特別養護老人ホーム?小規模多機能型居宅介護?親の在宅介護がいよいよ限界に近づいてきた時に介護施設の選び方は非常に難しい現実

ほんの少し前の出来事もきれいさっぱりわすれてしまう?
同じことを何度も何度もエンドレスで訊ねてくる?
そんなかなり認知が進んできた義母ですがまだまだしっかりしています。

前回の「帯状疱疹」発症事件時(救急車発動)には「うわぁぁぁ・・これはいかん!」というくらい目がトロンとしていましたし、もはやコミュニケーションもしっかり私たちともとれなくなってしまいました。
夜もベッドで眠らず、リビングのテレビの前で寝てしまいます。
(暖房もタイマーで切れてしまいます。)
そこで義母はソファーの上でトイレも行かず動けなくなっていました。(失禁していました)
めちゃくいちゃ寒い日の早朝にわたしたちは駆けつけてあわてて救急車を呼びました。
義母は古い戸建て(隙間風もあります)での独居ですので万一のことがあったら心配です。懇意にしている介護事業者に無理を言ってとりあえずショートステイで様子を見ることにしました。
いつも義母が通っているデイサービスの介護施設ではショートステイはいつも一杯で今回も断られてしまいました。
ショートステイはなかなか緊急時には利用できないのが現実です。

「家に帰りたい!」と懇願する義母のために決めた小規模多機能型居宅介護だったが。結果はわずか数時間で「こんなところにはおいて置けない!」とわずか数時間で連れて帰ることにしました。

家に帰りたいとせがむ入院している義母
一時は最悪のことも頭をよぎりましたが、幸い義母は十日間程度の入院で奇跡の大復活で元気になりました。
「家に帰りたい!」としきりに望む義母のために小規模多機能型居宅介護を調べてみました。
実家を基本的拠点に、泊まりである「ショートステイ」昼間の「デイサービス」そして「訪問介護」をすべてひとつの介護事業所で行うこの小規模多機能型居宅介護はある意味わたしたちにはベストの選択ではないか?と思えたのです。
もちろん事前に今回の小規模多機能型居宅介護を行っている介護施設にも見学に参りました。
見学とそのケアマネージャーとも懇談し詳しい説明を受けた結果、私たちの求めていた内容でしたので「ここにしようか?」と結論を出しました。

笑顔の江本

無理を言って入れてもらったショートステイ先でしたが義母のことを考えて「今までありがとうございました。今回 小規模多機能型居宅介護の施設に移動させます。」と伝え義母を連れて行くことにしました。

「こんな所には置いてはいけない!」とすぐに連れて帰りました。

現実に連れて行くとそこは考えていた空間とはほど遠いものでした。
今から考えれば、いろいろ小規模多機能型居宅介護を調べている時に見つけたこの動画の方の言っている意味がすごく理解できました。

泣く江本

同じ介護業界の方なのでズバリとは言えないのでしょうね・・・?
すごく奥歯に物の挟まったような話し方なのでその時はすっと聞き逃してしまったのです
今となればその意味が少し理解できたような気がします。

あくまで個人的な意見ですし今回の小規模多機能型居宅介護施設が合わなかっただけとは思いますが、結局この小規模多機能型居宅介護って全てにおいて中途半端?という印象を持ってしまいました。

「小規模多機能型居宅介護ってなかなかビジネス的に採算が合わないんだよね・・・?」と知り合いの介護事業者さんから聞いたことがあります。
確かにワンストップで通所(デイサービス)・宿泊(ショートステイ)・訪問(訪問介護)を行うこの小規模多機能型居宅介護ってすばらしいシステムだとは思うのですが、そうなると採算的に合わないのがよくわかりました。
その時には単にビジネス上のことだけだと思っていたのですが・・・・

楽しいデイサービスなんて期待してはいけないのかもしれない

ただテーブルに座らされているだけの入所者さんたちでした。
そこには楽しい団欒などありませんでした。
ただみなさんじーーーーーと椅子に座っているだけの方ばかりでした。
私としてはそれほど介護度の高くはない人たちばかりと予想していたのですが、ほとんどの方はとても介護度の高い人たちばかりでした。
少人数の悲しさか?まるでレクレーションというものはなく笑い声などはありませんでした。
やはり専門のデイサービスを行っている介護施設の雰囲気からはかけ離れたものでした。

施設内容や介護スタッフに【質】を求めることは高望みかもしれません。

施設も狭くてとても綺麗とはいえないところでした。(はっきりいってひどかった)
入所手続きの間、義母に寄り添っていた私に「トイレに行く」という義母をトイレに連れて行くと
義母が「便器にウンチがついてる!」と言って気持ち悪がり義母は用を足せませでした。

また、介護スタッフもとても少なすぎる印象でした。
これでは夜間に何かあったときに充分な介護スタッフがいるとは思えない感じでした。
またそのスタッフもお世辞にも親切で優しそうな方は1人もいませんでした。(あまりの低レベルに私たちはドン引きでした。)

泣く江本

今まで通っていたデイサービスの介護職員さんや今のショートステイ先の老人ホームの介護スタッフさんと比較したら、とても見劣りのする介護スタッフさんばかりに私にはみえました。確かに仕事の内容を考えればかなりのハードワークは間違いありません。しかも、居宅介護をサポートするという風に私は捉えていたのですが、入所さんはかなり介護度の高い人たちばかり・・・・
大声で暴れまくる方もいて、しかもそれを見て見ぬふりをす介護スタッフの方には驚きました。
少し介護職員さんと会話をするととてもビジネスライクの他人行儀の話し方にまるで高い志を持っているようにはとても感じられませんでした。

笑顔の江本

今まで受けていたデイサービスや今のショートステイ先の老人ホームの介護スタッフさんのきめ細かい対応サービスに初めてその高い志を感じることがわかりました。
正直、小規模多機能型居宅介護って「帯に短しタスキに長し」という印象を今回で痛いほど感じてしまいました。
まだまだ義母をどうすればいのか?結論は持ち越しにして再度今のショートステイ先にしばらくいさせてもらうことにしました。
今回もわがままばかりを言ってしまったショートステイ先には頭が上がりません。
ありがとうございます。


やはりきちんとした介護施設ではそれなりのサービス内容や介護スタッフの教育が行き届いているのですね。

「小規模多機能型居宅介護はビジネス的に採算合わないんだよね」と教えてくれた知り合いの介護事業者の言葉の意味がよくわかった今回の教訓でした

確かに考え方やシステムはすばらしいものがある小規模多機能型居宅介護なのですが、現実的にビジネス採算ラインが厳しいのでは、施設設備や介護スタッフに充分なお金をまわせません。ですからかなり厳しいものがるのがよくわかりました。

笑顔の江本

きっとすばらしい小規模多機能型居宅介護の施設ってあるとは思うのですが、居住地でしか選べないのでなかなかそんな施設を探し出すのはかなり難しい問題かもしれません。

泣く江本

義理の関係でもあり近居は考えていませんでしたし、もはや時すでに遅しです。
義実家は交通の便が悪いところですし、私たちは狭いですがマンションを購入しています.その義実家までは車で20分程度ですが、これでは決め細やかな対応はできません。
義母は今でもデイサービスに行きたがっていますが特養ではそれはありません。(認知はそれなりに進んでしまった義母ですが特養では退屈で暇をもてあましています。)
そもそも義母の生活で問題なのは夜だけなのですから、私たちがもっと近くに住んでいたら、今なお義母は機嫌よくデイサービスに出かけていってくれたかもしれません。
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