親の葬式に遺産相続の話が出る

お父さんが亡くなって数年後、今度はお母さんが亡くなったお葬式の夜、ひょっとしたらこんな会話がでてくるかもしれませんよ。


case-1 長年、実家で親と同居してきた長男が他の兄弟姉妹からこんなことを言われたら

親の介護を兄に任せ離れて暮らしてきた弟親と離れて暮らしてきた弟

「兄さん、
 母さんがこんなに身体が弱ってたなんて気が付かなかったよ。
 たまに顔を出した時にはあんなに元気そうだったのに・・・
 兄さんも仕事と介護の両立は大変だったろう。
 弟の俺はなんにも役に立てなかったからなぁ・・・
 本当にありがとう。
 死んだ父さんも母さんもきっとあの世から感謝してると思うよ

嫁いで実家を出た妹嫁いで実家を
出た妹

「お義姉さん、
 父さんが亡くなってから母さんの面倒を本当によくみてくれて
 ありがとうございました。」

そんな優しいねぎらいの言葉に
長男のあなたや長男の嫁であるあなたは今までの苦労が報われた想いかもしれません。
でも・・・・

実家売却を持ちかける弟実家売却を持ちかける弟 実家売却を持ちかける妹実家売却を持ちかける妹

『兄さんが母さんたちの一緒に住んでいたあの実家
 もう父さんも母さんもいないんだから
 売ってしまって、そのお金を三人で公平平等に分けない?』

弟や妹から実家の売却を持ちかけられて悩む兄


case-2 都会に出て働いている兄に代わって近くに住む妹が親の面倒を長年みてきたが、
その兄からこんなことを言われたら?

親の介護の世話をしなかった別居の兄親の介護の世話をしなかった兄

「離れて暮らす俺に代わって本当に親父やおふくろの面倒を
 みてくれてきてありがとうな。
 で、この実家なんだけど売って半分ずつ分けようか?

親の介護が相続で報われない娘


実家売却専門の不動産屋

『もしかしたら、そんな自分勝手なことばかり言って!』
とお怒りになっているのかもしれませんが、
実家の遺産相続でこれは誰が正しくて誰が悪いのか?なんて誰にも決められないのです。
みなさん、当たり前のことを言っているだけなのです。

親の残してくれた遺産といえるのはこの実家だけ?
これが一番遺産相続トラブルになりやすい

ほとんどの方が
「うちに遺産相続トラブルだなんて関係ないですよ
 そんな遺産といえるほどの財産なんてありませんよ!」

とおっしゃいます。
でも、大きな相続財産があるでしょ?
そう!それは実家という親名義の土地建物の不動産が!

お金持ちには遺産相続トラブルが少なく、
遺産が少ない人ほどわずかな遺産でもめる遺産相続トラブル急増中

家庭裁判所が受け付けた
・遺産分割審判件数
・遺産分割調停件数
の最近の傾向は この10年で約30%も増加したとも聞いています。

家庭裁判所に持ち込まれる遺産相続トラブルはこの10年で3割増加

司法統計を見ると、
昭和60年の5141件が平成23年では11724件
なんと 約2.3倍 です。
これはあくまで家庭裁判所にまで持ち込まれるほどこじれた遺産相続トラブルの件数ですから、現実にはもっと多く方が遺産相続トラブルに巻きこまれているんです。

えっ?それでもうちには遺産相続トラブルなんか起こらない?なんて思いますか?
では、いったいいくらの遺産で争っているかというと

わずか相続財産で遺産相続トラブルになっている

「こんな遺産分割なんて納得できかい!出るとことに出てきっちり争ってやる!」
と家庭裁判所にまで持ち込まれるほどのもめにもめた遺産相続トラブルは
4件に3件が、10人に7人が
【五千万円以下の遺産でもめている!】
という現実があります。

実家売却専門の不動産屋

相続財産で一番大きなウエイトを占めるのが土地建物の不動産ですから
5000万円なんてちょうど親の実家と少しの預貯金でそれくらいになるものですよ。
もちろんその程度の相続なら相続税の基礎控除(3000万円+600万円×法定相続人の数)の範囲内ですから相続税は関係ありません。
でも、そんなわずかな遺産でみなさん目の色変えて争っている方が多いのです。

普通 相続財産の中で一番大きなウェイトを占めるのは、
両親の住んでいたマイホーム
親名義の不動産
長年 相続手続きが放置されてきた不動産

(名義は何十年も前に亡くなった祖父名義など)
ということも多いです。

残された遺産の中で現金資産に比べ、不動産が大きな比率を占める場合は、様々な問題が発生する可能性があります。

では、どうして実家など土地建物の不動産が遺産に含まれると遺産相続トラブルになりやすいのか?

