空家の解体取り壊し費用の相場は木造で坪当たり3万円~4万円程度
実家の解体取壊し工事

誰も住まなくなった空家はあっという間に老朽化します。
ものの数年間で空家はオンボロに朽ち果ててしまうのです。
そんな今にも倒壊寸前の家はご近所にとって恐怖の代物になってしまいます。
なので、相続した実家などが空き家なら早めに解体することも考えないといけません。
でも、その建物解体費用っていくらくらいなのでしょうか?

ご近所に迷惑をかけてしまうかもしれない恐怖のオンボロな空家の放置

空家って不用心です。
ちょっと目を離した隙に、誰かが勝手にゴミを捨てていったりもします。(不法投棄)
誰も住んでいないことを利用して不審者の侵入もあります。
空家への放火事件も後を絶ちません。

もし、そこで犯罪があったなら・・・?
もし、そこに放火でもされて火事になってしまったら・・・?
ご近所さんに大迷惑をかけてしまいます。

でもご近所さんはそれに文句を言えないという矛盾もあります。(怖)(失火法)
だからといってそのまま空き家を放置しておくのも人として良心を疑います。

失火法

もし、その空き家が火事になって周囲の家まで焼いてしまっても
重過失が無い限り、損害賠償を免れるという法律。
これって近所の人からすれば恐怖しかありません。
そんなご近所に多大な恐怖を与えている空家を解体するのにはいくらかかるのでしょうか?

空き家の解体費用の相場

建物解体

空家の解体取り壊し費用はその物件によって異なります。
広い道路に面していて、大きな重機が搬入できるところもあれば
狭い道路で人力でしか壊せないところもあります。
また、連棟長屋であれば切り離しのよる補修工事も行わなければいけません。
その条件によって、解体費用は増減してしまいます。
ですがある程度の目安となる相場もぜひ知っておいてください。

解体取り壊し費用の相場の目安

木造住宅の解体費用
坪当たり3万円~4万円程度
骨造住宅の解体費用
坪当たり4万円~5万円程度
鉄筋コンクリート造住宅の解体費用
坪当たり5万円~6万円程度
これがひとつの目安となります。
ただ、これは地域にもよって若干増減してしまうこともあります。

ご自分の所有している住宅の床面積の合計を3.3平米で割って大体の坪数を計算したら
この解体費用坪単価を掛けてみていただければ概ねの解体費用の目安が計算できます。

また、気を付けていただきたいのが意外と浄化槽の撤去費用が高いです。
浄化槽の撤去費用
1か所あたり50万円~70万円程度
もし、その空家に下水道が無くて浄化槽ならその分を上乗せしておいてください。

安価な見積もりを出してくる解体業者には要注意

悪徳解体業者

確かに1円でも安く解体費用を抑えたいのが正直なお気持ちでしょうが
あまりに安い解体費用を提示してくる解体業者には少し注意が必要です。

きちんと残材や廃材を処理してくれないこともある。

これは不動産屋である私も経験したことがるのですが、
なんとその解体業者は取り壊した残材を現地に埋めて隠していたのです。
後から出るわ出るわ!コンクリートの塊やいろいろな残材が・・・・!

その土地を購入していただいたお客様が家を建てるために、
土地を掘ったらそんなゴミがわんさか出てきたのです。

これは大きな問題となりました。
「うちはこんなゴミまで買ってません!」(怒)
と新しい所有者である買主はカンカンです!
「あわや裁判?」
そんなところにまで発展しかねませんでした。

特に基礎がしっかりしている建物がある場合は特に気を付けてください。

今はなにを捨てるにも大きなお金がかかります。
それを節約するためにそんなことを平気でする解体業者もいます。
悪徳解体業者「その残材!うちが埋めたっていう証拠がありますか?」
なんて開き直る解体業者もいます。
確かにゴミ同然のスクラップやコンクリートの塊に名前なんか書いていませんよね?

