長男
相続トラブルでの典型的な例ですね。
確かに昔は家督相続といって長男がすべて相続するのが当たり前だったのです。
そんな時代に生きてきた昔の方でしたらそう考えてもしかたありません。
でも、都合の良いときだけ急に長男であることを振りかざす方もいます。

ここで注目していただきたいのは、
「それほど大きな遺産でもめていない!」
ということです。

そして
よくもめるのがこんな場合の二次相続なんですね。
お父さんが亡くなって、
そしてお母さんが亡くなってしまった。
すると親という重石が無くなって、
相続人同士が自分勝手に好き放題言い出してくる?!

だから相続はもめるんです。

「俺が長男だから全て独占して遺産は相続する」という兄に対して

相談者53歳女性 夫57歳 娘20歳
8年前義父が亡くなり夫の兄と共に義母のために財産放棄した。
1年前、その義母が亡くなり四十九日の席で義兄は夫に
「(俺は)長兄なので全ての財産は俺­が相続するからお前には何もないぞ」
と話しをしたらしいが、兄弟なので財産は半分に分­けて欲しい。

一旦 母親に全て相続させてたのだが・・・

波風を立てたくないから、とりあえず全ての遺産を母親に相続させる!

よくあるケースです。

今回 お父様が亡くなった時
現金600万円 住んでいない田舎の家があったようです。

そしてそ管理は長男の兄が資産管理していた。

しかし、そのお母様も亡くなった時に
長男が全て相続すると言い出している。

うがった見方をすると、既に長男が遺産を消費してしまっているかも?

今は相続は兄弟平等の相続割合であるということは常識であると思います。

しかし、長男が全て「俺が相続する!」と言いだしているのは・・・・?

ちょっと疑念が・・・?

お母さんが全て相続させた遺産(現金)をひょっとすると
もう無いのかも?

長男が全部相続するという言い分にも一理あるときもある

点で見れば、
このご長男が強欲であるように見えるかもわかりません。
しかし、線で見れば
長男が長年 同居の苦労や
お母様の介護や看病などで大変な労力を長年してきたのかもわかりません。

「母親の面倒もみないで、相続の時だけ権利を主張するのか?」
ということもあるわけでして・・・

これは、各相続人の視点が変われば
どの相続人からも
「自分の主張が当然である!」
と考えるわけです。
何億円ものいさんならいざ知らず、たったの◎百万円?では他の兄弟たちに分ける分もないというのも理解はできます。

ただ、調停にまでこじれると
長男さんの言い分は中々 通りません。

家族は相互に扶養義務があるからです。
「俺がずーーーっと面倒をみてきたから、
 特別寄与分で多めに相続するのは当然だ!」

という主張はなかなか通らないのです。
この特別寄与分は
よほどのことがないと認められない!

ということも知っておいてくださいね。

こちらも参考にしてください
参考:これがもめる相続トラブルまとめ【ワースト5】次はあなたの番?