親のお金は隠そうと思えば隠すこともできます。(ちょっと誤解を招く表現かも知れませんが)
でも、実家などの不動産は隠せないのです。勝手に相続登記で名義は変えれないのです。

ご存知の通り、今の法律では子供はみんな平等の法定相続割合という相続権利があります。
この法定相続割合以外の割合で遺産分割するには
①親が生前に遺言書を書いておく
②相続人全員の話し合いで決める。(誰かひとりでも反対すれば不成立)

しかありません。
そんなことをお話しするとみなさん
「法律ではちゃんと特別寄与分というものがあるじゃないか!こっちは親の介護などでさんざん苦労してきたんだからそれくらいは認められて当然だろ!」
とお怒りになりますが、この特別寄与分に特別という言葉がついていることに気が付いてくれませんか?
特別寄与分の特別とは尋常じゃないほどの寄与分という意味合いが強いのです。
法律では「相互扶養の義務」といって子供が親の面倒をみることは当たり前とされているのです。だから家庭裁判所に持ち込んでも、せいぜい法定相続割合に毛の生えた程度の差をつけるだけ?というケースになるものです。
寄与分の判決例!寄与分が認められても現実は所詮この程度です

だから実家などの相続で遺産相続トラブルにならないように親に遺言書を書いてもらうために
あなたの自宅や実家で行う【親の老後・介護・相続を考える出張セミナー】
相続人みんなで遺産相続のことを話し合う相続ミーティング
などを開催してお手伝いしているのですが、それでもなかなか親に遺言書を書いてもらうことは至難の技なんですね。

親が遺言書を書いてくれないのならば相続人全員が話し合って決める遺産分割協議はどうかというとこれがまた難しいです。
なぜなら各相続人にはその妻や夫という部外者が口を出してくることも多いからです。
親の介護の苦労や今までの経緯・生い立ちなど様々な事情はなかなかこの妻や夫などの部外者には通じないものなのです。

遺言書まで書いているのに、弟に遺産が渡るのを怒る義両親の介護もしてこなかった長男の嫁

「親の実家(不動産)をどうするか?」は各相続人の当たり前が違う

こんなに警鐘を鳴らしても、多くの方が
「うちは相続なんかでもめないさ!」とタカをくくっていますよね?
でも、こんなケースはいかがでしょうか?

今まで長年親と同居だったんだから、そのまま私達が親の家に住み続けるのは当たり前?

実家に住み続けることを当然と考える長男実家に住み続けることを当然と考える長男

そんな親の介護や面倒をずってみてきたのは長男の俺なんだから、今後もずっと同じようにこの家に住み続けるのが当たり前だろ!

相続をあてにする次男の嫁相続をあてにする次男Bの嫁

ねえあなた、お義兄さんはあんなに広い家に住んでいて家賃も払わなくいていいんでしょ! それに比べて、私達家族はこんなに狭い賃貸マンション暮らし。それって不公平じゃない!?

「そんな遺産といったって、親父達が残してくれたのはこの小さなオンボロの家だけじゃないか!」という当たり前

相続の遺産をアテにする弟相続の遺産をアテにする弟

兄貴、おれも住宅ローンとか子供の教育資金とか自分達の老後資金とかで いろいろ大変なんだ! そろそろ、この家を売ってお金で分けないか?

相続財産をあてにする嫁いだ娘相続財産をあてにする嫁いだ娘

もう嫁いで遠くに住んでいる私には、そんな実家の土地建物なんて興味もないわ! それよりも先立つのはやっぱりお金じゃない! さっさと売ってお金に換えましょうよ!

実家の売却に反対する実家に住んでいる長男実家の売却に反対する実家に住んでいる長男

親父達がせっかく残してくれたこの家を
 他人に売るなんてとんでもない!
 お前達には自分達が生まれ育った家に思い入れが無いのか?

不動産相続対策専門士相続対策専門士 江本

それぞれが思っていることや事情が微妙に異なるので、
いざ相続手続き(実家の売却や名義変更など)をしようとするともめることもあるんです。
立場が逆転すれば考えることも変わります!
誰が正しくて、誰が間違っているか?なんて
誰にも言えないんですね。(汗)

どうして、親の家(不動産)の実家の相続
兄弟姉妹でもめさせるのか?