でもそこには築数十年の古?い建物が建っていました。
そんな古い建物が建っている土地に建築前からそんな残材が埋められていたなんて考えられないのですが、それを証明するなんて不可能ですよね。

しかも、そんなことは新しい買主には関係ありません。
問題は
買主 VS 建物の解体業者
ではなく
買主 VS 売主
なんです。

結局、売主に再度掘削してもらってその残材を撤去してもらいました。
解体費用を安く抑えるためにしたことが、かえって高くついてしまいました。

解体して建物が無くなると固定資産税が大幅にアップします

ご近所に大迷惑を与えてしまうかもしれない倒壊寸前の空家が放置され続けている原因に
固定資産税大幅アップの問題があります。
いくら古くても建物さえ建っていれば、住宅用地として固定資産税などは軽減措置を受けることができるからです。

固定資産税などの税額を計算する基となる課税標準額が200㎡までは1/3~1/6に軽減されます。
そのために誰も住まなくなった空家でも放置されているんですね。
でも、現実にはそのおかげでご近所の人が大迷惑をこうむっているんです。

コインパーキング用地として貸し出すことも?

その固定資産税アップの対策として、
コインパーキングとして貸し出す
こともエリアによっては可能です。

不動産屋の私が主戦場としている大阪では、普通の住宅街でもコインパーキングがたくさん出来てきています。
コインパーキングは、今はもう普通の立地条件でも成立することが可能なんですね。(驚)

私も今は通勤用の車は今まで月極めの駐車場を利用していました。
しかし、計算するとコインパーキングの夜間料金を利用したほうが得なんで、月極め駐車場を解約して毎晩コインパーキングを利用しています。
狭いコインパーキングなんで少し駐車しにくいのですが、毎月の出費を安く抑えることができるのですから仕方ありません。

意外と狭い土地でもコインパーキングが可能なこともあります。
こんな風にうまくコインパーキング用地として利用することができれば、
なんとか固定資産税アップ分も賄うことができるかもしれません。

空家の解体を考えている方であれば、一度コインパーキング業者に問い合わせてみてはいかがでしょうか?
もちろん私もたくさんのコインパーキング業者も取引があるのでよかったら相談してみてくださいね。

空き家の解体費用がない方は自治体に補助制度も調べましょう

地方公共団体でも放置された空き家の問題に頭を悩ませています。
ですので建物解体費用の一部を補助するところもありますから調べてみてください。

自治体によって名称も補助助成金の名称が異なりますので気をつけてください。
老朽家屋等解体工事助成
老朽危険空家解体補助金
空き家解体補助金
空き家解体助成金
解体撤去費助成
空き家解体費補助制度

などがあります。
空き家のある自治体のホームページなどで確認してみましょう。

残念ながら都市部に買いたい補助の助成金を出しているところは少ないのも現実ですが・・・・

富山県黒部市解体工事費用の2分の1以内(上限50万円)
神奈川県愛川町*補助対象経費の2分の1以内(上限30万円)
兵庫県姫路市解体撤去費用の5分の1以内(上限30万円)
埼玉県行田市解体工事費用の2分の1以内(上限50万円)
和歌山県和歌山市空き家の除去費用の3分の2以内(上限60万円)

不定期に実施されていることもありますので常にチェックしておいてください。

空き家を相続放棄しても管理者責任は免れない

民法に次の規定があります。
【民法940条】
相続の放棄をした者は、その放棄によって相続人となった者が相続財産の管理を始めることができるまで、自己の財産におけるのと同一の注意をもって、その財産の管理を継続しなければならない。

つまり、たとえ相続放棄をしても、次の相続人がきちんと決まるまでは
たとえ相続放棄したとしても当初の相続人であった者が責任を持ってキチンと管理をしていかないといけない!ということです。
相続放棄をしたのならその次の相続人が決まるまで
その次の人が相続放棄したのならばその次の相続人が決まるまで
つまり最後に相続放棄した人が次の相続人が決まるまでは管理者としての責任があるということなんですね。

ただ空き家の建物を解体する前に大仕事があります。
それは実家の片付けです。
これが意外と大きな問題になります。



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