【嫁の親との同居】で婿養子扱いのマスオのストレスをどうする?
嫁の親との同居の話が持ち上がった時にあなたの胸に手を当てて考えてみて欲しい。
本当に最初から嫁の親との同居に賛成でしたか?
嫁から「優しい夫とみられたい!」と思いませんでしたか?
義両親の遺産のことが頭をよぎりませんでしたか?
なにもこれを責めているのではありません。
それが当たり前で普通のことなんですからね。
でも、いざ嫁の親との同居を始めると
傍若無人な嫁の親の言動や行動
※「この家は俺の家だぞ!住まわせてやっているのにもっと遠慮や謙虚さは無いのか?」
このまま嫁の親との同居を続けていく自信が無くなってきた。
※「こんな生活いつまで続くのか?」

当たり前です。
誰でも歳をとれば「意地悪ばあさん」「頑固じじい」になるのです。
高齢になってきた嫁の親にも余裕があればこそまわりに感謝でき優しくもできます。
しかし高齢になれば身体も動かないし、持病も悪化します。
余裕が無くなてくれば八つ当たりもしたくなるのです。
たとえそれが義理の息子であってもです。

だからこそ
しょせん「義理の親」と割り切る
良い夫(義理の息子)を演じない
経済的援助や遺産相続を目に見える形にする
ことが大事です。

夫の「嫁の親との同居理由」が楽観的すぎたのでは?

夫の「嫁の親との同居理由」が楽観的すぎる
きっと嫁の親との同居に踏み切った夫のあなたは心優しい方だと思います。
義理の親であっても自分の親同然と考えての決断だったと思います。
でも、夫の「嫁の親との同居理由」が楽観的すぎだったのではないですか?

実の親と娘だから嫁姑トラブルはなんてない?

世間一般では嫁姑問題で悩む夫はたくさんいます。
その点、実の親と娘であれば嫁姑問題は起こらない?
なんて考えていたのかもしれません。
でも嫁の親との同居の場合
・嫁は夫のあなた
・姑は嫁の母親
なんです。

嫁の親と同居するマスオ状態の夫のストレス解決策は?

嫁の親と同居するマスオのストレス解決策は?
今さら嫁の親との同居を解消することはなかなか難しいと思います。
同居解消するということは夫婦間のいざこざにも発展しかねませんからね。
まずは嫁の親と同居するあなたの心の中の本音をさらけ出さなければいけません。
ええ、きれいごとなんて関係なく

嫁の親はしょせん「義理の親」という割り切る

私はきれいごとは言いません。
確かにある程度の距離があれば優しい義両親だったと思います。
でもいざ嫁の親と同居をは始めたら24時間36日同じ屋根の下で暮らすことになるのです。
些細なこともイチイチ癇に障ることもあるでしょう、

義理の親といっても長年異なる環境で暮らしてきたのですから正直赤の他人と同居を始めるのと同じです。
100%の理解なんてのは無理な話です。
できるだけうまく距離を保つのがベターな対策ではないでしょうか。

介護離婚は最悪|嫁に自分の気持ちをストレートにぶつけて話し合う

嫁の親との同居にイライラする理由は
とうの嫁自身のあなたに対する感謝の気持ちが少ない?
からではないでしょうか。
確かに有名な諺で
「のに!が出たら愚痴の始まり」
ともいうけれど
「せっかくお前お親と同居してやっているのに!
というのが正直な気持ちではないですか?
それをいつまでも心の中に溜め込んでおくといつか大爆発して大きな夫婦喧嘩にもなりかねません。
そうならないように一度しっかりと夫婦で本音で話をする機会をもつのもいいと思います。

経済的援助や遺産相続のことを話し合う

「我慢」と「辛抱」は似て非なるものです。
嫌々する嫁の親との同居はただの我慢でいつか爆発します。
しかし、それが何かの形で報われるかもしれない?としたら「我慢」は「辛抱」へと変わります。
それは嫁の親からの経済的援助ではないでしょうか。

嫁の親との同居ストレス対策で嫁の親の家を売ることも考えるべきかも?

嫁の親との同居ストレス対策で嫁の親の家を売ることも考えるべきかも?
私は介護・相続はきれいごとではできない!
そう考えています。
いくら心優しい夫のあなたでもいつか嫁の親との同居ストレスが爆発!するかもしれません。
では、嫁の親との同居ストレスが爆発しないためにはどうすればいいのでしょうか?
それはずばり嫁の親との同居が報われるかどうか?
だと思います。
いくら嫁の親の介護に尽くしたとはいえ、それが報われるかどうかは法律では決まっていません。
だからあなたの嫁の親との同居で心がモヤモヤしているのではないですか?
たぶんご存知だと思いますが
「同居していた子供」も「ずっと別居だった子供」も同じ法定相続割合です。
法定相続割合以外の遺産相続は
親が生前に遺言を書いておく
相続人全員で話し合って決める。(誰かひとりでもNOなら無理)
なんです。
それがいかに難しいことか?は高齢者専門の不動産会社である私たちが一番痛感しています。

笑顔の江本

嫁の親に現金をできるだけ持っている状況での嫁の親との同居がうまくいくコツかも?
これはたくさんの嫁の実家の売却をしてきた私の考えです。

嫁の親の家の売却で義両親が現金を持っていれば柔軟な援助が期待できるかも?

今の日本では相続財産の中でもっとも大きいのが不動産です。
そして「不動産」はあるけれど「現金」はあまり無い?
そんな方が多いんです。

嫁の親に現金があればこそ得られる経済的援助

嫁の親の家をば売却してでも嫁の親に現金を持っていてもらうこと。
これっってストレートに一番の嫁の親との同居ストレスの対策かもしれません。
これを意味するのは次の動画を観てください。

贈与税がかからない嫁の親からの経済的援助の受け方

直接夫のあなたに経済的援助はなくても子供(嫁の親からすれば孫)に対して教育資金や生活費援助などがあれば、きっとあなたも我慢ではなく辛抱ができるものだと私は思います。

嫁の親に現金があればこそ介護が楽になる

いつか必ず嫁の親の在宅介護も限界がやってくるかもしれません。
その時に老人ホームの費用をどうしますか?
相続でもめることが多いのが「親の介護にかかった費用」なんです。
親の介護って目に見えない形で出ていくことが多いのです。
たくさんの相続トラブルをみてきた私は
「それはそれ、これはこれ!」
という他の相続人たちの主張によく遭遇しました。
これ法律的には必ずしも間違ってるとはいないことなので仕方ない部分もあるのです。

ひょっとしたら「嫁の親を老人ホームに入れる時期が来るかも?」と考えておく必要があります。
その時に備えて嫁の親にもきちんと老後資金は確保していいてもらわないといけないのです。

たくさんの老人ホームをみてきている私は
「高い老人ホームが必ずしも良いとは断言できないが、少なくとも安い老人ホームよりは格段に良い!」
と断言できます。
できれば快適な老後・手厚い介護を嫁の親にも望むならそれなりの費用は覚悟しなければなりません。

折をみて同居している嫁の親の家の売却のタイミングを探しておきましょう

嫁の親の家の売却を持ち掛ける?
これは夫のあなたにしかできないことかもしれません。
嫁にしてみれば「実家を売るなんて!」(涙)と辛い決断です。
しかし、いずれは必ず避けては通れない決断なのです。
もちろん嫁の親が認知症にでもなればそれも困難になります。
このあたりのさじ加減は非常に難しいでですがこれからもいずっと厳しい嫁の親との同居は続けていかなくてはいけませんから頑張ってみてくださいね。