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解体目の片付けはどこまで
相続した実家を空き家のまま放置してたら近所から苦情やクレームがやってきた?
空き家って防犯・防火上あまりおよろしくないのはあなたも十分ご理解しているかと思います。
そこで「相続した空き家の実家の建物の解体」を真剣に考えているかもしれませんね。
しかし、ここで頭の痛い問題が・・・
実家の中に残ししている(放置している?)荷物をどうすればいいのか?
実家の片付けは時間も労力もかかるものですから、できれば避けて通りたいのが正直な気持ちですよね。
ある人は
「そんなどうせ建物を解体するんだから一緒に壊して廃棄すればいいだけじゃん!」
なんて安易に考えているかもしれません。
でも、そうは問屋が卸さないんもです。
たしかに、十数年前までは私もそうお客さんに説明していました。
しかし今は実家を片付けてからでないと実家の解体もできないのです。

解体費用を安くしたいなら解体前に実家の荷物の片付けはやるべき

実家の解体取り壊し

空き家のまま放置されている実家はたいていオンボロでいつ倒壊してもおかしくない状況のこともあります。防犯・防火の面からもご近所に迷惑はかけれません。
また実家売却で買主からの購入条件として建物解体後での更地渡しを迫られることもあります。
そこで実家の売却のお手伝いをさせていただいている実家売却専門の不動産屋である私が建物解体業者の見積もりを依頼すると・・・

笑顔の江本

建物解体費用の相場目安は
木造住宅で1坪当たり3万円~4万円
鉄骨住宅で1坪当たり4万円~5万円
鉄筋住宅で1坪当たり5万円~6万円

程度と認識しているのですが最近はこれ以上に高い見積もりが出てくることが多くなってきました。

解体費用とは別に残置物の仕分けや廃棄物ゴミ処分費用が高くつく!

確かに実家の片付けなど時間も手間もかかりますから、いっさいがっさい全部まとめて建物解体業者に依頼したいのが楽かもしれません。
もちろん解体工事の残置物(廃棄物)の処分は、解体工事とまとめて解体業者に依頼もできます。
でも概算見積もりをお願いした建物解体業者さんとご実家の中に入るとその建物解体業者の顔が一瞬で曇ってしまうケースも少なくないのです。

建物解体には
・建物取り壊し作業費用
・取り壊しに伴う残材廃棄物処分費用
から成り立ちます。
昨今の環境問題の観点からか取り壊し残材廃棄物処分費用が高騰しているのです。
この廃棄処分費用を抑えるために「解体前に実家の片付け」をおすすめしています。
建物解体業者もの廃棄物の処理には細かく仕分けしなければならない時代です。
燃える物 燃えない物
鉄などの金属
プラスティック
などなど分類しなければならないものは多岐にわたています。
建物自体ならばある程度の仕分けもできますが、家の中に残っている荷物の仕分けなどはとても大変で得意ではないのです。
日頃ヘルメットをかぶって重機を運転しているガテン系の職人さんたちが実家の荷物をチマチマ細かく仕分けなんてできないのです。

「細かく仕分け分類された廃棄物の処分費用」と「ごちゃまぜの廃棄物処分費用」は何倍もの差があることは知っておいいてくださいね。

溢れかえった荷物でいっぱいの実家で建物解体業者も絶句する

私は相続専門の不動産会社なのですが、実家の売却してきちんと相続人でお金で遺産分割するためにはファジーあいまいな部分は極力少なくしなければいけません。
売却できる値段や実家の建物解体費用など予め概算でもいいから目安となるものを各相続人さんに伝えなければいけません。
各相続人さんの一番の関心事は「いくら相続できる?(もらえる?)」ということなんですからね。

そこで出入りの建物解体業者に概算見積もりをお願いするために現地で待ち合わせもします。
道路が狭ければ解体重機も入らず人力で解体・搬出することになれば解体費用もとんでもなく高くなります。
道路条件や建物構造だけを現地で確認し
「まあ、概算ですけどこれくらいの建物解体費用はみておいてください」
という段取りなってしまうものです。

なぜなら
相続人さんが遠方に住んでいる?
相続でちょっともめている?
などの諸事情で実家内部の様子を確認できないことも珍しくないのです。
実家の鍵をお借りできない以上は目視でも概算見積もりとなってしまいます。

実家の中には何十年も入ったことがない子供も多い

元気だった親の生活の状態を知らない?
いろいろなことがあって親子関係が絶縁(嫁姑問題もよくありました。)
長期間の老人ホーム生活
そんな事情で最後に実家に入ったのはもう何十年も前のこと
しかもその時は親の暮らすスペース(寝室・リビング)だけで他の部屋がどんな状況になっているか?なんて把握していないことも多いのです。

物を捨てない?捨てられない?それが高齢の親の習性

足場のないほどに溢れかえっている親の荷物
それはほぼ価値のない物ばかりです。
「よくまあこれだけ溜め込めたものだ・・!」
と驚かされることは失礼ないながら私も日常茶飯事です。
はっきりって99%はガラクタといってもいいと思います。

ゴミ処分に伴い解体費用は大幅に増額されてしまうことも

今はめちゃくちゃゴミの廃棄処分費用が高くなってきています。
またいっさいがっさいまとめて処分できないのです。
分別仕訳処理しないと廃棄物処分業者が引き受けてくれないそうです。
そこでいらぬ分別にかかる人件費もかかりますし、残置物によってはかなり費用のかかる物もあります。

泣く江本

「建物解体費用とは別に残置物の廃棄物処分費用は
 これくらいかかりますわ!」

と言われる金額に頭を抱える私です。

実家の片付けは解体前にどこまでやるべきか?