実家の相続でもめるのをたくさんみてきた私はこう考えています

(1)不動産は分けにくい遺産である

現金であれば、1円単位まで各相続人に分けることができます。
もちろん」それぞれの貢献度(親の介護など)に応じて差をつけて遺産相続することもできます。 ※これが私が「相続した(または相続する予定)実家は早めに売っておきなさい」という考えでもあります。

しかし、不動産の場合はそうはいきません。
せっかくご両親が遺してくれた相続財産でもそれが土地建物の不動産であれば
それを複数の相続人でどう分ければよいのか?
頭の痛い問題ですよね。

大事なことなので何度も言いますが
法律では子供たちは原則平等の相続権利を持っています。
それ以外の割合で遺産分割する場合は
親に遺言書を書いてもらっておくか?
相続人全員で話し合う(誰か一人でも反対なら不成立)

しか方法は無いのです。

確かに「相続の事で、兄弟間に波風立てたくない!」ですよね?

そんな理由で
「とりあえず兄弟平等の比率で、共有名義にしておこう!」
あるいは
「別に今すぐ売ったり遺産分割登記する必要もないから、
 そのまま亡くなった親父の名義のままでも置いておいてもいいんじゃない?」

そう考える方も多いのですが、これが原因で後々、大きな問題になることもあるんですね。

(2)利用者と所有名義人が異なる場合も多い

相続財産で、 現金は相続人同士で分けたけど、両親の住んでいた家はどうしよう?
相続人の誰かが、両親と同居していたから、相続後もそのまま住み続けている。
空き家にしていてももったいないから、相続人の誰かがそこに住むことになった。

こんなケースもよくありますが、
名義を相続人同士の共有名義にした。
名義は亡くなった親の名義のままにしている。

こんな場合、他の相続人の家族からはどんな風に感じるでしょうか?

両親と同居していた長男が、
親が亡くなった相続後も引き続き住み続けている場合

もし、あなたが親と別居していて兄弟姉妹の誰かが親とずっと同居していたとしたら、奥様や遠くに嫁いだ妹からこんな愚痴を言われたどうしますか?

次男の嫁次男Bの嫁

私達は毎月 家賃を支払って暮らしているのに、義兄さんたちは、亡くなったお義母さんの家で暮らして、家賃も必要ないんでしょ?もうお義母さんも亡くなってだいぶ経つんだから、そろそろあの家を売ってもらって 、そのお金で私達もマイホームを購入しない?

妹妹C

ねえ、兄さん家族はあんなに広い実家の一戸建に住んでいるのに、娘で妹の私は、なぜこんな狭い賃貸マンション暮らしなの?そんなの不公平じゃない?

両親が健在の時の同居の気苦労、介護の大変さが分かっていた弟のあなたは
「兄貴!そろそろ今の兄貴の住んでいるお袋の家、売ってくれないか?」
なんて、なかなか言い出すのも辛いですよね。

まして、お兄さん家族も長年 その家に暮らしていれば「もはや自分達の家」
という感覚になるのも自然の流れです。
いまさら売却して、生活スタイルを変えるのは、 お兄さん家族の大反対をくらってしまう!? ということも考えられます。

「いまさら、そんなことを言われても・・・!」
それが、お兄さんの率直な感想ではないでしょうか?

(3)本当の資産価値がわかりにくい?

その不動産にどれだけの価値があるのか?
これを的確に把握するのは、中々 難しいです。

「じゃあ、このまま住み続けるから、その分は現金で分けることにしよう!」
(これを代償分割といいます)
といっても、そんな大きなお金を簡単にご用意できるでしょうか?
それに必要なお金は、住宅ローンみたいに低金利で長期間の好条件で、 この分配清算金を借りることはできません。

そもそもそれがいくらで売れる(お金に換わる)価値があるのか?がわからないと実家を相続する代償として支払うお金もいくら払えばよいのかわかりません。

また、複数の不動産がある場合、
どれを?
誰が?
どれだけ?
相続するのか?

