親の介護を他の兄弟に任せっきりの方は「親の介護を任されたその兄弟がどう感じているか?」を考えたことがありますか?

親の介護を見てみないふりをする兄弟

「いつも親の介護を任せっきりで申し訳ないなぁ・・」
と心から感謝しつつも現実にはなにも自分は行動を起こさない?
見ざる、言わざる、聞かざる
を親の介護について決め込んではいませんか?

親の介護なんてきれいごとではできません。
これが現実です。
お金だけでなく、時間も精神的的苦痛もすごく大変です。

しかし、そのことに気付いていない他の兄弟たちも多いんですね。
いつしか、親の介護はやってもらって当たり前?の状態が普通に感じてしまっているかもしれません。

こんなブログがえらくバズりました。
※バズる・・・SNSなんかで拡散されること
今はこんな仔細なつぶやきが一気に拡散される時代です。
※少し前の「保育園 落ちた。日本 死ね」もバズりましたね。

叔父のブログを見つけた

年に数回だけ実家に来る伯父のブログを見つけた。
瞑想のブログだった。

20年以上やっているそうで、
あちこちで講演会なども行っているらしい。

瞑想をやっていれば人生最高みたいな内容。

瞑想やってる時間を少しばかり削って
親の介護をしてはいただけないでしょうか。

あなたの妹である私の母とマスオさん状態の父は、
あなたの両親を20年以上介護し続けています。

ブログに両親への感謝を書き綴っている時間があるならば、
その親のうんこの処理に来てください。

ハテナダイアリーより

いまはブログ・ツイッター・FaceBookなどいろんな形で個人が情報発信している時代です。
そこに書かれていることが今の社会の問題を赤裸々に映し出すこともよくあります。

また私も相続の話し合いの場で
「長男らしいことなんて少しもしてこなかったくせに、偉そうに長男ぶるな!」
と面と向かって兄に怒りをぶつける現場にも遭遇してしまいました。
相続人である子供たちみんなで遺産分割について話し合う相続ミーティングを開こう!
しかし、その後
「はぁぁ、江本さん これですっきりしたわ。後はうまくみんなの意見を調整してくださいな」
なんて言われて複雑でしたがね。(汗)
言われたご長男さんも
「妹の介護の苦労に気付かなかったことにはボクも反省しています。
 ある程度この相続は譲れるところは譲るので江本さん よろしくアドバイス頼みます」

と雨降って地固まるでほっとしたこともあります。(これはかなり希少なケースですけどね)


ボクは「正々堂々と親不幸者宣言してもいい!」と考えています

笑顔の江本

僕自身はきれいごとなどを言ってごまかさずに、正々堂々と
「私には親の介護はできません!」
と親不幸者宣言をしてもかまわないんじゃないかな?
と考えています。

時間が無い?
お金も無い?
遠く離れて暮らしている?
だから親の介護はしたくてもできないという現実を変えることはできません。
そのせいで親の介護を子供たちの中で誰か1人に親の介護を押し付けている?押しつけられている?という状態はよくあることです。

でも、「無理なものは無理」と断言することに少し良心の呵責もあるのは否めませんけどね。



だから、「親の介護」と「遺産相続」はワンセットで考えて欲しい

親の介護と遺産相続はセットで考える
私も多くの遺産相続トラブルを見てきて感じるのは
「それ(親の介護)はそれ!これ(遺産相続)はこれ!」
という方たちが遺産相続でもめているのです。

法律では親の介護を長年献身的にしてきた子供も一切親の介護なんてしてこなかった子供も平等な法定相続割合です。
親の介護をしてきたからといって必ずしも多く遺産相続できるわけではないのです。
もちろん、遺産分割協議で「お兄ちゃん、親の介護大変だったでしょ!だから私たちより多く相続してね」なんて話し合いになれば問題はないのですが、多くの遺産分割協議の現場ではそうはいきません。
また、仮に遺産相続でもめて家庭裁判所に調停を申し立てて親の介護を特別寄与分として主張するには多くの証拠が必要です。

親戚のお葬式や結婚式で久しぶりに顔を合わせた兄弟姉妹が表面上では笑顔で話していても、本音でははらわた煮えくり返っている?なんて事態も珍しくは無いのですよ。

どうして親の介護を押し付けられた子供が怒るのか?

不公平な親の介護負担に怒る

どうして親の介護を押し付けられた子供が怒るのか?
その一番の原因のやはり報われない介護だからではないでしょうか?
いくら尽くしても尽くしてもそれが報われるかどうか?もわからない状態で
辛く苦しい親の介護を続けるにはいつか心が折れる時が来るものです。

だから、親の介護と遺産相続をワンセットで考えることの大事さをご理解していただけないでしょうか?

「そんなことはわかっている!ちゃんと考えている!」
といっても親の介護をしている側はきちんとした証拠が欲しいのです

泣く江本

数々の相続トラブルを見てきた私は
「ただの口約束を信じるのは危険ですよ!」
とアドバイスするしかないのです。

やはり相続が発生した後で、そのこと(報われる介護)が実現できるとは断言できません。
いざ相続が起こると人の気持ちは簡単に変わってしまうのです。
そうです。
親の介護をしてくれている他の兄弟姉妹たちに心から感謝しているあなたであってもです。
※あなたはそのつもりでも妻や夫がそのことを理解してくるとは限りません。

だから親に遺言書を書いてもらうきっかけを作ったり、私みたいな第三者を入れて兄弟姉妹たちで親の介護や相続のことを話し合う場を作る努力を私なりにしています。

あなたの自宅や実家で行う【親の老後・介護・相続を考える出張セミナー】
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