解体前の片付け

建物解体費用とは別に請求されることも多い廃棄残置物の処理費用ですからできるだけ事前にその処分をしておくといいと思います。
4tトラックダンプカー1台当たり7万円~9万円程度とされる廃棄処分物処分費用がかかりますから、いかにそれを減らすかなんですね。
ですからがらんどうになるまで片付けがお薦めです。
解体工事の見積もりは解体工事に関する部分のみ片付けは含まないようにすべきです。
解体工事業者もよく遺品整理業者をよく利用します。
なぜなら自分たちは解体工事のプロで遺品整理のプロではありません。
解体工事業者が遺品整理業者に頼む場合は中間マージンも発生し、高い遺品整理になりがちなんです。

一般家庭ごみで処分できるものは自分で処分

衣類やその他一般家庭ゴミで処分できるものは処分しておくほうが良いでしょう。
ただし、一度に廃棄処分はちょっと考えものです。
ですから、何度も複数回に分けて搬出するのもありかもしれません。
紙や布製品などかさばるものはできるだけ解体前に処分しておくことをおすすめします。
このあたりこはコツコツを自分たちでも処分できる物ばかりです。

意外と困りものが床暖房代わりに使っていた温熱カーペットなどがあります。
素材ごとに分けてださないといけないのに布製品と電熱部分にわけなくてはいけません。
自治体に出せば数百円で済むものですから処分しておきましょう。

家具や家電などの大型ゴミ

これ、意外と残置物処分の大物です。
事前に自治体に相談して廃棄処分を済ませておくことをお勧めします。

市役所など自治体に相談してみる

もちろん費用はかかりますが、建物解体業者に依頼することを考えればかなり割安ですし
「一般廃棄物を処分したい」と相談すればいろいろなアドバイスをもらえると思います。

「建物解体」と「実家の荷物の片付けと処分」は別物と考えた方がよい

解体工事を依頼する解体業者に見積もり依頼する前に
残置物はできるだけ少なく空に状態にしておくことが大事です。
なぜなら「建物解体」と「実家の荷物の片付けと処分」は別物と考えた方がよいからです。
建物解体業者は建物解体のプロでありますが、実家の片付けのプロではないからです。
ですから、解体前に実家の片付けは済ませておくことをベターです。
その方が解体業者も見積もりを出しやすく結局は解体費用の節約になることが多いのです。

しかし、諸事情によりそれも難しい場合もあるかと思います。
そんな場合は後で別途費用を請求されないように、残置物の状態・量を現地で建物解体業者がしっかりと確認してもらうようにしておきましょう。

解体前に遺品整理業者に依頼して実家の片付けを終わらせておくのもお勧め

ある程度自分たちで実家の片付けを済ませても、やはり最終的にはプロの遺品整理業者の力を借りるのも考えるべきかと思います。
どうしても素人ではなかなか処分できない物ってたくさんあるからです。

ある程度片付けや荷物の整理が終わった実家ならプロの遺品整理業者に依頼してもかなりコストパフォーマンスが高くなります。


おすすめ解体業者一括見積サイト

\安くて良心的な解体業者を探すなら/
クラッソーネ 公式サイト


売却目的で実家の解体を考えているなら解体前に相談してください


私たちは相続した実家の売却を専門としています。
そこで私たちは今のままの状態
建物の解体もしない
中の残置物もそのままでOK
での売却もたくさんしています。

せっかく
高い解体費用を払って取り壊したのに?
大変な思いをしてまで実家の片付けをしたのに?
売却代金はそれほどの差が出ないということも多いのです。
特にオンボロで築古の実家お場合はその傾向は大きいです。
なぜなら、最終的に一般ユーザーは買わないことが多いからです。
そこにはやはりリノベーション・フルリフォームや建物解体して建て直すしか売却できないことが多いのです。
実際に「建物解体費用」や「実家の片付け費用」は一見さん(いちげんさん)である一般の方が行う費用と私たちみたいな専門会社と提携している提携企業ではかなり差が出てきてしまうことも多いです。
やっぱり定期的に「建物解体」「残置物撤去」を発注していますし、何件か同時に処理することもあるのですからかなり安くはできます。
ですので、相続した実家の解体や片付けを売却のために考えているのならお気軽に私たちに相談してみてください。
「実家の片付け」「実家の解体」なしに売却することもご相談に乗れることも多いです。
結局、実家の片付け費用や実家の解体費用を負担するよりも経済的にも精神的にも楽でスピーディーな解決となることも少なくありません。

おすすめ一括不動産査定サイト

\実家がいくらで売れるのか簡単にわかる/
イエウール 公式サイト