それも、頭の痛い問題です。

相続税法上の評価では
A不動産 土地 2000万円 建物 1000万円 = 計3000万円
B不動産 土地 2500万円 建物  500万円 = 計3000万円

平等に分けようとすれば、どちらを選んでも問題ありません。

しかし、
実際の市場価格は
A不動産 土地 1500万円 建物  500万円     = 計2000万円
B不動産 土地 4000万円 建物  0円(築古の為) = 計4000万円
ということもあるのです。

「平等に分けたつもりの不動産であっても、実際は不公平な分配だった!」
ということもありえるのです。

不動産屋の私が白状すると、「土地や戸建ての値段は簡単にはわからない」といったら信用無くしますかね

土地や戸建の値段、現実には売りに出してみないと本当のところわからないところが正直あります。
「この土地ナンボで売れる?」「この家、ナンボで売れるの?」
と良く訊かれるのですが、土地には都市計画(用途地域)や道路の広さや地形などひとつひとつの個別的要因がめちゃくちゃ大きいんですね。
建物にしても築年数や間取りなどでもその評価は大きく変わります。
だから簡単に
「これやったら●●●万円で売れますわ!」なんて簡単には即答できないんです。
ある程度の相場はもちろん把握できますが、それは簡単に電話一本で答えられるものではないのです。
親所有の不動産(土地建物)の売却可能価額・相場を調べる査定サービス

(4)不動産の相続手続きには
相続人全員の合意が原則必要で誰か一人でも反対なら?

売却するにしろ、
相続人の一部の人の名義に変更するにしろ、
それには必ず登記が必要になります。

この登記に関しては原則相続人全員の合意が必要です。

つまり遺産分割協議書なるものを作成し、それに相続人全員の署名と印鑑証明書付で実印を押さなければいけません。

ですから持分の多い少ないに関係なく、誰か一人でも反対すれば・・・・
手続きは難航しますし、売却も難しくなります。

(5)相続税対策上 不動産で相続するのが良いですが、相続税がかからない程度の相続財産なら悪い場合が多い

不動産は相続税対策上 有効である!

そんな風に一般の書籍や専門家も勧めていますよね。

だから
不動産で相続する!
あるいは、新たに不動産を購入してまで、不動産で相続したほうが有利だ!
賃貸物件であればさらに評価減できる!
と説明されています。

相続税法において、土地の評価は路線価が採用されます
※ 必ずしもこれでなければいけないということではありません。
  あくまで通達上 この方式(路線価を採用)でも可というものです。

確かに【路線価格<不動産の市場相場】の場合が多いですから相続税の申告を考えれば、お金などで相続するより不動産で相続したほうが節税になります。
しかし、ほとんどの方の遺産相続って相続税がかからないケースがほとんどなのです。
相続税申告の必要な方は全体の5%~7%程度といわれているのですから、まずお金持ちといわれる方しか関係ないのです。

相続税を減らそうと賃貸マンション・賃貸アパートを建てると後で苦労する?

賃貸マンション・賃貸アパートを建築すると相続税には間違いなく有利です。

賃貸アパート・賃貸マンションを建てて人に貸せば、相続税法上の評価額は下がります。

でも、それがかえって仇となることも多いのです。
これがいわゆる相続倒産です。

何千万?あるいは億というお金を銀行から借金をして賃貸アパートや賃貸マンションを建てるとどうなるか?

相続する時には良いけれど、いずれ資金的に厳しくなることもあるのです。

「なにを言っているんですか!
 うちはハウスメーカーが家賃保証してくれるっていってるんですよ!
 これなら安全!安心!じゃないですか!」

と言われる地主さんもいます。

誠に恐縮ですが、家賃保証の契約書に小さく細かい文字で
「家賃の変動により保証家賃は◎年毎に見直すものとする。」
と書いてありませんか?

当たり前ですけど、建物は古くなると家賃は下がります。
そうすると借り上げ家賃も下がります。

まして、新築時には、
「女房と畳は新しいほど良い!」 と言われるように高めの家賃設定になっています。

だから、家賃が下がらない?(下がりにくい?)立地条件でなければ、賃貸マンション・賃貸アパートの建築は慎重にならないといけません。

今の大家さん、みんな大変な苦労しているんですよ!
参考HP:空室だらけのアパート経営に悩みを持つ大家さん家主地主の味方

賃貸マンション・賃貸アパートの建築の際にはしっかりとその特性を見極めないと 後で大変な目にあいますのでご注意を!

