホームも検討可能になるのではないでしょうか?
私たちは高齢者専門不動産会社でもありますから「老人ホーム探し」と並行して「実家の売却」も進めることができるのが強みです。もちろん売却ありきではありません。「もし売却したとしたら?」という前提条件で老人ホームを選ぶことができることは大切なことではないでしょうか?ここから少しでも快適な老人ホームを探すことができたなら?兄弟姉妹間で介護費用の分担でギクシャクな関係を回避できるなら?すごく良いことだと思います。
親の気持ちを最優先したら「老人ホーム以外の選択肢」もありうるのでは?
いくら快適な老人ホームといえどやはり「我が家」には勝てません。私自身も『もう少し!もう少しだけ在宅介護でなんとか頑張れないかなぁ・・』という想いもあります。 また親御さん自身も「老人ホームには入りたくない!」子供たち自身も「親を老人ホームに入れるのは抵抗があるのではないでしょうか?
『住み替え・引越し』で親の老人ホーム入居をもう少し先延ばしにはできませんか?
『独り暮らしはもう無理みたいだけど、老人ホーム入居はまだちょっと早いかな?』 そんな微妙な親の介護の状態の方も多いはず・・?「心配だけどどうすればいい?」という方には「親の呼び寄せ」「戸建てからバリアフリーのマンションへの住み替え」などさまざまな選択もあるかもしれません。どうしても親自身が「老人ホームは嫌だ!」子供たちも「老人ホーム入居はかわいそう!」と考えるのなら「老人ホーム以外の選択肢を真剣に模索するべきだと思います。老人ホーム入居には頑なに拒み続ける親でも引越しならなんとか納得してくれるかもしれません。
「親との同居」もひとつの選択肢ですし、それが無理なら「近居」という選択肢もあります。親の住み替えで今よりずっと子供の介護の負担を減らすこともできます。親を子供の近所に呼び寄せる(今は子供が親の近所に引っ越す場合も多いです。)ことを考えてみてはいかがでしょうか?ただ賃貸への引越しでは高齢者の家賃保証審査が通り難いですしバリアフリーの賃貸マンションもなかなかありません。だからマンション購入もありだと思います。 ・古い戸建ての実家を売却し、その一部をマンション購入に充て残りは老人ホームのために貯金。 (大阪なら1千万円ちょっとも出せば中古マンションも購入できます) ・子供が親の住む家の購入に使える公的住宅ローンもあります。 ・高齢でも使えるシニアローンもあります。 なにか検討できる方法を模索できませんか?特にお父さんの面倒をお母さんがみている「老老介護」ならば戸建てより駅前の便利なマンションならまだまだ在宅介護でやっていけるかもしれません。
高齢者住み替え支援センターが問題解決にお役に立った例
空家問題解消と老人ホーム費用捻出
長年放置された実家を売却できた
ご姉妹からのご相談でした。お母さまが先立たれた数年後、お父様が認知症になってしまいました。ご姉妹のお住まいからほど近い老人ホームに入所されて数年あまり。ご実家は築古の分譲マンションでしたが管理費修繕積立金もバカになりません。しかも室内の状況はお父さまが生活していた当時のまま放置されています。(正直室内はかなり荒れていました。)「売却するにもこの状態では?まして、認知症の問題もあるしどうにかなりませんか?」お父さまの預貯金もちょっと心細くなってきた状況です。
お会いしてみるとギリギリ認知症も何とかクリアーできるかも?という状況です。認知症に理解のある司法書士の先生ともいろいろな対策を立てました。室内の現状もそのままの状態で買い取ってくれるお客さまも見つかりました。ただ、、いくら大丈夫かな?と思ってはいてもお父さまのご機嫌が悪いタイミングだと契約決済は危険があります。最悪、気が変わったりコミュニケーションが取れなくなれば手付け倍返しの可能性もあります。ですから一発現金取引決済しかありません。案の定、老人ホームまで売主家族全員、買主、司法書士など総出で出向くと知らない人に囲まれたお父さんはパニックになってしまって再度出直し?というドタバタはありましたがなんとか無事に取引ができました。「もう、これでお父さんがいくら長生きしてもお金のことは大丈夫!」と娘さんたちは安堵されました。
親の老後の住まいや老人ホーム探しではみなさんなにかしら大きな難問を抱えているものです。またその問題難題も人それぞれでひとつとして同じものはありません。そこには人の気持ちが大きく関係してきますから理屈だけでは解決できないのです。ただ、私みたいな第三者が客観的に入ることでなにか解決の糸口が見つかるかもしれません。私とご一緒にひとつひとつ解決していきましょう。
お気軽にご相談ください【相談無料・秘密厳守】
「在宅介護を続けるか?」「老人ホームを探すか?」もし悩んでいるなら?迷っているなら私と一度お話しませんか?すべての選択肢を考え抜いてからでも結論は遅くありませんし焦って決断すると大きな後悔をするかもしれません。必ずしもベストな結果はお約束できませんがよりベターな結論を出すお手伝いならできます!
高齢者住み替え支援センターが問題解決にお役に立った例
老人ホーム費用負担の不公平の解消を 将来の生命保険金受け取りで合意した
長男のお兄さんは関東で暮らしています。妹さんは大阪で暮らしていて今まで介護の中心になってやってきました。お母さまの介護も限界になり、いよいよ老人ホームに?という段階になってきました。目星をつけた老人ホームはお母さまの年金だけでは少し足りません。かといって費用の安い遠く離れた老人ホームには入れたくない妹さん。お兄さんに相談して「毎月足らずの5万円を援助して」という妹さんのご提案にご長男さんの奥様からストップがかかりました。「お義母さんの老人ホームの費用は平等に半分ずつ負担したらいいんじゃないの?私たちもそこまでは余裕が無いわ」というご提案に困り果てた妹さんでした。妹さんも嫁いでいる身で専業主婦、とても旦那さんに言い出せないし介護も自分だけがしているのだから少々お金を負担するくらいいいじゃない?とも感じています。
「このままではいつなにかあってもおかしくない?」と心配されたケアマネージャーからのご相談でした。早速 日時を調整して兄妹そして兄嫁にも出席で某所のファミリーレストランで家族会議を開催しました。なんとか解決策はないものか?とみなさんで考えました。するとお母さまには500万円程度の死亡生命保険があります。まだ、お母さまには判断能力がありましたので「生命保険金を長男であるお兄さん単独の契約に変更しては?」とご提案しました。「これで負担したお金も間違いなく回収できますから毎月5万円のご援助をお願いできませんか?」という提案に兄嫁さまもなんとかご了解いただけました。