不動産を相続する時の注意点

さていよいよ私の出番ですね。(笑)
普通の常識(本や専門家の意見)とはすこし私のアドバイスは異なるポイントもありますけど 私の考え方ということでご容赦下さい。



不動産はすぐに現金には換わらないから

不動産の換金化ってかなり大変です。
値段を決めるのも慎重にならなけれいけませんし、購入希望者を探すのも一苦労!
そして、その購入希望者もローンを使うことが普通ですから仮に購入希望者が見つかっても、最後の最後まで気を抜けません。

また、物件によっては
【人気のある地域】と【それほど人気のない地域】で売却に要する期間も変わってきます。

今の時代「売却に1年かかった!?」ということも珍しくありません。
ですから、なにか急に現金が必要になった時にすぐに現金に換える!ということも難しいんです。
自分が住まない?そんな不要な不動産(遺産をもらう方の立場で考えてみてください)
特殊な不動産(底地・借地・低収益の賃貸不動産・不便な場所にある不動産など)

「そんな不動産であれば、相続前に事前に売却してしまう?」
のも良いのではないでしょうか?
相続前であればたっぷり時間がありますから、じっくり売却活動を行えます。

先祖伝来の土地建物の売却に反対する親

「そんな選択肢もありますよ!」
とアドバイスさせていただくと
いつも
「先祖伝来の不動産を売れ!とはけしからん事を言う奴だ!」
といつもお叱りを受けてしまいます。

しかし、保有しているだけでは高額の固定資産税などの負担は大きいものです。

※ 車離れの現代では、貸し駐車場ではその負担も補えませし、そもそもその土地や建物を子供が相続したがっていないことを親はまるっきり理化していないことも多いんですね。

無理やり相続対策として、(立地条件・周辺の賃貸需要も考慮せずに建築するケースも多いです)
賃貸アパート・賃貸マンションを建設してその空室に頭を抱えている?
そんな地主さん 山ほど見てきましたけど・・・・・
(建築には大きな借金が残ります。まあ銀行は喜んで貸してくれますけど)

相続対策専門士不動産の棚卸しを勧める江本

ぜひ一度
残しておきたい不動産
あまり欲しくない?相続したくない不動産

そんな視点で相続する予定の不動産を分類してみたり、棚卸をしてみませんか?
是非一度子供たちに質問してみてください!
『お前達はこの土地を相続したいか?』と

相続不動産は 共有名義にするな!

不動産の「共有名義」はトラブルになりまっせぇ!
そう、私はいつもアドバイスさせていただいています。

「とりあえず、共有名義にしておこうか?」
遺産分割話に角が立たないように、そうしている相続人の方々はたくさんいます。

でもこれは問題の解決ではなく、問題の先送りなんです。

もし、共有のまま何年も経過して、
相続人が今度は被相続人 つまりその相続人自身も亡くなるという場合、
相続の、そのまた相続
つまり、最初の相続時には相続人は子供達(といってもかなりお年を召されてますが・・・)
しかし、そのまた次の相続時には今度は孫である従兄弟同士で相続の話を相談しあう?!
ということになるのです。

いくら血縁関係といえども、どんどんその血は薄くなっていき、
交流やその関係自体も疎遠になってしまいます。

その時には、なかなかまとまる話もまとまらない?!
そんなケースに私自身 よくあるんです。

従兄弟同士なんて、ほとんど交流なんて無いんじゃないですかね?
会うとしても誰かの御葬式や結婚式ぐらいかと・・・・

そんな何年も会っていない従兄弟同士で相続の話、まとまりますかね?

【私が実際に経験した共有名義の不動産で困った事例】

ある共有名義の不動産の売却依頼を受けたんですが、 その共有名義
当初は子供3人で平等に1/3ずつの持分で相続されましたが
その中の一人が亡くなられて、その持分をまたその子供達に相続し(2人) 売主は合計4人

それも、その孫達にとって他の売主は叔父や叔母ですから
自分の意見を言いにくかったのかもわかりませんが
全ての連絡は私を通してしかしないのです。

お客さんがなんとか見つかりかけて、条件交渉の時もなかなか意見がまとまらず
またかなり苦労して購入希望者が決まっても 今度は契約や決済の日時の調整が難航???

これでは、売れるものも売れません!

私のお客様で某弁護士さんに相談された方もいたんですが、
「法律上 各人の持分はそれぞれで売却可能ですよ!」
なんてアドバイスされた先生もいましたが、
確かに法律上では、各人の持分は勝手に売却可能です。
でも実際にそんなこと考えられます?

「この家の1/3だけいただきます!」
そんな方 私は一度も見たことはありません。
※まあ、地上げ屋もどきの不動産屋が安~く買い叩く例は考えられますがね。


要は不動産を共有にしてしまうと
・ 各自の売りたい時期 タイミング
・ 各自の売りたい値段

が異なり、意見が衝突するのです。


不動産の相場は常に変動します

不動産相場は常に変動しています。

売れると思っている値段も1年前と今では微妙に異なります。
まして、1年後 10年後の値段なんて、予想するのは非常に困難です。

先ほどお話しした共有の場合によくある事なんですが、
相続人の一人に急にお金が必要になり
(本人は「ここが最高値だ!」と予想されたといっていましたが・・・・)
バブルの時に、相続人の一人が「売却しよう!」と提案しましたが、
他の相続人からは
「もっと値上がりするから、NO!」
と反対されて、売却できなかったケースもあります。

しかし、バブルが弾けて不動産の値段が暴落してしまってから
他の相続人から売却の提案があったとしても
前回の売却に反対された恨みのせいか?
今度は、その相続人が売却に反対したり・・・・?

そんなこんなでいつまで経っても売却できない!?
なんてこともありました。

実家(親の持ち家)をどうするか?
本当に頭が痛いですが避けては通れない問題です!

老人ホームに入ってしまって、帰る見込みのない親の実家
すでに空き家となって長い期間にわたって放置してしまっている親の実家
どうします?

誰かが住む?
売る?
貸す?

どちらでも良いのですが、早めに結論を出すことを私はお勧めしています

今は放置されて空家の実家が社会問題にまでなっていますからね。

そこで、こんな実家の相続・売却・活用についてご提案もしています。

私は不動産屋なので、こんなことにお力になれるかもしれません。


空き家活用|親の持ち家(実家)をどうする?売却処分?賃貸?子供が住む?

結局、実家の問題は
子供の誰かが住む?
売却してお金に換える?
賃貸にだして家賃収入を得る?
の3つの選択肢しかありませんよね。

空き家活用|親の持ち家(実家)をどうする?売却処分?賃貸?子供が住む?

空き家活用|親の持ち家(実家)をどうする?売却処分?賃貸?子供が住む?

実家は関西だがもう帰る予定のない方へ!親の介護・実家相続問題

実家が関西・大阪にある? そんな方にご決断を促すお手伝いをしています。

き家になって放置している実家をどうすればいいのか?
案距離介護でお金がかかって困っている?
高齢の親をそろろろ老人ホームに入居させようか迷っている?
他の兄弟もそのことについて何とかして欲しいようだが、誰もそれを言い出せないでいる?

そんなお悩みなの方へ

実家は関西だがもう帰る予定のない方へ!親の介護・実家相続問題

実家は関西だがもう帰る予定のない方へ!親の介護・実家相続問題

老後・介護・相続を考えたら親の持ち家(実家)は早めに売却処分しよう!
その5つの理由

結局、実家の問題解決はこれしかないんです。

早めのご決断が、十年後、二十年後には大きな親孝行になっているんじゃないでしょか?

老後・介護・相続を考えたら親の持ち家(実家)は早めに売却処分しよう!その5つの理由

老後・介護・相続を考えたら親の持ち家(実家)は早めに売却処分しよう!その5つの理由

■介護・相続のトラブル解決には親をその気にさせないと解決できない

■スピーディーに円満な遺産分割協議を実現する相続ミーティング

ずばり質問していいですか?
お金を選びますか?
ずっと仲の良い兄弟姉妹でいたいですか?

何億円もの遺産でもめる!ばかりが相続トラブルではありません。

たった1軒の親の持ち家
それも、オンボロであっても
相続でもめることもあるんです。

少しのボタンのかけ違いが、兄弟姉妹仲を最悪にすることもあります。

「だから、一度 それとなく親の家について話し合う機会を持ってみませんか?」

もし、高齢であってもお父さんやお母さんがその話に耳をほんの少しでも傾けてくれたなら、きっと親の家の相続でもめるケースも激減するんですがねぇ・・・・

親が亡くなってから、親の家の相続の話をするからもめることが多いんですね。
たとえ、あまり話し会いたくはない相続・介護・老後のことでも避けては通れないのが真実。
「備えあれば憂いなし」と昔の諺にもあります。
ずっと家族みんなが仲良しでいるために・・・

でも、
「なにを相談すればいいのかわからない?」
「誰に相談すればいいのかわからない?」
「今はまだ他の兄弟姉妹には内緒で相談しておきたい!」
そんな方がほとんどではないでしょうか?

大事なことなんで、もう一度お尋ねしますね!
『1円でも他の相続人よりも多くもらいたい!
 とお金を選びますか?
 それとも今まで通りの仲の良い兄弟姉妹関係を選びますか?』

思わず「うっ・・・」となった方は次のレポートも読んでみてください。

タナボタの相続泥棒から親の遺産を守る4つの方法



こんな相続がもめる相続!典型的ワースト5